大阪大は、19 31 年創立の国立の総合大学。現在は約1万5000人の学生が 11の学部で学んでいます。学生それぞれが自分の「おもろい」をとことん究められる仕かけも、あちこちに整っているようです。

文系・理系ともに充実の11学部

大阪大で学べる学問は、文学部、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、基礎工学部の11学部 です。

ただし、入学してすぐに専門的な研究に入るわけではありません。

入学後にまずは基礎的な教養科目や、専門分野における基礎知識を広く身につけたうえで、専門的な勉強や研究へ。

１年目に「学問の扉（愛称： マチカネゼミ ） 」という必修科目で、大学での学びの基本となる課題解決の道筋なども身につけられるため、学問を究める準備もしっかりと整えられそうです。

大阪大の学び、ここがすごい！

大阪大に合格した先輩たちは、どんなことを学んでいるのでしょうか。

大阪大の大学生たちに、所属する学部・学科の「ここがすごい！」を教えてもらいました。

●外国語学部

国立大学の中では唯一の外国語学部 です。

専攻できる言語は、中国語、朝鮮語、モンゴル語、インドネシア語、フィリピン語、タイ語、ベトナム語、ビルマ語、ヒンディー語、ウルドゥー語、アラビア語、ペルシア語、トルコ語、スワヒリ語、ロシア語、ハンガリー語、デンマーク語、スウェーデン語、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、日本語のなんと 25言語 です ！

●人間科学部

人文学・社会科学・自然科学の視点から、「人間」を研究する学問 です。

例えば人間の行動や心理はもちろん、ジェンダーのあり方や福祉、紛争といったことまで、幅広く研究対象としています。

●工学部

最先端の研究成果を世の中に役立てることを重視 して、学外の企業などとの共同研究も多く行っている学部です。

とはいえ「工学」といってもいろいろな分野があるため、学生はまずは 「応用自然科学科」「応用理工学科」「電子情報工学科」「環境・エネルギー工学科」「地球総合工学科」 という大まかな5つの学科から一つを選択。

基礎的な勉強をしてから、その分野のさらに専門的な研究に進むのが特徴です。

学びを究める環境が充実

100以上の国から留学生を受け入れ、企業と連携した共同研究組織も100以上あるという大阪大。

イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education（THE）」による「THE世界大学ランキング2024」では、産業界との結びつきに関する指標では、なんと世界１位（１位タイ）を獲得 しています。

自主的な研究や起業を応援する制度などもあり、基礎をきちんと身につけたうえで、学びたい学問をしっかりと選び、しっかりと究めていく環境が整っているといえそうです。

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