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【高1向け】ニガテな英語をなんとかしたい!/受験で使わない数学にどれぐらい比重を置く必要がある?

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進研ゼミ高校講座

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勉強や進路の悩みを大学生の「ゼミ」OB・OGに気軽に直接質問できるサービス「先輩ダイレクト」。

この記事では、1/24~2/6に高1生から寄せられたお悩みで、この時期ならではのものをピックアップしてお届け!

今回は「ニガテな英語をなんとかしたい!」、「受験で使わない数学にどれぐらい比重を置く必要がある?」です。


学年末テストや模試に向けてニガテな英語の点を伸ばしたい人、数学を受験で使わない場合にどのぐらい勉強時間を取るべきか迷っている人、必読です!

今週のみんなのお悩みその1

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高1生のお悩み

私は中学生の頃から英語がニガテです。しかし、どうにかしてテストで平均点を超えられるようになりたいです。今、時間に余裕があるので、この期間に基礎的なことだけでもできるようになって、学年末テストで平均点を超えたいです。(ふだんのテストの偏差値は約45です)どのように勉強したらいいでしょうか?英語がニガテな私でもできるようになる勉強法はありますか?アドバイスお願いします!(高1生Mより)

先輩の回答

英語の長文はまずはゆっくり確実に読むのがオススメ。何を意識して読めばいいのか、詳しく説明していきますね!


こんにちは! 大阪大学工学部の先輩チューター、みかんです!

今回は出題方式別に勉強法を紹介しますね!

まずは長文から。

英語の長文って、配点がものすごく大きいので早く正確に解きたいですよね。

今回は、私が実際に試して効果があった英長文の勉強法を紹介します!

まず、英語の長文をいきなりカンペキに読もうとするのは我慢してください。

勉強を重ねて実力が付けば勝手にスラスラ読めるようになっていますから。

何を言っているのか分からないのは、英文の難易度に対して自分の実力が不足している状況で、スラスラ読もうとハイスピードで英文を追っているためです。


まずはゆっくり確実に読むことを心がけて下さい


そして、英文の意味を理解するには構造を理解することが重要です。

英文の構造に関しては、各種問題集や先生に質問に行くことで理解してください。


大切なのはここからです。

理解した英文を何度も何度も読み返すことが大切です。

その際、単語同士のつながりや文法的な知識を総動員して、自力で構造を理解する訓練を繰り返してください。

こうすれば最初はよくわからない文でも、少しずつ構造と意味が分かるようになってきます。

私はこうすることで、難しい英文でもスラスラ意味を理解できるようになりました。

おかげで入試でも、英文の意味を理解できなくて読むのが止まってしまうことは一度もありませんでした。

大切なのは、教えてもらって理解したあとで、自分でその理解を再構築できるか、ということです。

自力で読めるか、このことにこだわって勉強を続けていってください。

次に単語と文法です。


今回は、私が試して効果があった暗記方法を紹介しますね。

私は、英単語は書いて覚える派でした。

一つの単語につき5回は書いて覚えるようにしました。

ここで分かってもらいたいことは、短期記憶と長期記憶についてです。

英単語を書くとその日のうちは短期記憶により、覚えていられますが、1週間後にはかなりの数を忘れているはずです。

短期記憶を長期記憶に移すためには、間隔をあけて何度も覚えなおすことが必要になってきます。

日を追うごとに単語を見直す回数が増えていくようなスケジュールで勉強すると、半年ほどして長期記憶に移行されていきます。

とにかく反復が大切です。

また、英単語は1日に10個ずつと少ない数を進めるよりも、1日30個や50個ペースで進めたほうがよく覚えられました。

最初の一回では完全に身に付けることができないことは分かっているので、まずは単語帳を1周させることをおすすめします。


1周した後は、赤シートなどを使って2日で1周するくらいのペースで勉強すると、長期記憶に移りやすいです。

私はこの方法で受験勉強が本格的に始まる前に英単語をマスターしたので、受験勉強が本当にはかどりました!

せっかく定期テストの勉強をするのですから、入試勉強にも繋げていきたいですよね!

単語帳は時間がかかりますが、それくらいの時間をかけていいものだと思います。

じっくり、何度も同じ単語と向き合って頑張ってください!

最後にリスニングです。

リスニングってなかなか上手く対策できませんよね。

私もリスニング対策には常に頭を抱えていました。

しかし、ある方法を試して以来、リスニングの点数が短時間の勉強で上がったので、今回はその方法を紹介しますね。


私がやったのは、シャドーイングです。

シャドーイングとは、流れてくる英語の音声を追いかけるように、自分も発音するという練習です。

この勉強のメリットは、リスニングの勉強と発音アクセントの勉強が同時にできるということです!

それでは順に説明していきますね。

まずはリスニングについて。

シャドーイングは本来、音声のスクリプトは見ずに行うことが好ましいです。

そのため、シャドーイングをするには英語の音声を聞き取って瞬時に理解し、自分の言葉にする必要があります。

つまり、正確に単語を聞き取れていないと、シャドーイングそのものが成り立たなくなります。

また、発音する必要があるので、正しい発音やアクセントの能力も求められます。

最初はすごく難しいですが、必死でCDの音声の真似をしているうちに少しずつできるようになっていきます!

私はシャドーイングを毎晩10分行っていましたが、おかげで定期試験のリスニングで満点を取ることが出来ました!

1日10分、根気強くやっていけばリスニングの実力はかなり上がるはずです!

気になったら試してみてくださいね。

まだまだ間に合いますよ!

頑張ってくださいね!

1日10分のシャドーイングで、リスニングの力は相当上がるはずです。試してみてね♪

今週のみんなのお悩みその1 まとめ

いかがでしたか?

文系でも理系でも、ほぼ避けられないし配点が高いのが英語ですから、ニガテであればもう腹をくくって向き合うしかありません。

でも、みかん先輩が具体的に示してくれた英語の勉強法を実践できれば、1年間で相当力がつきそうですよね。

まずは長文・単語・リスニング対策のどれか1つでもいいので、本気でやってみてください。

それで手応えを感じられたら、だんだん自信がついてくるはずですよ!
ほかの先輩のアドバイスも参考にして、ぜひこの機会に英語へのニガテ意識と決別しちゃいましょう!

>>実際の質問とほかの先輩たちの回答はコチラ

※上記のリンクが飛べない場合は、「高校講座アプリ」画面の一番下の「質問・相談」タブの「勉強法・進路」から「先輩ダイレクト」にアクセスしトップページの「検索する」タブで質問No.(187331)を入れて検索してみてください。


さて次のお悩みは、「受験で使わない数学にどれぐらい比重を置く必要がある?」です! 数学を受験で使わない場合にどのぐらい勉強時間を取るべきか迷っている人、必見ですよ!

今週のみんなのお悩みその2

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高1生のお悩み

現在、早稲田大学文学部を志望しています!
おそらく、受験では数学を使わない予定です。しかし、数学の授業やテストはあるので最低限は解けるように勉強しているのですが、苦手なためかたくさんの時間を費やしてしまいます。好きな英語もさらにレベルアップしていきたいのですが、苦手教科に引っ張られて、しまいます。ちなみに部活は週6です。
先輩方はどのように数学と向き合っていましたか?比重はどのように置いていたか、教えていただきたいです!(高1生Hより)

先輩の回答

受験で使わない予定でも、高2の冬ぐらいまでは数学にある程度時間をかけてもいいと思いますよ!


Hさん、こんにちは!

早稲田大学文化構想学部・先輩チューターのほーむです。

質問ありがとう!

早稲田大学の文学部を志望しているんですね!

早い段階からしっかり進路を見据えた勉強計画が立てられていて素直に尊敬しています...。

受験を意識した中での数学との向き合い方についてですね。

受験に使わない科目にどれだけ力を入れるかって迷いますよね...。

今回は私の経験をもとにアドバイスできたらと思います!

【私の取り組み方】

私は高校では便宜上国公立対応のクラスに在籍して共通テストも受験していたので、高3まで数学も勉強していました。

ただ、あくまでも早稲田大学が第一志望だったので数学の勉強は学校の授業を活用しながら進めて、家では国英社に重めに時間を割くようにしていました。

私もHさんと同じで数学が苦手だったので時間をかけてしまいがちだったんですが、結論から言うと2年の冬くらいまでは数学にある程度時間を取ってもいいと思います。

併願校の受験方式によっては学校の成績がいいとかなり有利にはたらく場合もあるので、毎日の授業や定期テストにしっかり取り組んでおくことはすごく大切です...!

私は特に「定期テストでしっかり点数が取れるようにすること」を意識して、週末にその週に学習した内容をまとめて復習し、分からない問題を次の週に持ち越さないように意識していました。

数学の復習は時間が取りやすい週末の午後にまとめて取り組んでいたので、力を伸ばしたい英語や世界史を平日の帰宅後や休日の午前中、登下校時などのスキマ時間を活用して進めていました。

全体の時間配分はだいたい

国:数:英:理:社=1.5:3:2.5:1:2

みたいな感じだったと思います。

各教科の苦手を残さないように、できるだけ均等にしつつも、苦手な科目・もっと伸ばしたい科目の比重を少し上げていました!

【自分なりのサイクルをつくると進めやすいかも!】

これは私が忙しい時期に実際に工夫していたことなんですが、1週間の基本的なスケジュールを書いて空いている時間(勉強に使えそうな時間)を見つけ、どの曜日のどの時間に何の教科に取り組むかをある程度決めていました。

ただ、きっちり細かく決めていたわけではなくて

「月曜日は見たい番組がたくさんあるから歴史や英単語などの暗記をメインにしよう」

「水曜日は時間が取りやすいから時間のかかる英語の長文をやってみよう」

「日曜日はほとんど予定がないから数学の復習をまとめてやってしまおう」

みたいな感じでざっくり何に力を入れるかを決めていました。

こうしておけば特定の教科に時間を取られすぎることも少なくなるので、忙しい時期は試してみてください!


――――――――――――――――――
私からは以上です。

少しでも参考になっていたらうれしいです...!

他にも気になることや不安なことがあれば気軽に質問してくださいね。

応援しています!

空いている時間に何の教科の何に取り組むかざっくり決めておくと、教科の偏りを減らせますよ!

今週のみんなのお悩みその2 まとめ

いかがでしたか?

ほーむ先輩がいうように、受験で使わない予定だとしても授業を中心に数学にある程度時間をかけることが後々役立つことがあります。

学校推薦型選抜などを受ける場合は評定平均が求められますし、

一般入試では、私立文系でも入試方式によって数学も含めた4科目の受験方式は倍率が低かったり、共通テスト利用方式でも科目数が多い方が有利なこともあるからです。

経済学や心理学など、学部学科によっては大学に入学した後に数学の知識が必要な場合もありますから、受験で必要ないからといって全く勉強せずに「捨て」てしまっても問題ないのか、もう一度考えておきたいもの。

とはいえ、一般入試で確実に受験する科目が最優先なので、ほーむ先輩の意見も参考にしながら自分なりのバランスを決めて、意識して取り組んでいくといいですね。

先輩ダイレクト」は、今の勉強法や進路の悩みを大学生の先輩たちに気軽に何度も相談できる人気の高いサービスです。

どんな風に日々の予習復習と受験勉強時間を両立させたのかやニガテ科目の勉強法、自分の状況に合わせた効果的なゼミ教材の活用法なども聞くこともできますよ。

気軽に「先輩ダイレクト」に投稿して聞いてみましょう〜! 

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<この記事を書いた人>

進研ゼミ高校講座 ライター中原絵里子

 

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