こんにちは!
中央大のすてぃんがです。
さて、2学期も始まってもうすぐ2か月というところでしょうか。
高1の9~10月というと、高校生活にも慣れて、だいぶ落ち着いてきた頃だったな、と振り返ってみて感じます。
そして、少しずつ「自身の進路」についても考えなくてはならなくなってきます。
文系に行くか、理系に行くか...
文理の選択に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
自身の得意不得意や、学んでいて楽しいものはどちらなのか、将来の夢、模試の結果などなど、様々な観点から検討していくことになるかと思います。
今回は、高校生が直面する悩みの1つ、文理の選択についてお話します。
何を学びたいか
私は学びたい学問から文理の選択をしました。
高1の倫理の授業で、心理学に興味をもち、心理学を学べる学部を目指していました。
フロイトの防衛機制の話が、まさに自身の行動を説明してくれるもので、感激した覚えがあります。
高1の時から「この大学に行きたい」という大学のこだわりよりも、心理学を学べて自身にマッチする大学を選ぼうという思考でした。
日本の大学では、心理学を学べる学部が設置されているのは、ほぼ文系学部です。
なので、必然的に文系を選択するようになった、という短いストーリーで終わってしまいます笑
ただ、それぐらい学びたい学問がはっきりと見えているのであれば、それに準じた選択をすべきだと思います。
興味のない分野を大学で4年間学んでいく、というのはなかなかきついと思います。
私も心理学の授業はとても楽しく学べていますが、正直なところ興味のない授業には飽き飽きしています笑
経験あるのみ
私も、高校生になるまで全くと言ってよいほど自身の将来像が見えてきませんでした。
周りの人たちが「これになりたい」「こんなことをしたい」と言っている中で、自分にはこれといったものが何もない。
この先私は何をするんだろうか...なんて思っていたときに心理学に出会いました。
偶然の出会いが、とても大切な出会いになることはよくあることです。
なので、比較的時間に余裕のある高1の時期に、いろんなことを経験してみてください。
本を読む、実際に体験する、お話を聴く...
小さな何気ない経験の積み重ねが大切です。
多分、今の自分には知らない世界がたくさんあります。
その知らない世界を見つける時が、まさに高1の現在だと思っています。
何度も軌道修正するもの
正直、早めの文理選択って難しいですよね。
もしかしたら、数か月後の自分は全く違うものに興味をもっているかもしれない。
今は文系に進もうと思っていても、理系に行きたくなるかもしれない
ただ、文理選択にはタイムリミットが決められていて、早い人は高1の段階で行うという話も耳にします。
そうなると、期日までに絶対的な決断を下さないと、と感じてしまう人もいるのではないかと思います。
一度決めたら後戻りはできない、そんな脅し文句を言う人もいそうですが、私は臨むなら、何度でも軌道修正してよいと思っています。
なぜなら、それが自分にとって学びたいこと、やりたいことだからです。
自分の夢にチャレンジできず、一時の決断の文理選択に自分の道が縛られるのはあまりにもかわいそうな話です。
もちろん、だからといってこれからの文理選択を真剣に行わなくてもいいというわけではありません。
ただ、みなさんにお伝えしたいことは文理選択は、1つの決断に過ぎないということです。
最後に
勉強も忙しい、学校行事も大変、部活や課外活動もある、諸々忙しい時期かと思います。
その中で、自分の将来のことについて考えるのはハードなことです。
でも、いつか向き合わなければならないことですし、文理選択についてはかなり間近な分岐点です。
自分の大切な決断の1つ、悔いなく考え抜いてください。
<この記事を書いた人>
高校別担任コーチ すてぃんが
中央大文学部 在学中
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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