推薦入試を考えている人が高2の夏休みに取り組むために7月から知っておきたい、合格を後押しする活動をまとめて紹介!
「推薦合格」につながりやすい活動1 推薦入試でアピールできる材料をつくる
もうすぐ夏休みだね~。推薦入試の準備は高2の夏に行動するかしないかが大事だよ!
はい! 今年は気になっている大学のオープンキャンパスを予約しました。
いいね! でも推薦志望なら夏休みにやっておきたいことはほかにもあるよ。
そうなんですか!? オープンキャンパスに行くことしか思いつかない...。どんなことをしたらいいんですか?
まず、志望理由書や面接でアピールできる材料をつくること! 具体的には、志望学部の学びと関係のある体験をすることかな。高校生が参加できる職業体験もあるし、ボランティアをする時間もあるよね。
あ、私も観光ボランティアに参加する予定です。
パーフェクト! 志望理由書を書いたり面接で志望動機を話したりするときに、その体験と大学での学びを結びつけて語れば、自分の熱意をアピールできるよね。
なるほど~。ほかにもできるだけ参加したいな、とは思うんですけど、夏休みは部活も文化祭実行委員会も忙しくなりそうで...。
部活とか委員会だって、その活動をがんばって経験したことは面接などで伝えられるから大丈夫。学校の探究活動を深めてもいいしね。ただ、どんな体験でも、感じたり考えたりしたことはノートにまとめるなどして自分なりに整理しておくといいよ。
そうですね! 残しておかないと推薦入試の頃までに記憶があやふやになっちゃいますよね。
高校の掲示板で知って、教育系のボランティアに参加しました。その体験はeポートフォリオにまとめておき、志望理由書では教育と法律の関係について考えた経験をしっかり強調!
(上智大法学部 学校推薦型選抜 公募制推薦合格)
夏休みは吹奏楽コンクールに向けて部活一色。当時は大変でしたが、推薦入試の面接では部活の経験を話して「がんばれる自分」をアピールできました。
(島根大法文学部 総合型選抜合格)
「推薦合格」につながりやすい活動2 検定・資格対策に力を入れる
夏休みにやっておきたいこと2つめは資格・検定対策!
語学の検定とか、ですか?
そう! 大学・学部によっては英語の資格検定試験で一定以上の基準を満たしていないと出願できない場合もあるしね。
私が気になっている学部も、まさにそれです!
だったら高2の夏から対策しておくと安心だね。出願条件に含まれていない検定や資格でも、学びたい学問に関係のあるものなら、高2のうちに取得しておいて損はナシ! いろんな資格・検定があっておもしろいから、調べてみるといいよ。
まだ志望大・学部は最終決定できていなかったけれど、複数校の推薦入試について調べてみると、英語の資格検定試験を取得しておくと有利になる大学も。そこで、夏休みは英検2級をめざしてがんばりました!
(立教大法学部 学校推薦型選抜 指定校制推薦合格)
高2の夏休みは、簿記や珠算の検定合格をめざして毎日勉強しました。自分の意欲をアピールできるので、資格・検定挑戦はオススメ!
(熊本県立大総合管理学部 学校推薦型選抜 公募制推薦合格)
「推薦合格」につながりやすい活動3 学校の成績UPに力を入れる
推薦志望者が高2の夏休みにやっておくことってたくさんあるんですね。アツイ夏になりそうです!
それと、夏休みには学校の成績UP対策も超重要!
そうだった...。4月からニガテな数学をがんばって1学期の成績は上がったんですけど、先は長いんですよね~。
努力してしっかり結果を出してるんだね! 学期が終わるごとに「学習成績の平均値」を計算して、志望大の出願基準と比べてみるといいね。高3の1学期まで、ぐんぐん成績伸ばしていこ!
先輩と話してたらやる気出てきました。夏休み明けにもテストがあるし、改めて気合い入れます!
高2の夏休みは1学期の学習範囲をまとめて復習しました。ニガテ分野を夏休みになくしたら、9月以降の定期テストで点数が取りやすくなりました!
(早稲田大文学部 学校推薦型選抜 指定校制推薦合格)
課題の提出状況も成績に含まれるので、夏休みの宿題も計画を立ててきっちり取り組み、早めに終わらせました。
(信州大農学部 学校推薦型選抜 公募制推薦合格)
まとめ
・高2の夏休みには推薦入試でアピールできる経験を積む
・推薦入試の出願資格も確認して、検定・資格対策に力を入れる
・出願資格を得るため、学校の成績UPを改めて意識する
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