物理・化学・生物・地学の4科目がある理科。
「部活で忙しくて、英数国もあるし、手が回らない!」
「理科にどのくらい力を入れて勉強していいかわからない...」
「文系でもやっておくべきなの?」
こんな悩みを持っているキミに、「高校講座」理科編集担当が、勉強法をお教えします!
「高校講座」理科編集担当の田部です。
忙しい高1・2生でも、短時間の勉強で理科の成績をアップさせられる勉強法やニガテ克服法を紹介します!ぜひ実践してみてくださいね!
この記事では、①予習・復習法、②ニガテ克服法、③学年別勉強法を解説。成績アップに繋がる理科の勉強法を知って、受験で一歩リードしよう!
時間がない人ほど、授業を大切に!考える・理解するが最優先
まずは普段の予習・復習について。
しっかりと予習をして、授業もバッチリ聞いて、終わったあとは復習。理科でもそれができるに越したことはないのですが、忙しい高1・2生にとってそこまでは余裕はなかなかないのが現実...。
理科は予習・復習よりも、まずは授業に全力で集中!授業で理解しておくことで、テスト前の勉強もグッとラクになりますよ。
ポイントは、受け身にならないこと。考える、質問する、参加することで、イメージを膨らませることが大事。
やはり高1・2生は、英数国に時間を割くべきです。とくに物理は、数学の計算力が前提となる科目なので、数学をおろそかにせず取り組むようにしましょう。
その分、授業を最大限活用していくのが、理科を短時間で勉強するコツになります。
ただし、忘れないためにも多少の復習は必要。
授業を受けたら、次の授業までに振り返るようにしましょう。
わからないことは、必ず先生や友達に聞いて解決するように!ざっくり「今日は授業でこんなことやったよ~」って誰かに話せるくらいは、頭に入れておきましょう。
【プロ編集者オススメ!】理科がニガテ&どうしてもやる気が出ないときはコレをやってみて!
「予習・復習については分かったけど、理科ってどうしてもニガテ...」
そんなニガテ意識がある人に贈る、ニガテ克服法を紹介します!
身近な現象を扱う物理や化学では、『難しいけど面白いと思えるマインド作り』が、ニガテ意識を変えてくれます!
公式覚えて、問題やるだけだと、意味あるの?って、やる気なくしちゃいますよね~。
生物や地学は、とにかく視覚的にわかりやすくすることがポイントになります。
こういう勉強法をやっていると、受験で記述が問われても対応できます!
高2の『受験0学期』で基礎を固められるかが、大学受験で成功するカギ!
理科の各科目は、高校によって勉強する学年もタイミングも違います。
高1で習う人もいれば、高2で習う人もいるので、学年別での対策というものは、とくにありません。
ただ、誰にとっても共通して重要な時期があります。それが『受験0学期』!
共通テストまで1年となる時期『受験0学期』
『受験0学期』は、高2の3学期のことです。
高3になると受験生と言われ、受験まであと1年と考えるかもしれませんが、共通テストがあるのは1月。つまり、高2の1月は受験まであと1年というタイミングになるのです。
部活で忙しい人ほど、余裕をもって合格する力を付けるためには、この『受験0学期』での取り組みが本当に重要!
理系なら基礎科目を、文系なら今のうちに理科を勉強しておこう!
では、その大事な『受験0学期』で、理科は何をやっておくべきか?
理系選択者は、専門科目の前提となる基礎科目※をしっかり固めましょう。
※物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎
文系選択者は、受験生になると文系科目で手が回らなくなるので、今のうちに勉強しておくと良いですよ!
『受験0学期』で、このようにしっかり準備をしておくことで、『受験の天王山』と言われる夏に備えることができます。
高1・2生のみなさんは、この『受験0学期』を、理科の総復習時期として勉強できるように、計画を立てておきましょう。
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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