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- 【農学部】できるだけ多くの問題と格闘することで、数学の発想力を鍛えた
【農学部】できるだけ多くの問題と格闘することで、数学の発想力を鍛えた
- 合格体験記
- 2025/01/17

- 目次
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高3になるまで、志望校を検討していなかった R・F先輩。まずは志望校を絞るところからスタートしたそうですが、そこから北大合格を勝ち取るまでにカギとなった対策とは?
先輩データ
北海道大 農学部生物資源科学科 R ・ F 先輩
香川県 高松桜井高校出身
高校時代の部活: 卓球部 (活動は週5日、高3・ 6 月に引退)
R・F先輩の高校時代の成績データ
志望大決定のためにとことん情報収集
大学では農学部で野菜の研究をしたい。そう思っていた僕でしたが、高2の冬の時点で大学についてはほとんど調べておらず、模試の志望大の記入欄にも、知っている大学をとりあえず書いておくような状態でした。
でも、志望大が定まっていたほうが対策しやすいし、同じ農学部でも、大学ごとに専門性が違っていたり、キャンパスの地域性も学びに関係してきたり しそうですよね。
そこで全国の農学部がある大学を調べて、「挑戦圏の大学」「実力相応の大学」「安全圏の大学」に分けて詳細をチェック。それぞれどんな勉強ができそうかを比較して、自分の希望にマッチしそうなところを探していきました。
そうして高3に上がるタイミングには行きたい大学を2、3校に絞れたため、その後、模試を受けたり、勉強の方向性を考えたりするのが楽になりました。
ひらめきが必要な数学は「まんべんなく解きまくる」
北大に合格するためには、まずは共通テストで一定以上の点を取る必要があります。
そのうえで、2 次試験の応用問題にも対応できるようにしておかないといけないわけですが、なかでも 北大の数学は、解説を見たら理解できるものの、解く時にはひらめきを要するような問題 が出されることがあります。
だから、解ける問題が出るかは運次第 ! なんて言いたいところですが …。そうならないために、多くの問題と格闘して、解法の引き出しを増やしていくことが大事。
そのうえで、万が一に備えて、全教科をまんべんなく勉強しておくことも必要だと思います。
数学の対策で僕が活用したのは、基礎から応用までの問題が詳しい解説つきでまとまっている『青チャート (チャート式 基礎からの数学) 』(数研出版)です。
まずは、章末問題に挑戦。解けたらその単元は理解できているものとみなし、逆に解けなかった単元は練習問題に戻ってとことん解くという方法で、効率的に全単元を復習 していきました。
そうして基本的な定理などをしっかりと理解しておいたことが、僕にとっての北大合格の勝因になったと思っています。
「これも農学?」幅広い分野を学べて大充実
植物の病気や構造、造園、昆虫、園芸作物 …。農学部生物資源科学科は「これも農学?」と思うほど、幅広い分野を勉強 できて楽しい毎日です。
なかでも印象に残っているのは、16品種のリンゴの食べ比べをするという実験です。文字どおりおいしい実験でした。比べてみるとそれぞれの違いがはっきりとわかることに驚いたし、いい経験になりました。
キャンパスには広大な農場も
北大のキャンパスは自然が多く、キタキツネやシジュウカラなど、動物もたくさん見かけます。さらに、広大な農場や農場施設も。
僕は 野菜などを育てるサークルにも入って農学部ライフを楽しんでいますが、農学を学ぶにはうってつけの環境 だと思いますよ !
R・F先輩の受験基本DATA
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※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。