物理、化学、生物、地学の4科目ならなる理科。
「暗記に加えて計算もあるし、なんかとっつきにくい...」
「問題を読んでも、何を問われているのかわからない...」
そんな理科がちょっとニガテだなと感じているキミに、「高校講座」理科編集担当が、理科がデキる人になれる秘訣をお教えします!
「高校講座」理科編集担当の田部です。
理科はニガテになりやすい科目が多いですよね。でも、ちょっと考え方や勉強の仕方を変えるだけで、問題や解き方が簡単にイメージできるようになります!
理科を勉強するときの考え方、予習復習法、テスト勉強法など、理科の勉強法を総まとめ!理科を得意科目にしましょう!
デキる人は『イメージ』してる!理系脳になろう
理科を勉強するとき、ついつい教科書・ノート・問題集とのにらめっこばかりで暗記に走ってしまうと、「これ勉強する意味あるの?」とキライ・ニガテになってしまう人が多いです。
理科は新課程になってもポイントは変わりません。とにかく『イメージ』することが大事!イメージ先行で勉強することで、理解がグッと深まっていきます。
具体的に、どんなことを『イメージ』すればいい?
『イメージ』って、具体的にどんなことを考えればいいのか。簡単です!自分の身の回りの現象をよーく見てみましょう!
例えば、よくあるこんな現象が、実は理科でキミたちが勉強していることなんですよ!
電車に乗っているときに、急ブレーキがかかると前のめりになってしまう現象。これは物理で勉強する慣性の法則で、後ろから押される力がかかっていることがわかりますよね?
化学なら花火の色が変わる炎色反応、家の掃除をするときに使う重曹など、身の回りには化学反応がたくさんあります!
生物なら、未曾有のウイルスや外来種の影響も、生物で学ぶことの延長です。
地学はスケールが大きくて身近な現象に落とし込むことは難しいので、映像を活用しましょう!進研ゼミの教材なら、『要点確認暗記BOOK』や『予習復習効率UP』アプリは動画解説もあるのでとくにオススメですよ。
理科は『イメージ』できた者勝ち!暗記もスラスラできて、勉強が楽しくなる!
こうした身近な現象の読み解きをすることで、勉強でも『イメージ』先行で理解が進みます。
大学の理系学部出身者が、日常的な現象を科学的に説明すると「これだから理系は...」と言われることがよくありますが、それです!みなさんも理系脳になれば、理科はもう怖くない!
『イメージ』先行の勉強法をすると、覚える苦行から解放されます!映像を活用するのもいいですね。
また、身近な現象を題材にした問題は、入試でも増えているので、受験でも役立ちます。
理科を勉強するときは、なによりもこの『イメージ』することを大切にしましょう。
部活で忙しい人は、最低限コレをやろう!予習・復習、普段の勉強法
「普段から予習・復習もバッチリ!」理科でもそれができるに越したことはないのですが、忙しい高1・2生にとってそんな余裕はないのが現実...。
理科は予習・復習よりも、まずは授業に全力で集中!授業で理解しておくことで、テスト前の勉強もグッとラクになりますよ。
そして、次の授業までに軽く振り返る復習ができればベスト!わからないことは必ず先生や友達に聞いて解決するようしましょう。
理科の各科目は、高校によって勉強する学年もタイミングも違いますが、誰にとっても共通して重要な時期が高2の3学期、そう『受験0(ゼロ)学期』です!
『受験0学期』に基礎をしっかり固めておくことで、受験の天王山である夏に備えることができます!
高1・2生のみなさんは、この『受験0学期』を、理科の総復習時期として勉強できるように、計画を立てておきましょう。
いつ、何をやればいい?理科のテスト勉強法
普段の勉強法がわかったら、次はテスト対策ですね!
基本的には部活が休みになるタイミングから、早め早めにテスト勉強を進めていくことが大切です。
直前で丸暗記!詰め込んで終わり!にならない勉強をすることで、高3での振り返りがラクになります。
科目別に見ていくと、こんな勉強法をしておくと受験にも繋がります。
【物理】
同じ問題を繰り返し解くだけ!どうしてこうなる?と考えることで、類題・応用にも対応できるようになる。
【化学】
しっかりやるなら2週間前から。前日は暗記の確認をやっておく。
【生物】
流れや仕組みをおさえることがポイント。前日まで、最後の最後まで図や表に整理して覚える
【地学】
単語そのものを暗記しにいかず、図と関係づけるようにする。
その場しのぎにならないテスト勉強というのがポイント。各科目の対策はこちらの記事でより詳しく説明しているので、ぜひご覧ください!
理科は『イメージ』しながら、楽しんで勉強しよう!
ここまでお話したことを実践できれば、これでキミも理科がデキる人になれます!
やっぱり大切なのは『イメージ』すること。暗記頼りの勉強から脱却して、しっかり理解をすることが、理科を得意科目にする秘訣です。
最後にみなさんへのメッセージをお届けします。
理科は楽しむのが一番です。問題が解けて、現象が理解できると楽しいから、細かいことを覚えよるより、まずは原理原則をおさえることをがんばろう!
実は高校で学ぶ理科は初歩。大学ではもっと楽しいことが待っています!理系学部を目指す人は、今勉強していることが大学でも絶対使う知識になるので、しっかり勉強しておこう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
米民
2022年5月 8日 22:06
すごくわかりやすかったので、実戦してみたいとおもいます!ありがとうございます!
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