多くの高校で、高2の秋に迫ってくる科目選択。
自分が選択しようと思う科目は決まってきたでしょうか?
まだ迷っている場合は、地歴公民・理科も受ける11月の模試までに決めることをおすすめします。
受験科目直結するため、模試成績をもとに受験の戦略をいち早く立てることが可能に!
今回は、「科目選択」の基本となる入試情報のチェック方法についてまとめてみました。
STEP1.受けたい大学・学部を決め入試科目をチェック
この夏に行ったオープンキャンパスを経て、自分の志望する大学や学部を絞り込めたでしょうか?
まだまだ迷うことも多いと思いますが、今の時点で一番興味の持てる大学・学部を仮に決めてしまうのもあり。
これからの頑張りで学力も伸びていくため、高2では、複数候補があることが望ましいです。
とにかく決めることで、どの科目を入試に使うかが具体的に具体的に見えていきます。
志望大が決定したら、早速入試科目を大学のホームページで確認。
まずは、Webで「●●大 26年度入試科目」と検索してみましょう。
できれば2〜3校、行きたい大学・学部の入試科目を確認して科目や配点の違いを見てみましょう。
STEP2.複数候補がある場合の絞り込み方
特に注意が必要なのは、志望大で受験で利用できない科目や必須の条件がないかということ。
理系では、
・生物や地学では受験できない
・化学または物理が必須
などに注意が必要です。
文系でも、
・公民で受験できない
・共通テストの理科は基礎科目から選ぶ
など、様々な条件があります。
このような条件を見逃して科目選択をすると志望大を受験できないこともあるので注意が必要です。
また、「公民を受験に使えたが、入学後は歴史の知識が必要」ということもあるので、大学で学問とつながっているか、先を見通した選択も大切になってきます。
大学ホームページや先輩の声など、幅広く情報を得て一番受験に有利な科目選択をしていってくださいね。
STEP3.科目選択をした後の11月の5教科模試は有利
早めにベストな科目選択ができれば、11月の模試で書き込む複数の志望大との成績GAPを早めに確認でき、今後の学習戦略を具体的に立てていくことができます。
選択した地歴公民や理科については、模試の出題範囲を確認して対策すれば、受験勉強にも直結します。
模試は大学入試の「模」擬「試」験なので、復習をしっかりしていくことで高3の受験勉強にもつながる学習ができます。
志望大の入試科目を早めに調べてから科目を選ぶことが何よりも重要なので、納得のいく科目選択のためにできるだけ早く検討を本格的にスタートしていきましょう。
<この記事を書いた人>
ライター/阿川
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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