秋の文理選択に向けて進路を考えている高1生。志望大・学部を絞り込みたい高2生。その多くが「やりたいこと」がわからなくて、進路が決められないと悩んでいます。
この記事を開いたキミも、そんな進路に悩む1人では!?
そんなときに、目を向けたいのが大学での「新しい学び」。情報・AIやグローバル化など、社会でこれから求められる新しい技術・知識について、大学でも学べる機会が増えています。
今まで知らなかった「新しい学び」がきっかけで、進路が見えてくることもあるんです!
そこで、この記事では「新しい学び」で注目されている4つの大学を紹介します。首都圏の大学の例ですが、どのエリアでも大学・学部選びの観点は参考になりますよ!
読みたい大学へ
社会で求められるデータサイエンスが、全学部で学べる!
>>成城大学<<
新しい教育スタイルで今までにないものを生み出す力を育む!
>>東京都市大学<<
工学分野をとことん学び、やりたいことが見つかる!
>>千葉工業大学<<
共創(コラボ)をテーマに、人・企業との研究が広がる!
>>工学院大学<<
成城大学 | 社会で求められるデータサイエンスが、全学部で学べる
文系4学部を擁する成城大学は、全学部が東京都世田谷区のキャンパス内で学ぶ「ワンキャンパス」。最寄駅から徒歩4分と、アクセスも良好!
教員一人当たりの学生数は9.6人で、ゼミナールが全学生必修となっているため、学生ひとりひとりをサポートできる学習環境が整っています。
文系学生こそ「新しい学び」データサイエンスを学ぼう!
チャットbotや飲食店の配膳ロボットなど、日常生活でもAIを身近に感じられるようになり、情報・AIなどデータサイエンスの知識は、大学でも学べる機会が増えています。
データサイエンスの知識・技術は日常生活のさまざまな場面で使われることから、理系学部以外でも学ぶことで社会やビジネスで役立てられます!
そこで、成城大学は「文系学生こそデータサイエンスを学ぼう!」をモットーに、全学部を対象として学部で学ぶ人文科学領域の知識とデータサイエンスのスキルを融合させる学びを文科省の認定を受けたプログラムで提供しています。
授業科目は「データアナリティクス基礎・応用」や「機械学習応用」など、入門から応用まで学べるカリキュラムがそろっています。
2023年度後期には企業人事の機能をデータサイエンスの観点から考える「ピープルアナリティクス」の授業も新たに開講します。
さらに、ワークショップや資格取得を支援する課外プログラムも充実。学生たちの学ぶ意欲をサポートします。
▲小型ドローンを飛行させるプログラミング講座のワークショップ
どんなことを学び、それが将来どのように活かせるのか、このプログラムを実際に受けた学生のインタビューも掲載されているので、チェックしてくださいね!
東京都市大学 | 新しい教育スタイルで今までにないものを生み出す力を育む
東京都市大学は、前身校が理系の伝統校・武蔵工業大学で、理工学の分野を中心に8学部18学科を擁する総合大学です。
本学では、文系・理系を問わず全ての学生を対象に数理・データサイエンス教育を展開しており、基礎知識の修得と体験的学びを通して、データサイエンスを自ら活用できる人材を育成しています。
その中で、より専門的に学ぶ学部が2023年度に新設されました。データサイエンスを基礎とし、文系・理系を問わず分析力と想像力を磨き、「デザイン」できる実践的な専門力を身につけた人材を育成する「デザイン・データ科学部」です。
海外でもデータ分析を行える人材が求められていることから、海外でも活躍できるように、海外留学することになっていることも特徴です。
2024年度から複数学部へ展開!「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラム
生活・環境・エネルギーなど、社会問題ではこれまで専門性に特化することで解決を図ってきましたが、問題が複雑化した現代では、そもそもの問題・課題の発見と、解決に向けこれまでとは違ったアプローチが求められます。
それが、文理横断、分野融合による全体最適解的思考アプローチ。
自分の専門分野を活かしつつ、他の分野の知識も融合することで、今までにないものを生み出す力を育成するのが、東京都市大学の「ひらめき・こと・もの・くらし・ひと」づくりプログラムです。
文部科学省の「知識集約型社会を支える人材育成事業」に採択されたこのプログラムが、2024年度より複数学部に展開されます!
専門性に特化することから脱却し、文理横断や分野融合をさせながら、幅広い教養と専門性を両立できるのが特徴です。
なかなか進路が決められない人は、こうした横断的に学べるプログラムがある大学で「新しい学び」をする中でやりたいことを見つけるのも、ひとつの考え方!
千葉工業大学 | 工学分野をとことん学び、やりたいことが見つかる!
千葉工業大学は、私立工科系単科大学で最も長い創立82年の歴史を有する大学です。
5学部17学科という幅広い学びを展開し、自分の興味・関心に合わせて専門性を修得することができます。
2024年度に2学部を再編!情報通信分野も専門的に学べる!
千葉工業大学には、多様な工学分野があるからこそ、自分の学びたいことが見つかります。
【工学部】
機械・電気電子・情報通信・材料・化学など、現代社会を支える基幹工学の知識と技術を扱う。
【創造工学部】
建築や都市環境、社会インフラづくりから、インテリア・製品デザイン・デジタルファブリケーションまで、生活環境に直接的に関わる創造的な領域を学べる。
【先進工学部】
バイオ、環境、ロボット、メディア工学、人工知能など、技術革新が著しい社会の変化に対応できる、優れたプロフェッショナルを育成。
さらに、1997年に日本初の情報ネットワーク分野における学科を開設した千葉工業大学は、2024年度に2つの学部を再編。
「情報変革科学部」と「未来変革科学部」が誕生し、情報通信分野で「変革」をもたらす人材育成を目指します。
車や冷蔵庫、掃除機までもがインターネットに接続でき、スマートフォン1つですべてを動かせる時代に必要なのが、情報科学と社会科学の融合的思考。
新設2学部では、データサイエンスを学ぶだけでなく、「自ら考え」「自ら発信」する力を養いながら、卒業後の社会で活躍できる実践的な研究を行います。
これからさらに発展する情報通信分野についての学びはまさに「新しい学び」と言え、これからの社会で必要とされる力が身につけられます。
工学院大学 | 共創(コラボ)をテーマに、人・企業との研究が広がる!
1887年に学園創立した工学院大学は、4学部15学科を有する理工系総合大学です。
2023年度に情報学部がリニューアル。情報科学科はシステム数理学科から名称変更、新たな情報学部4学科での学びがスタートしました。
時間を有効活用しながら、貪欲に学べるキャンパスライフ
工学院大学では「共創=CO×LAB.(コラボ)」をテーマに、人と人、人と企業がつながり、新たなものを創り出す活動に力を入れています。
大学には167もの研究室が存在し、理工系大学ならではの高度な研究力を活かし、企業との商品開発など、社会の発展に貢献する研究が行われています。
▲附属中高、企業、海外チームと共創し、世界大会(レース)での優勝を目指す。
もうひとつの大きな特徴が、快適な学生生活を送りながら、学生の成長・自立を加速する"学び"の改革「キャンパスライフ・イノベーション」!
講義形式の授業はオンライン中心、実験や討論形式の授業は対面中心というハイブリッドな授業形式を取り入れ、対面授業はまとまりのある時間割編成になることで時間を有効活用できます。
また、ラッシュ時間帯を避けるために1時限目と6時限目の授業はすべてオンデマンドで実施し、キャンパスで行われる授業は2時限開始時刻の10時10分からとなっています。
実践的な学びができるだけでなく、学びの環境についても配慮されているのも「新しい学び」と言え、進路を決めるときにはこうした学習環境にも注目することも大切です。
ここまで5つの大学を例に、大学での「新しい学び」について見てきました。
同じ学部・学科でも、各大学での学びに大きな違いや特色があることもわかったかと思います。
進路を考えるときは、こうした各大学の特色や「新しい学び」に注目してみると、自分が魅かれる気持ちに気付けることも!
これからはそんな視点で、たくさん調べ、考え、進路選択へとつなげていくことで、きっとキミらしい進路が見えてくるはずですよ!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/クロロ
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成城大学
東京都市大学
千葉工業大学
工学院大学
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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