高1生のみなさんにとって、高校生になって初めて迎える夏休み。
そんな夏休みを有効活用できるよう、前回の記事では進研ゼミ高校講座の先輩たちに聞いた「やってよかったこと」を紹介しました!
今回の記事では、そんな先輩たちが「やればよかった」と後悔していることを大公開!
気付いたときにはもう遅い...。そんな失敗をしないよう、先輩の失敗談をしっかり胸に刻もう!
※進研ゼミ高校講座会員を対象に、2023年2月に実施したアンケート結果をもとに制作しております。
一番多かった声は「勉強」に関する後悔の声!
「やってよかった」では、オープンキャンパスに行ったことという進路面を挙げた人が一番多かったのに対して、「やればよかった」と後悔している人が一番多かったのは、勉強についてでした!
とくに高2になって進路が絞り込まれてくると、志望校に対して学力が足りていないことが明らかになってくるので、そこで後悔する人が多いようです。
具体的にどんなことを「やればよかった」と後悔しているのか、詳しく見てみましょう
時間がかかる暗記モノは、少しずつ進めよう!
N・O先輩
部活であまり勉強ができていなかったけど、暗記系はスキマ時間に少しずつやっておけばよかった。早く始めるほど、暗記量も増えるから!
まずは、単語をはじめとする暗記量を必要とするもの。
暗記は時間を確保して一気にまとめて!とはいきませんよね。とにかく継続して取り組まないといけないので、どうしても時間が必要!
夏休みは部活やほかにやりたいことに時間をとられがちだけど、そんな中でも暗記モノだけは毎日スキマ時間に取り組むなど、積み重ねることが重要です!
復習・ニガテ克服に時間をかけないと、夏休み以降に苦労する!
暗記モノに続いて多かったのが、1学期の復習やニガテ克服をしておけばよかったという声!
とくに、2学期になると部活や学校行事でさらに忙しくなるので「やらなきゃいけないのはわかっているけど、やる時間がない!」という人が多かったです。
I・K先輩
ニガテ分野の復習をもっとしておけばよかった。
2学期はさらに内容が難しくなり、ついていくのが大変だから。
T・S先輩
1年生から復習をしておけばよかった。
今から復習を始めようとすると、どこから手を付けていいかわからない。
M・I先輩
基礎的な部分の復習をしておけばよかった!
学校が始まると部活や小テストがたくさんあって、勉強時間があまり取れなかったから。
M・H先輩
高1・2のニガテ教科・単元の克服はやっておいたほうがよかった。
冬休みや春休みは短すぎてやる時間がないので、早めに取り組んだほうがいいと思ったから。
1学期で勉強した全部の範囲を復習する必要はなく、ニガテな分野・単元だけでもOK!
チャレンジ8月号は、1学期の復習ができる内容になっているので、そういった教材を活用して効率よく復習をしておくと、2学期以降の学習に生かせますよ!
模試でしっかり結果を出すと、モチベーションも上がる!
少数意見ではありますが、模試対策をやっておけばよかったという声も!
I・H先輩
模試の対策。みんながあまり対策していない時に勉強しておくと、順位が上がってモチベーションになったと思う。
高1の段階では実力テスト的な意味合いが強い模試。まだまわりが本格的に対策をしていない中で、しっかり対策をして結果を出すことで、モチベーションに繋げられます。
オープンキャンパスは、行けるときにできるだけ行っておく!
「やってよかった」ことで一番多くの人が挙げたのが、オープンキャンパスに行ったこと。同様に「やればよかった」と多くの人が後悔しているのも、このオープンキャンパスでした!
オープンキャンパスは開催日が限られている分、いつでも行けるわけではありません。
機会を逃すと、来年まで行けないなんてことも...。
だからこそ、できるだけ多くの大学に行っておくことが大切。
M・K先輩
オープンキャンパスには絶対行くべき!私は大学のパンフレットでいいかなと思って行かなかったけど、いざどの学部・学科を受けようと考えたときに、パンフレットだけじゃ情報が足りなかったから。
O・S先輩
志望校に一度足を運んでおけば良かった。2学期以降は行事や勉強が大変で、余裕がなくなってしまったから。
また、オープンキャンパスには行っていたけど、もっとたくさん行っておけばよかったという声も。
R先輩
オープンキャンパスは2校行ったが、今の志望校が入ってないので、先を見越して色々行けばよかった。夏休みと今では志望校が全然変わっている。
進路や志望校が変わるのは、よくあること。だからこそ、納得した選択ができるように、幅広くオープンキャンパスに参加しておくと、この先の自分を助けることに繋がります!
高校生活は一生に一度!思い出作りも忘れずに
最後に紹介するのは、もっと友達と遊んでおけばよかったという声!
もちろん遊んでばかりはいられないので、メリハリやバランスが大事ではありますが、時間に余裕のある高1のうちこそ遊ぶ時間も大切に。
R・K先輩
遊んでおくこと!旅行とか!行く時間がなくなるから。
S・S先輩
もっと遊んでおけばよかった!!高3の夏はもう遊べないので、満足いくまで遊び尽くした方が良かったのかなと思ったりしました。
A・D先輩
友達ともう少し遊ぶべきだと思った。勉強をしないといけないと焦ってしまい、あまり友達と遊べなかった記憶があります。一生に一度の高校生活をもっと楽しんで欲しいです。
高校時代の友達は、卒業後も長く続く一生の友達になる、とよく言われます。一生に一度の高校生活なので、友達との思いで作りも夏休みだからこそできることですね!
カギはここから行動できるかどうか!後悔しない夏休みを過ごそう!
先輩たちが「やればよかった」と後悔していることを知ることは、夏休みの過ごし方を考えるうえでとても参考になるはず!
あとはそれを行動に移せるかどうか。この先、後悔をしないように今できることをしっかりとやっておくことが大切です。
長いようで短い夏休みなので、1日1日を大切に過ごしてくださいね!
また、ほかにも高1の夏休みを充実させるために、先輩に聞いた夏休みに「やってよかったこと」と「やればよかったこと」の記事を公開中!併せて読むと、失敗しない夏休みを過ごせるかも!?
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/クロロ
上智大学大学院卒
ニガテな英語を夏休みのうちにやっておけばよかったと今でも思います。積み重ね型の教科なので、高3までずっとニガテでした。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
チップとデール
2023年7月17日 13:58
高校1年生になって、初めての夏休み
どのように過ごしたらいいのか、わからなかったけど、この記事と先輩からのアドバイスを聞いてわかったので、安心しました。ありがとうございます
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