12月になると、共通テストを前にして 3年生の真剣な空気が伝わってきているのではないでしょうか。
1年後のために、この冬やるべきことは1つ。
それはニガテを解消しておくことです。
高3になってから高1・2のニガテつぶしから始めると、受験勉強がニガテな問題に取り組む時間に費やされ、入試本番までに対策が終わらないことも・・!そうならないためにも、この冬、ニガテをつぶしておきましょう。
ここでは、単なるニガテ解消法ではなく、入試につながるニガテ解消法をお伝えします。
ニガテの見極め
例えば数学なら、漠然と「三角関数がニガテだな‥」で止まっていませんか。
高2の後半、どの教科も学習内容が難しくなって、この「見極め」がおろそかになりがちです。
模試の結果や定期テストの結果を複数見てみてよく間違える問題を確認しましょう。
そこから、基礎からできていないのか、応用問題でつまずいているのか、このテーマの問題はできるがこのテーマはできない、など傾向を読み取ります。
入試を意識したニガテ解消
基礎に自信がなければ、一度教科書に戻って理解しましょう。なぜ間違えたかが、しっかり把握できればOKです。間違えた問題を、解答を見ずに自力で解けるかを試しましょう。
そして、そこで終わらず、類題を解けるか試すのが、入試を意識したニガテ解消法です。
入試は定期テストと異なり、初見の問題ばかりです。間違えた問題だけでなく、似たような問題を追加で解くことで、ニガテ解消から初見の問題を解ける力に広げましょう。
ここで12月号の『受験準備チャレンジ』 の出番です。
つまずいた問題と同じ単元、似たテーマで自分が本当に理解できているのかを試しましょう。
解けなくても大丈夫。詳しい解説を読んで理解し、もう一度自力で解いてみる、を複数の問題で繰り返してください。
ニガテ解消の幅を少しずつ広げることで、入試にも対応できる力がついてきます。
<この記事を書いた人>
「進研ゼミ高校講座」Y.N
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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