2023年度の「大学入学共通テスト」が、1月14日・15日に実施されました。
今年でまだ3回目の試験なので、どのような傾向だったのか、どんな変化があったのか、気になる高1・2生は大変多いと思います。
そこで、進研ゼミ高校講座では、実際に共通テストを受験した300名の受験生にアンケートを実施しました!
実際に共通テストを受けた受験生たちの生の声から、この記事では「高1・2生へのメッセージ」をお伝えします。
先輩たちからのアツいメッセージを受け取ってください!
▼2023共通テスト 受験生の声▼
①実際に受けてみた感想
②当日やってよかったこと
③高1・2生へのメッセージ←今見ているページ
受験本番までは、あっという間!
まず、多くの先輩が言っているのが「高3になってから共通テストまで、あっという間だった」ということ。
そして、みんな口を揃えるように「1年もある」ではなく「1年しかない」ということでした。
あや
3年生になり、この1月をむかえるまでがめちゃくちゃ早かった。
まだ1年あるなんて思わないで。みんなが受ける共テなんて、明日にでも来ると思って、今のうちから勉強してください。
もし1年前に戻れるなら、高2の時こう思ってた私に言いたいぐらいです。みんなも来年のこの時、こう思うことになるからね!
先輩の言う通り、こう言われてもなかなか本気で・必死で・すべてを賭けて勉強をするって難しいですよね...。
でも、先輩の言葉を見ると、やる気が出てくるはず。
まかろんししょう
1年はめちゃくちゃ早く過ぎます。「あ、あれやっといたほうがいいな」と思ったら、今が始め時です。
対策に早すぎることはないので、1日、1分、1秒を大事にしてください。
1日で将来の何年かをよくできるなら、頑張れる!諦めないでfight!!
高校生活はたしかに今しか味わえない貴重な時間です。でも、そこでいろいろなものをガマンすることで、キミの将来・何十年にもわたって大きなリターンがあるはず。
今からだってやれることはあります!
M・R
共通テストは、今はまだ遠くの出来事だと思っているかもしれないけど、1年はあっという間に過ぎます。
そして、共通テストでは高校2年生までに学んだ内容からも多く出題されます。これまでの授業内容を復習するだけでも、それは受験勉強の一環といえます。
これから悩みも増えるかもしれないけれど、自分の道を信じて突き進んでいくと、きっといいことがありますよ!
高校3年間の知識をしっかり頭に入れるのには、それだけ多くの時間が必要となりますが、この記事を今見て、先輩たちのメッセージから何かを感じたキミはそれだけでエラい!
このちょっとした気持ちの変化を大事にして、ひとつずつ何かを変えていきましょう!
部活をがんばっている人へ
さて、部活をがんばっていている人は、高3で部活を引退してから本格的に受験勉強をはじめることになるので、受験に間に合うのか・他の受験生に遅れてしまわないか心配しているかもしれませんね、
そんな部活をがんばるキミに向けてのメッセージもあります。
H・S
部活をやっている人も、本当にギリギリまで伸びます!最後まで諦めずにやり切って!!
えび
まだ部活も終わっていない時期は、本当にいっぱいいっぱいで勉強に手が付かない人もいると思います。
私自身も部活が全て!の生活をしていたせいで、苦手な英語がなかなか解けず、苦しみました。
でも、少しでもいいから単語を見るとか、英文を音読してみるとかをしていたら何か変わっていたような気がします。
今からならどこでも目指せると思うので、後悔しないように頑張って欲しいです!
過去にも、同じように部活に精一杯打ち込んでいたたくさんの先輩たちが、第一志望校に合格しています。
部活を最後までやり遂げる精神力があれば、きっと受験も乗り越えられる!
これからの勉強のポイントは、基礎・演習・模試
具体的な勉強のポイントとして、よく挙がっていたことは「基礎固め」でした。
O・S
共テはセンターよりも難しくなっているとよく言われますが、勉強の方針は基礎を確実に押さえることが大切です。
共テは時間があまりないので時間配分に気を配りますが、基礎が固まっていないとちょっとしたことで時間ロスが発生して、時間配分通りにいかなくなります。
とくに国数英は絶対に基礎を完成させてください。これらは数ヶ月程度では物にできません。
また、共通テストでは長文や多くの資料から必要な情報を判断する読解力も求められることから、そういった訓練も必要だという声も多かったです。
N・M
初めての問題にどんどん触れて、その度にやり直しをして、多角的に考える力を養っていた方が良いです。
マークを塗りつぶすには、確固たる知識・確固たる自信が必要です。今なら間に合います!
H・U
これから模試をたくさん受けるだろうけど、共通テスト本番ではその経験が自信につながるから、一回一回の模試を大切にしてほしいです!
積み重ねこそが、キミを支える力になる!
受験勉強は1年間、あるいはそれ以上に及ぶ長期戦です。
その時間があっという間に感じるかもしれないけど、そこで大切なのが「いかに継続できるか」「いかに積み重ねられるか」ということ!
ぽんず
毎日少しづつ。仲間でもいいし、ライバルでもいいから、勉強を一緒に頑張れる人を見つけて!!難しかったらYouTubeとかで勉強の動画を見てもいいと思う!!
私は好きな科目に集中して取り組むと、勉強すること自体が楽しくなったよ!
I・K
毎日ずっと積み重ねたことは必ず力になるし、自信になるから、諦めずに頑張って欲しい。人と比べるよりも、自分にとってのベストを目指して、頑張って欲しい!
そして、休むときはしっかり休む!罪悪感を持たずに、次の日から頑張るために休んだんだって思って欲しい!
共通テストを胸張って受けられるように、頑張って!!!!
A
問題の難化・易化が気になったり、本番の失敗を恐れる気持ちがあったりすると思いますが、この日まで頑張ってやってきた人は、必ず対応したり、機転を効かせりして解くことができます。
不安な気持ちは十分わかりますが、なによりもこれまでやってきた自分に自信を持って受けられれば、本当の力を出せます。
みなさんが素敵な結果が出せるよう、応援しています。
こういった共通テストの感想や出題分析を見ていると、今年は難化したとか易化したとかを気にしてしまうものですが、結局はその年の受験生はみんな同じ条件で同じ内容の試験を受けます。
試験は完璧にこなす必要はありません。受験は他の受験生との「競争」なので、他の受験生よりも少しでも多く得点すればいいんです。
出題傾向が変わったりしても、勉強をがんばった分だけ自信につながるということを忘れないようにしましょう!
今日からでも!5分だけでも!はじめてみよう!
一方で後輩たちに自分のような「後悔」をしてほしくないという先輩の声も多くありました。
T・Y
高2の時期が一番心に余裕を持って、差がつけられる時期だと思う。周りが受験勉強をやっていなくても、メリハリつけてしっかり取り組むべきだと思う。
なーなる
今日、共通テストを終えて思うことは、もっとやれることがあったと思う、後悔です。みんなには後悔してほしくない。そう強く思います。
今はキラキラな高校生活だから、もちろん今も楽しく過ごしてほしいです!今日、5分長く勉強してみてください。その積み重ねが、未来へつながると思います!
K・R
勉強したほうがいいという声を沢山の先輩方からいただいていたにも関わらず、まだ時間があると思って勉強しなかったことに一番後悔しています。
現高2生も共通テスト直前になって後悔しないように、今のうちに受験勉強を始めてください。
みんなはまだあと1年あるし、1年あれば第一志望に合格するから、自信をもって勉強してほしいです。
あと、進研ゼミの教材もためずにコツコツやって下さい!
同じように進研ゼミの教材にも取り組むべきと言う人も多かったです。
E・Y
進研ゼミの教材はほんとにいいものばかりなので、どうか溜めないで毎月コツコツやってください(溜めすぎてあまり活かせなかったことをとても後悔しています)。
C・O
勉強をやっていて、この前できなかった問題が今日はできてる!っていうときは、家族や先生に伝えてみてほしい。そしたらきっと褒めてくれるはず!
自分ひとりでずっと勉強しているより、周りに褒めてもらえると勉強のモチベも上がるし、だんだんできる問題が増えてきたことも実感できて、学ぶことが楽しくなってくるよ!
共通テストを受験した先輩たちの声は、生々しくもあり、だからこそ響くものも多くあったはず。
何か感じたことがあったなら、それを行動に移すことが大切です。きっとキミが受験本番を迎えたとき「あのとき本気になって良かった」そう思うはず。
受験勉強に「早すぎる」ことはありません。早くから努力を続けている人こそ、どんどん有利になるのが勉強です。
「後悔」を感じる先輩が多いからこそ、キミも同じように「後悔」しないように、できることをやっていきましょう!
▼2023共通テスト 受験生の声▼
①実際に受けてみた感想
②当日やってよかったこと
③高1・2生へのメッセージ←今見ているページ
出題分析や科目別対策法がわかる!共通テスト徹底解剖Web&セミナー
進研ゼミ高校講座では、2023年度の共通テストを徹底解剖しています!
特設サイト『共通テスト徹底解剖Web』では、出題分析や科目別対策法を公開しています!
また、1月28日(土)19時30分からは『2023共通テスト徹底解剖セミナー』を開催!
進路情報のプロが、本番試験の問題を使用して徹底解説!科目別の出題傾向や、その対策に必要な学習法がわかるセミナーとなっています。
\1月28日(土)19時30分から/
対策をするには、まず情報収集から!最新の情報を手に入れて、これからの学習に活かそう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/クロロ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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