病棟勤務歴13年の元看護師ライター、まぁです！

高校生のみなさんからの質問は「気持ちわかる...！」というものや「看護師じゃない人からしたら、わからないよね」というものなど、鋭いものばかりでした。

看護師を志すきっかけになるよう、イメージがわきやすい回答にしたので、参考にしてくださいね！

看護師になって、呼吸器内科で働きたいと思っています。病院では自分が働きたい診療科に行けるのですか？

しかし、たとえ希望ではない診療科で働くことになっても、学びも多く、そこでの経験は必ず役に立ちます。

希望の診療科に行ったときはもちろん、結婚や出産など、自分のライフスタイル・働き方が変わったときにも、その経験は活きてきますよ。

プライベートは充実していますか？趣味を楽しんだり、遊んだりする時間はありますか？

土日に勤務があったり、日勤・夜勤などで勤務時間がバラバラだったりするので、友人などと予定を合わせにくいこともあります。

ただ、その分、貴重なプライベートをどう楽しく過ごすか作戦を練ることになるので、充実したプライベートを過ごす人が多いのかもしれませんね！

男だと敬遠されてしまう事はありますか？
また、病院勤務の男性はどれくらいいらっしゃいますか？

とはいえ、この10年で看護職の男性は約1.7倍に増えており、確実に増加傾向と言えます。実際に現場でも男性看護師は珍しくなくなってきています。

男性は少ないので、女性ばかりの職場で馴染むまでが大変かもしれませんが、逆に男性であることを活かして力仕事もできるなど重宝もされます。

看護師さんの人間関係はむずかしいですか？
他の職業とは違う部分はありますか？

人間関係って、やっぱり不安になりますよね。でも、看護師と言っても、他の職業と何も変わりません。

さまざまな考えの人がいるので、ときには合わないこともあるかもしれませんが、患者さんのためを思う気持ちはみんな同じなので、お互いを認め合うことができるはずです。

救急看護と普通の看護師には、どんな違いがありますか？

救急看護（急性期）は緊急性のある、一刻を争う状況の患者さんを看るため、治療がメインになりやすい側面があります。

対して、普通の看護師（回復期・慢性期）、ここでは病棟の看護師をイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、治療はもちろん、患者さんとのコミュニケーションや心のケアも重要になってくるという違いがあります。

それを念頭に自分がどのような看護師を目指したいか考えてみてくださいね！

患者さんへの回診で、予想していたよりも時間が延びてしまったり、短くなったりしたときはどう対応していますか？

回診は患者さんが医師と直接話せる貴重な機会、コミュニケーションの場なので、基本的に時間制限はありません。