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看護師になるには?専門学校・短大・大学、どの進学ルートからもなれます!

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進研ゼミ高校講座

看護師になるには... どこに進学する?

「新型コロナウイルス」により注目度が高まり、さらに数年後に迫った「超高齢化社会」に向けて、年々ニーズが高まっている看護師。

そんな将来性のある看護師という職業にスポットを当てて、前回は看護師の仕事について紹介しました。

今、必要とされている職業!看護師ってどんな仕事?やりがいは?

今回は、そんな看護師に興味を持ってくれたキミに、看護師になるにはどうしたらいいのかという進路に関する情報を、元看護師ライターが紹介します!

病棟勤務歴13年の元看護師ライター、まぁです!

看護師として働くためには、国家資格が必要です。その国家資格を得るためにはどうしたらいいかのかをお伝えしていきます。

【看護師の進学事情】大学だけじゃなくて、短大や専門学校からなれるって本当?

看護師として働くためには、「看護師国家試験」に合格し、国家資格を取得する必要があります。合格率は例年、約9割です。

そして、その国家試験の受験資格として、指定の大学・短大・専門学校を卒業することが求められます。

看護師を目指したいと思った場合、大学・短大・専門学校という3つの進路が考えられるわけですが、その3つの違いは次のようになっています。

大学 短大 専門学校 看護系の比較

看護師として現場に出れば、大卒も専門卒も関係なく、同じ仕事内容・扱いとなります。また、看護師長などの管理職を目指す場合も、学歴は基本的に関係ありません。

ただし、「学ぶ期間」と「得られる資格」を意識して、自分の進学先を考える必要があります。

では、どんなポイントが大事なのか、2つ大きな違いを見ていきましょう。

ポイント① 大きな違いは学ぶ期間!4年か3年か

期間は4年?3年?

大学・短大・専門学校のいずれかに進学したとしても、学べる内容は看護・医療の基本的な技術や考え方、コミュニケーション能力など、大きな違いはありません。

ただし、学ぶ期間が3年と4年で、期間に違いがあることに注意しましょう。より学ぶ期間に専念したいか、短い期間で学んで早く現場に出たいかで大学・短大・専門学校なのかを決めるとよいでしょう。

より長い期間、学ぶことに専念したい

大学

早く現場に出て患者さんと接したい

短大・専門

また、年数が増えるということは学費も増えることに加え、専門学校は比較的学費が安いと言えます。「学ぶ期間」と、それに伴う「学費」は、進学先を考えるポイントです。

私は1年でも早く現場に出たかったこと、学費面の制約があり、公立の専門学校を進学先に選びました。

ポイント② 保健師や助産師を目指すなら、大学のほうがスムーズ

目指せる資格

看護師と併せて得られる資格として「保健師」と「助産師」があります。

【保健師】
地域や学校生活が継続できるよう、生活指導や生活環境の調整・指導を行う職業。
主に、学校の保健室、保健所、企業、病院などに勤務する。

【助産師】
妊娠時の保健指導、出産時の介助、新生児のケア、不妊治療の相談等を行う職業で、主に病院・医院に勤務する。

これらの職業を目指したい、あるいは、今はまだわからないけど選択肢として残しておきたい場合、同時に保健師・助産師の資格が取れる進路を選ぶ必要があります。

保健師と助産師の資格は、大学だけでなく短大や専門学校を卒業しても取得できます。

しかし、4年制大学はどちらも必要な学科を専攻すれば※、卒業後に看護師国家試験と同時にそれぞれの試験を受験できるのに対して、短大や専門だと卒業して看護師資格を取得後、さらに養成所等に1年通わなければ受験できません。

保健師や助産師の資格も得たい人、将来の選択肢として残して人は、4年制大学に進学したほうがスムーズです。

※保健師・助産師を目指す場合には、4年生大学であっても条件がある場合があるので、獲得できる受験資格の内容を確認して、進学先を選択しましょう

看護師の進路や資格について、より詳しく調べてみよう

看護師については、マナビジョンでも詳しい情報をまとめています。仕事内容だけなく、働き方・収入・適性、さらに大学の紹介もあります。

自分がどのように活躍したいのかをイメージできるので、ぜひご覧ください。

看護師とは|マナビジョン

<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
元看護師ライター/まぁ

病院勤務歴13年の元看護師。小さい頃に入院し、そのときに出会った看護師さんに憧れて看護師を目指す。

小児科、新生児集中治療室、血液内科での経験が長く、耳鼻科、眼科、内分泌内科の経験もあり。

さまざまな疾患・患者さんがいるので、日々勉強や葛藤もありますが、患者さんの笑顔や元気になった姿が大きな喜び・やりがいにつながる魅力あるお仕事です!ぜひ看護師を進路選択に加えてくださいね!

協力:公益社団法人 東京都看護協会

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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