高校生になって、進路に関する最初の大きな決断「文理選択」。文理どちらにするかを決めたものの、志望大や学部まで決まっているという人は少ないはず。
逆に、「とりあえず文理が決まって一安心!」「志望大とかは、この先また考えればいいよね」って、一旦進路について考えるのを止めてしまっているのでは!?
そんな行きたい大学が決まっていないキミに向けて、高1のうちにやっておくといいことを、先輩たちが教えてくれました!
時間のある高1だからこそできること、進級してから焦って進路を決めることにならないためにも、もう一度進路について考えてみよう!
ひとまず成績は考えずに、調べる&まとめる
文理選択を終えて、進路の方向性はなんとなく決まったけど、志望大や学部が決められない人は、まずどんな大学や学部があるのかを調べるのが、スタート地点!
宮城大 M・H先輩
同じ学部名でも、大学ならではの講義形態や特色があるので、表などにまとめると比較しやすいと思います。志望大学が決まると、勉強のモチベーションもぐんとアップします。
各大学でどんな特色があるのか、どんなことが学べるのか、時間のある高1のうちに調べておくことで、このあとの進路決定にも役立つはず!
このときに大事なポイントは、今の成績はひとまず考えないこと!
北海道大 A・H先輩
現在の成績は考えず、研究室や就職先、立地などから行きたいと思える大学を多数書き出してみましょう!
それらの大学を偏差値順に並べておくと、進級とともに自分の成績と照合し、決定できます。
東京家政大 R・K先輩
まずは、いろいろな学校の資料を見比べてみるのが大事だと思います。
偏差値が高い低いで諦めてしまうのではなく、大学の魅力や学べる内容で少しでも興味を持てる大学を探してみてください。
「自分の成績じゃ、この大学は絶対ムリ」そう思って諦めるのはまだ早い!
むしろ高1のうちに高い目標があれば、モチベーションが上がるし、それに向かって自然と実力も伸びて行くこともよくあります。
成績なんて、これからいくらでも伸ばせるんだから、「自分の行きたい気持ち」を大切にして、志望大を考えてみよう!
説明会、学園祭、オーキャンで雰囲気を知る!
「どんな大学や学部があるのかを調べてみても、決め手に欠ける...」その気持ち、よくわかります。
そういうときは、やっぱり(コロナが落ち着いた際には)大学に実際に行ってみる、コレが一番効果的!
法政大 D・K先輩
まだ大学が決まってない場合は、大学祭や大学で行われる説明会に積極的に行くといいですよ!
その大学までどのくらい時間がかかるのかを見たり、実際に校舎を見たりする事で、自分が通う姿を想像できます。
九州工業大 K・A先輩
時間がある間に、視野に入れている大学のオープンキャンパスや学園祭に行きまくる!
パンフレットやホームページに大学の内容は書いてありますが、やはり行ってみないと雰囲気はわかりません!!
今回のアンケートでもオープンキャンパスに行くことを挙げる先輩が多くいました。
また、先輩100人の進路選択ストーリーを公開している『進研ゼミのWebオープンキャンパス』でも、決め手になったと語る先輩が多いです。
それほど、実際に自分が通うことになるかもしれない大学を見る、というのは大きな影響を与えるんです。
東京電機大 H・T先輩
オープンキャンパスに沢山行ってみると、自分の行きたいと思える、ビビっとくるところがあるはずです!
最初は見つからなくて不安でしたが、もうここしかない!と志望校を決めることが出来ました。
金城学院大 T・N先輩
とりあえずいろんな大学のオープンキャンパスに行ってみて!
オープンキャンパスの雰囲気がいいかどうかはその大学の先輩たちの雰囲気に直結するので、どんな人がいるかよくわかるよ!
何か明確な理由がなくても、ここだ!と思える大学が見つかるかもしれません。
最初に調べた大学をもとに、夏はオープンキャンパスに必ず参加したり、その間に行ける機会やイベントがあるときは積極的に参加してみましょう。
後回しにしない!自分の進路決定と向き合って、高校生活を充実させよう
そして、最後にこんなメッセージも紹介します。
京都女子大 H・K先輩
高校受験の時を思い出してください。高校生活は約2年間と言われますが、みんなそうではありません。余裕がある人は最後まで3年間楽しめます。高校生活を最後まで楽しむためにも、今進路選択や勉強を頑張るんだと思ってください。
部活に学校行事、3年生になれば受験勉強と、長いようであっという間に過ぎていく高校生活。
その中で、早いうちから目標を決めて一歩リードしている人は、3年間を慌ただしく過ごすのではなく、余裕をもって過ごすことができます。
焦って決める必要はありませんが、早いうちに進路を決めるとそんな余裕ができるって思うと、本気になって進路を考えてみようかなって思いませんか?
この記事を読んだのが良い機会です。先輩たちのメッセージを参考に、ちょっと進路のことを考えてみましょう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/クロロ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。