高校からはじめたい部活№1の弓道部! でもでも、練習内容や道具のことなど、わからないことが意外と多いんじゃないかな?
そこで、経験者である先輩チューター【さぶ】さんに、根掘り葉掘り聞いてみた!
まずは練習について聞いてみよう!
【質問】 体力があったほうがいい?
【さぶ】 弓をまっすぐ遠くに飛ばすには、大地を踏みしめて、背筋を伸ばし、弓をしっかりと引く力が不可欠。筋力があるにこしたことはないけれど、練習しながら付けていけると思います。
【質問】 いきなり矢を射てるものなの?
【さぶ】 弓道には"型"があるので、私の場合は、入部から半年くらいはランニングや筋トレが中心でした。
【さぶ】 さらに、ゴムの弓で正しいフォームや感覚を体にしみこませまて、「巻藁」という藁に近距離から矢を射る練習をしてOKが出たら、いよいよ"的"デビュー!
【さぶ】 初めて的に当たった瞬間は、たまらないですよ!
【質問】 マジメな人が多そうなイメージがあるけど...。
【さぶ】 だったら私は入っていません(笑)!
弓道部というと、ひたすら矢を放っているイメージがあるかもしれないけれど、じつは型(作法)に則って矢を射るのがキホン。
その型が正しく身につくほど、的にも当たりやすくなるので、型を理解して、お手本どおりに体現できる人ほど上達するそうだよ。
道具のことも気になるよね...!
【質問】 弓とか袴とか...全部買うの?
【さぶ】 うちの高校では、弓は学校にあるものを借りられました。一方、ゴム弓、「ゆがけ」という鹿革の手袋、道着、矢などはそろえる必要があって、矢や袴はそれなりに高かった記憶があります。
【質問】 大会はどれくらいの頻度であるの?
【さぶ】 大きな大会は、春・夏・秋・冬の4回。地域予選→県大会→地区大会という順に勝ち上がっていきます。
「弓道はお金がかかる」というイメージがあるかもしれないけれど、道具は一度そろえれば、長く使い続けることができるそうだよ。
また、大会のほかに級位・段位制度があるので、それを目標に練習に燃える人も多いようだ。
ズバリ!弓道の面白さとは?
【質問】 弓道の醍醐味とは?
【さぶ】 弓道場は半屋外。雨や風の影響を受けるので、型通りに弓を引いたつもりでも、矢がうまく飛ばないことはしょっちゅうなんです。
【さぶ】 そんな時に、「どうして当たらないんだろう」と考えたり、仲間にフォームのズレを指摘してもらったりしながら、自分で修正していくのが大変であり、面白いところです!
【質問】 弓道をやってよかったと思うことはある?
【さぶ】 いっぱいあります!まずは、一緒に鍛錬する仲間に恵まれたこと。
【さぶ】 それから、新しいことが好きで行動的な私ですが、冷静に物事を考える力や忍耐力がつきました。さらに、じっと座っていられるようにもなって、大学受験にもすごく役立ったと思っています。
思うように矢が飛ばない時に、「うわー!当たらない!」なんて騒いでも解決しないのが弓道。自分で考えて、微調整しながら修正していく奥の深さが、さぶ先輩にはとってもプラスになったようだ。
【さぶ】 弓道は、大人になってもずっと楽しめるスポーツだと思うので、気になったらまずは仮入部してみてくださいね♪
<弓道部について教えてくれた人>
先輩チューター さぶ
中学校から弓道部へ。中3と高2で関東大会に進出、高校時代には、高校生としては最上位である「弓道二段」も取得している。
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しています。
匿名
2022年4月25日 20:40
高校の最上位は参段ですよ?w
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