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【高2向け】学校推薦型選抜を受けるために実績はどれぐらい必要?/志望大合格に向けて1か月で古文文法と漢文句形を固めたい

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進研ゼミ高校講座

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勉強や進路の悩みを大学生の「ゼミ」OB・OGに気軽に直接質問できるサービス「先輩ダイレクト」。

この記事では、2/7~2/20に高2生から寄せられたお悩みで、この時期ならではのものをピックアップしてお届け!

今回は「学校推薦型選抜を受けるために実績はどれぐらい必要?」、「志望大合格に向けて1か月で古文文法と漢文句形を固めたい」です。


学校推薦型選抜を受ける予定なので何か実績を作っておいた方がいいのか気になっている人、古文や漢文にニガテ意識がある人必読です!

今週のみんなのお悩みその1

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高2生のお悩み

私は大学に行くチャンスを少しでも多くしたいと思い,学校推薦型選抜を狙っているのですが,私が所属している部活はあまり活発ではなく,実績を残せていません。また,私自身もボランティアなどの課外活動も経験がなく,留学などの経験もありません。
ですが,2年生からではありますが生徒会役員になりました。やはりこれだけの実績では推薦は難しいでしょうか?(高2生Kより)

先輩の回答

私も実績は少なかったのですが、無事学校推薦型選抜で合格することができました。私が取り組んだポイントをお伝えしていきますね。

Kさん、こんにちは!

新潟大学先輩チューターのれにです。

初めての質問ありがとう!

今回は「学校推薦型選抜における実績」についての相談ですね。

私自身、合格の可能性を増やすために、学校推薦型選抜を受験した結果、合格をつかみとることができました。

経験を踏まえてアドバイスができたらと思います!

ーーーーーーー

実績が全てではない

まずお伝えしたいのが「高校時代の実績だけで判断されるわけではない」ということです。

もちろん、部活や課外活動で様々な経験をすることで、志望理由書や面接でのアピールポイントにつながるというメリットはあると思います。

ですが私も、高校時代の部活は大会もないゆるい部活でしたし、留学や生徒会の経験もなく、ボランティアを何回かやった程度でした。(実績については、Kさんよりも少ないと思います。。笑)

こんなに特別な経験が少ないのに大丈夫かとても不安でしたが、「せっかくチャンスが増えるのなら挑戦しよう」と受験を決めました。

志望理由書では、ボランティアの経験を最大限に生かして、その経験と専門の勉強につながる部分について詳しく書くようにしました。

このように、数少ない経験の中でも、自分が学んだ点・成長できた点を生かして学校推薦型選抜に挑むことは可能だと思います。

Kさんは「生徒会役員になった」とのことなので、その一つのことからでも、学んだ経験はたくさんあると思います!

Kさんなりの経験をぜひ受験の材料として生かして欲しいです!

また、受験する学校にもよると思いますが、私の場合は、面接では高校の経験よりも、「大学・卒業後にどんなことをしたいのか」という点について主に聞かれました。

そのため、今までの経験の他にも、「具体的な将来像を描く」ということについても今のうちから少しずつ考えておくといいと思いますよ。

学業成績が重要になる場合も

二つ目にお伝えしたいのが「学業成績が大切」ということです。

多くの学校推薦型選抜では、受験資格として学校の評定の規定が設けられていると思います。

私の受験した学校ではさらに、「より優秀な成績の生徒には推薦書に記述をしておく」というものもありました。

そのため、高校の成績は受験資格になるだけではなく、合否を分ける材料の一つになると思います。

高校によって成績の基準は異なるため、成績はある程度の目安になるかと思いますが、成績はよくて損することはないので、授業や定期テストにより一層力を入れるといいと思います!

実は私が学校推薦型選抜の受験を決めたのは3年生の夏休みと、とても遅かったのですが、1年生の時から手を抜かずに勉強していたため、無事受験することができました!

今振り返ると、定期テストで良い点数を取る他にも、授業態度も気をつけていたことがよかったのかなと思っています。

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今回は上の2つのアドバイスをさせていただきました。

Kさんが、受験について考える参考のひとつとなれば嬉しいです。

また困ったことがあればいつでも先輩ダイレクトを活用してくださいね!

日々の授業や定期テストを大切にすることも合否をわける材料の一つになるはず。学業成績を上げるためにさらに力を入れて取り組みましょう!



今週のみんなのお悩みその1 まとめ

いかがでしたか?

実際に学校推薦型選抜で合格したれに先輩のアドバイス、説得力がありますよね。

「何をしたか」よりも「なぜしたか」「その経験を大学での学びにどう活かしたいのか」が大切なのだと思います。

改めて大学で何を学びたいのか、今取り組んでいる生徒会での活動などは関連づけることができそうかをしっかり考えておくといいですね。

ほかの先輩のアドバイスも参考に、学校推薦型選抜に向けて今からできることを考えてみてくださいね。

>>実際の質問とほかの先輩たちの回答はコチラ

※上記のリンクが飛べない場合は、「高校講座アプリ」画面の一番下の「質問・相談」タブの「勉強法・進路」から「先輩ダイレクト」にアクセスしトップページの「検索する」タブで質問No.(187846)を入れて検索してみてください。


さて次のお悩みは、「志望大合格に向けて1か月で古文文法と漢文句形を固めたい」です! 古文や漢文に苦手意識があり、文法や句形を固めたいと思っている人、必見ですよ!

今週のみんなのお悩みその2

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高2生のお悩み

東北大学文学部志望です。
一ヶ月で古文文法と漢文句形を固めて読解へ行きたいのですが、どのような対策をすればよいですか?国語の進研模試の偏差値は58ぐらいで、古文漢文は平均より少し高いぐらいです。(高2生Nより)

先輩の回答

私が基礎を固めるために立てていた基本方針3つ、お伝えしますね!

Nさん、こんにちは!

筑波大学 先輩チューターの にせい です。

質問してくれてありがとう!

古典の勉強法に悩んでいるのですね。

今から基礎を固めようというNさんの姿勢は素晴らしいと思います♪

私が基礎を固めるために立てていた基本的な方針をご紹介します。

1.主語を意識する

古文・漢文を読むうえで主語はとても大切です。

読解を行う時には、主語を意識して解くと成績が上がりやすくなると思います。

私は登場人物ごとに、丸や三角などの異なる記号で囲い、主語が抜けているところには逐一記号で補うようにしていました。

また、女性にはハートマークを使うなどの工夫をしていました。

2.演習の中で文法をマスターする

たとえば、古典の助動詞は文法事項の一つです。

一見地味なように見えますが、助動詞にも意味があり、読解するうえで重要な手掛かりとなります。

練習問題を解くときに、助動詞の意味や漢文の句形などを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。

そして、少しでもあやふやなところがあれば、文法書などを見て確認するということを繰り返してみてください。

そうすることで、実戦的な知識が積み重ねられると思います。

また、敬語や和歌の表現技法などの基礎的な事項に関しては、大変だとは思いますが単語帳などを駆使して覚えてしまった方が後で楽だと思います。

なぜなら、文を読む中で敬語を判別するにしても、どれが敬語かわからなければ意味が無いからです。

敬語に何があるかを覚えることができたら、問題を解いていく中で尊敬語・謙譲語・丁寧語を見分ける練習などをしていくのがいいと思います。

3.品詞分解・出典について

私は、基礎が固まるまでは、時間がかかったとしても試験中や練習問題で品詞分解をしていいと考えます。

なぜなら、品詞分解をする中で、自分の理解が不十分なところを見つけることができるからです。

なので、この一か月は読解の中で品詞分解をしてみてください。

時間はかかりますが、丁寧に苦手をつぶしていきましょう。

以上が私からのアドバイスになります!

まとめると、

主語を意識する

演習の中で文法をマスターする

品詞分解をして適宜確認する

です。

ここまで読んでくれてありがとう。

また何かあればいつでも質問してください。

Nさんのことを応援しています!

3つのポイントを意識して集中的に取り組むと、苦手意識を軽減することができると思います。地道にしっかりやってみてください!



今週のみんなのお悩みその2 まとめ

いかがでしたか?

にせい先輩の具体的なアドバイス、とっても参考になりますね。

苦手克服に近道なし。文法や敬語の理解、品詞分解など一つずつていねいに取り組むことにまずしっかり向き合ってみると、ある日読めるようになっている自分に気づくはず。

ほかの先輩のアドバイスも参考にしながら、ぜひ今のうちに古文・漢文の基本をマスターしておきましょう!

>>実際の質問とほかの先輩たちの回答はコチラ

※上記のリンクが飛べない場合は、「高校講座アプリ」画面の一番下の「質問・相談」タブの「勉強法・進路」から「先輩ダイレクト」にアクセスしトップページの「検索する」タブで質問No.(187868)を入れて検索してみてください。

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どんな風に受験勉強と部活を両立させたのかや受験に向けた学習計画、自分の状況に合わせた効果的なゼミ教材の活用法なども聞くこともできますよ。

気軽に「先輩ダイレクト」に投稿して聞いてみましょう〜! 

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<この記事を書いた人>

進研ゼミ高校講座 ライター中原絵里子

 

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