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北海道

【工学部】勉強環境を工夫して、着実に力をつけた!            

合格体験記
2025/01/17

行きたい学部が決まらず、勉強のやる気も出なかったという S・K先輩でしたが、高 3になってから模試の判定がぐんぐん上昇。どんな方法で、力をつけて行ったのでしょうか。

先輩データ

北海道大 工学部応用理工系学科  S ・ K 先輩

福島県 公立高校出身

高校時代の部活: ジャズ研究部 (活動は週5日、高 2 ・ 12 月に引退)

S・K先輩の高校時代の成績データ

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やる気が出ず、日替わりで勉強環境をチェンジ

高3の秋頃まで志望大が固まらなかった私にとって、受験勉強はやる気との戦いでした。

特に自宅では危機感すら覚えるほど気持ちが切り替わらなかったため、高2の冬になっても基礎固めがはかどらず。

そこで、学校帰りに図書館に寄ったり、塾の自習室を活用したりと、人目があるところに日替わりで行くように工夫したところ、少しずつ勉強がはかどるように なりました。

その結果、模試の判定も少しずつアップ。高2の冬にはC判定が並んでいたものの、志望大が固まった高3の秋以降は、A 判定まで追い上げることができました。

苦手な数学は基礎問題をひたすら解いて克服

私が北大工学部に合格するために力を注いだのは、大の苦手だった数学です。

といっても、難問対策をしたわけではなく、基礎的な問題をひたすら解いた ということ。

解けるようになるまで繰り返し演習したおかげで、数学の基本的な考え方が身に付いてきて、本番に太刀打ちできるまでになりました。

北大2次試験の英語、「空欄補充」に注意!

なお、北大を受けるなら注意したいのは、2 次試験の英語の長文読解に、空欄補充の問題があることです。

英文中に空欄があって、文の構造と意味を読みとりながら選択肢の英単語などをあてはめていくのですが、他大学ではあまり見ない出題スタイル のような気がします。たくさん過去問を解いて、慣れておくといいと思います。

入学後に学部を選べる「総合入試」

北大の入試には、学部を指定せず、文系または理系というだけのくくりで受験できる「総合入試」という入試制度 があります。この制度で合格した場合は、大学 1年生のうちは教養科目や基礎科目を幅広く学んだのち、2年生になる時に学部・学科を選べます。

とはいえ、学部を選ぶのは成績順。1年生の時にいい成績を取らなくてはいけないので、それなりにプレッシャーはあります。

行きたい学部を決めきれなかった私のような受験生は要チェック です。

北大工学部をめざす高校生へのメッセージ

私が学ぶ北大の工学部応用化学科は、ノーベル化学賞を受賞した鈴木章教授がいた学科です。

そのため 鈴木教授に関係する実験を行えたり、鈴木教授の教え子である先生方から授業を受けられたりするというお楽しみ が。また研究環境も整っていて、研究したいと思う人にはぴったりの環境だと思います。

しかも、北海道は食事も風景も最高!  北大の構内も広くて自然豊かで、四季折々の風景にいつも感動します。それでいて立地も良いし、全国各地から学生が集まっているので、いろいろな地域の文化の違いを感じられて充実しています。

S・K先輩の受験基本DATA

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※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

この記事を書いた人

取材・文 竹倉玲子
受験情報誌で入試や学習法にかかわる記事を多数執筆。
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