数年後にはキミも直面する大学生活をお金面から考えてみよう!
ということでこのシリーズでは、大学生のリアルなマネー事情を、進研ゼミの先輩たちのデータとコメントをもとに紹介していきます。
シリーズ3回目のテーマは、「お金の失敗談」!
大学生になると、アルバイトや一人暮らしの生活費など、扱う金額が急に多くなるので、いろいろな失敗をした先輩たちがいます。
しかしそのような失敗を経て、お金の管理の大切さに目覚めた先輩たちもたくさん!
早速見てみましょう!
使いすぎで「やっちまった!」失敗編
まずは「使いすぎの失敗談」から紹介します!
京都芸術大 芸術学部 Y・Y先輩
推しのグッズでお金を使った直後、課題制作で買わないといけないものが多くあり、半月500円で過ごした。
岐阜大 応用生物科学部 Y・I先輩
同じ部活の子は、遊びなどでお金を使いすぎて口座の残金が3桁になって、ATMでお金が引き出せなくなっていた。
埼玉県立大 保健医療福祉学部 S・A先輩
ダイエット目的でエステに通ったら、思ったよりも使いすぎて、気づいた時には、大きな額の請求が来た。
明治大 理工学部 Y・I先輩
男子の先輩が女子にとてもみついでいました...
横浜市立大 国際教養学部 S・I先輩
何も考えずに使ってしまい、月末にお金がなくなり親に借金する羽目になった。
和歌山大 観光学部 A・M先輩
バイトで働き始めてすぐは自分のお金だからと思って使い過ぎてしまった。
兵庫県立大 理学部 M・O先輩
貯金が10万円を超え、調子に乗って様々なところに旅行したり、無駄遣いしたりした結果、金欠状態になった。
大阪電気通信大 総合情報学部 T・N先輩
ライブでテンションが上がってグッズもたくさん買い、財布のお金がほぼ底をついた。
京都大 理学部 Y・S先輩/p>
大学に入って数か月は節制していたのですが、服を買うために1万円ほど使ってから吹っ切れたようにお金を使ってしまった。あまり極端に我慢しすぎないことが大切です。
福岡大 商学部 M・U先輩
課題やレポートのストレスで衝動的に買い物をしてしまい、クレジットカードの請求が高額になってしまった。
うっかり「やっちまった!」失敗編
次は、知識不足で失敗したり、得だと思っていたら損をしたり...などのありがちな失敗談を紹介!
九州大 文学部 S・O先輩
食費をケチって安い日にまとめ買いして、食べ物を腐らせた。食費ケチって良いことはないです...。
上智大 外国語学部 T・S先輩
サブスクリプションを使わないのに払い続けていた。
※サブスクリプションとは料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる形式のビジネスモデルのこと。近年ではサブスクとも略される。
琉球大 理学部 E・Y先輩
奨学金のいろいろな手続きを期限ギリギリまで忘れて、大学から電話がかかってきて、親にもめちゃくちゃ叱られた。
神奈川大 経済学部 A・S先輩
スマホで支払いができる電子マネーを使い始めたら、いつのまにか使いすぎて銀行の預金がなくなっていた。
金沢大 人文学類 G・K先輩
クレジットカードの分割払いを併用しすぎて、月々の支払いが大変になった!
札幌学院大 人文学部 S・R先輩
バイトを入れすぎて、所得税を給与から引かれてしまった。
ちゃんと計算して働くべきだった。
※年収が103万円以上になると所得税を支払う必要があります。
大阪大 文学部 N・T先輩
初回分だけ安くなる定期購入の洗顔料を購入したが、解約を忘れていて2回目が届いてしまい、高い料金を払わなければならなくなった。
近畿大 産業理工学部 Y・T先輩
大学構内の自分の銀行口座のあるATMで引き出せば手数料は無料なのに、わざわざコンビニで引き出してしまって、1000円引き出して、200円の手数料取られていた。
お金の使い方で気をつけるようになったことは?
しかし失敗は成功のもとです。
お金の失敗をきっかけに意識を変えて、将来に役立つお金の扱い方を身につけることができます。
ここからは、先輩たちが行った失敗を糧に学んだ、リカバリー術を紹介します!
使いすぎ予防!
龍谷大 文学部 Y・K先輩
何にどれだけ使っているかを家計簿アプリで把握するようになった。「コンビニのおやつに使いすぎているな」と思ったらセーブしたりする!
京都大 理学部 Y・S先輩
電子マネーはどれだけお金を使ったのか実感がわきにくい。月初めに電子マネーに3万円入れ、食費は必ずそこから出すことにして使いすぎを防いでいます。
明治学院大 国際学部 N・S先輩
バイト代が入ったら、「引き出す額はその給料の半分以内まで」と決めて、手元で使えるお金を制限している。
衝動買いを防ぐ!
関西大 法学部 G・K先輩
コンビニでついでに要らないものを買わない。
横浜市立大 国際教養学部 S・A先輩
こまめに残高を確認しています。あと何円使えるのかを把握することで、衝動買いを抑制することができます。
明治大 理工学部 Y・I先輩
必要ないものは買わない。安いものであっても、その値段分の価値がないものは買わない。
広島文化学園 看護学部 T・K先輩
欲しいもののリスト化や予算を決めて、衝動買いしないようにしている。
貯金をして出費に備える!
叡啓大 ソーシャルシステムデザイン学部 A・T先輩
銀行口座は2つ用意し、1つは今月使うお金を保管する、もう1つは貯金用の口座にしている。
和歌山大 経済学部 H・S先輩
バイトの給料の3割は毎月必ず貯蓄して、自分が自由に使うのは残りの7割という自分ルールを作っています。
満足度の上がる使い方をする
岐阜大 応用生物科学部 Y・I先輩
無駄遣いに気をつけているが、必要だと思うこと(友達と遊ぶ、リフレッシュなど)には罪悪感なく使うようにしている。
専修大 人間科学部 N・U先輩
旅行や留学など、自分にとって貴重で大きな経験のためにお金を使いたいので、小さな贅沢はあまりしないようにしている。
京都工芸繊維大 工芸科学部 I・Y先輩
行きたくない会合や集まりはお金の無駄なので行かない。
節約術
兵庫県立大 理学部 M・O先輩
友達との外食が多くなりました。外食しない日は自炊を中心に食費を抑えています。
まとめ
大学生活のスタートでは、とくに使いすぎてしまったり、損をしたりと失敗も多々あるようです。
しかしそれを教訓に、お金の収支を管理したり、衝動買いを抑えたり、貯蓄したり、価値ある使い方をするようになった先輩たちがいました。
キミもこれを機に、おこづかいや将来のお金の使い方について考えてみませんか?
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<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/長谷川ヨスコ
※この記事は進研ゼミが2021年12月~1月に行った、進研ゼミの先輩大学生275名を対象に行ったアンケートをもとに構成しています。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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