こんにちは!
高校別担任コーチのにせいです。
高校入学から約1か月がたちましたね。
そこで、こんな悩みを持っている人はいませんか?
「やらなきゃいけないのは分かっていても、勉強に取り掛かれない...」
「ついスマホを見てしまう。自分って意志が弱いのかな...」
そんなキミに声を大にして伝えたいのが、「勉強になかなか手が付けられないのは、キミの意思が弱いからではない!!」 ということです。
実は、ちょっとの工夫で、勉強できる仕組みを作れちゃうんです!
私がやっていた、勉強に取り掛かるための工夫をご紹介します♪
精神論ではなく、根本的な原因の解決が大事
キミが勉強をだるいと感じる理由の一つは、「勉強よりも他のことの方が楽しいから」です。
もちろん、勉強だって新しいことを知れたり、成果を出せたりすれば楽しいものです。
ですが多くの場合、ゲームや動画などの方が、勉強よりも簡単に楽しさを得られるんですよね。
テスト前に片づけをしたくなる現象も、この理屈で考えれば納得です。
テスト前になると、同じくらいやりたくなかったはずの「片付け」と「勉強」を比べて、「片付け」の方がまだ楽しそうに見えてくるから、そっちをやってしまうというわけです。
私も、テスト前はいつも部屋がぴかぴかでした(笑)
つまり、勉強よりも他のことに気が向くのは、そちらの方が楽しいのですから当然のことだと言えます。
なので、ついサボってしまう自分自身をそんなに責めなくて大丈夫ですよ。
大切なのは、自分が勉強になかなか取り掛かれない原因を冷静に探して、解決していくことです。
「意思を強く持つ」とか、「目標を決めて意欲を持つ」といった精神論は、長続きしません。
自分の意志力に原因を求めるのではなく、物理的に環境を変える努力をしてみて下さい。
例えば私の場合、こんな対策をしていましたよ。
・勉強するときはスマホを自室に置かないようにする
・テスト前は、ゲームソフトを親に預かってもらう
・そもそも家ではなく学校に残って勉強する
勉強にすんなり取り掛かれる人は、意思が強いのではなく、こういった工夫が上手い人だということです♪
"5分間タイマー"を活用しよう
次にお勧めしたい方法が、「5分間タイマーを活用する」ということです。
いくら環境を整えても、なんだかやる気が出なくてぼーっとしちゃったり、寝てしまったりする事、ありますよね。
そんな時にやってほしいのが、この方法です。
やり方はいたって簡単です。 どうしてもやる気が出ない時に、5分間のタイマーを掛け、その時間だけは全力で勉強してみる。
これだけです! いきなり1時間勉強しろと言われても気持ちがしぼんでしまいますよね。
ですが、5分だけならできる気がしませんか?
このように、自ら勉強へのハードルを下げることで、手を付けやすくなります。
また、実際にやり始めてみると少しやる気が出てきて、「もう少しやってやろうかな」という気が起こりやすいです。
なんだか気分が乗らない...という時には、ぜひ試してみて下さいね。
帰ったらやる事をメモしておこう
最後に、よりスムーズに自習に取り掛かるための工夫を紹介します。
それが、「学校にいる間に自習内容を考えてメモする」ということです。
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、大丈夫です。
その日の授業内で課された宿題などを見て、今日帰ったらやる分を箇条書きでメモ帳やノートに書いていくだけです。
例えば、こんな感じでOKです。
・数学ワーク 今日の授業範囲
・英語 次回の予習
・国語 小テストの勉強
家に帰ったら、そのメモを見ながら自習を進めていけばいいので、「何をやろうかな」と考える手間が減ります。
授業中に一言メモするだけなので、明日からすぐ始められます。
ぜひやってみてください!
まとめ
最後まで読んでくれてありがとうございます♪
きっとキミは、「忙しいけどもう少し勉強を頑張りたい...」と思ってこの記事を読んでくれたのだと思います。
その姿勢、とっても素敵です! もしよかったら、キミの高校の担任コーチのアドバイスもチェックしてみて下さいね。
\キミの高校の担任コーチからアドバイスも/
<この記事を書いた人>
高校別担任コーチ にせい
筑波大総合選抜文科系在学中
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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