高校生のみなさんも日々使っているお金。
生活していく上で絶対に必要なものっていうのはわかると思いますが、お金のことを考えると、ミライがわかったり、進路決定にも役立つって知っていましたか?
進研ゼミではそんなミライ探求の一環として、「お金の流れを考えると、ミライがわかる」というテーマで特別ページを公開中です!
社会の中で、お金がどんな役割を持っていて、どんな流れで動いているのか。それを知ると、10年後のミライが見えてくるかも!?
「お金」が大事なことはなんとなくわかってはいるけど、お金とミライのことがどう関係している? って疑問に思いますよね。
お金に興味はあるけど、今から何かしておくことがある?
ミライで困らないように、今からお金をちゃんと管理しなさい!ってこと?
「使う」と「貯める」だけを考えがちな、お金の話。
でも、高校生からお金の動きについて関心を持つと、ミライを予測する力が身につき、それがキミの進路選びにも役立つんです!
そこで、投資運用を行うスパークス社の藤村さんが「高校生にお金の動きから社会に関心を持ってほしい!」という熱い思いで、お金の動きを通じて社会に関心を持つ方法やこれから注目の技術・分野を紹介します。
投資運用を行う、スパークス・グループ株式会社の藤村です。
成長する企業や業界を見極めて、お金で支援する『投資』。
そんな仕事を通じて、いつもこれから先の社会を見ている私から、高校生のみなさんへ、進路決定に役立つミライを予測する力の大切さをお伝えします!
ミライを見ながら、これから伸びる企業の研究・分析をしている『投資』のプロは、ミライ予測のプロ!そんなミライ予測のプロと一緒に、ミライを考えてみよう!
見たい場所へ
◆高校生が『お金』について学ぶ意味って?身近な例で考えてみよう!
◆ミライを予測して進路選びに活かせ!これから伸びる注目の5分野
◆好奇心をもち、先入観を捨てることが、ミライ予測の力を育むポイント!
高校生が『お金』について学ぶ意味って?身近な例で考えてみよう!
いきなり『お金』の話と言われても、ピンときませんよね。
でも、高校生が『お金』のことを学ぶ意味やメリットを知ると、ちょっとは興味が出てくるのでは!?
『お金』のことなんて、大学生や社会人になってからでもいいんじゃない?
と思うかもしれませんが、今キミが学ぶことで、将来活躍できる分野がわかり、進路決定に役立つというメリットもあるんです!
「お金の流れ」に注目すると、人々に求められる企業や技術に「お金」が集まり、新しいサービスやモノが生まれるといった社会の変化がわかります。
それを、身近な例で考えてみましょう!
コロナ禍でキミの生活はどう変わった?ミライを予測する力が、進路決定に役立つ!
キミの生活は、コロナ禍の前と後で、大きく変わったと思います。そんなコロナ禍で新たに登場したり、よく使われるようになったりしたモノやサービスってありますか?
・マスク、消毒液
・フードデリバリー
・ECサイト(モノやサービスを販売するサイト)
・リモート技術
こんなものが挙げられると思いますが、これらが今後どうなっていくのかを考えてみてください。
巣ごもり需要として、多くの人に利用されるようになったフードデリバリーなどは、コロナ禍のあと、また生活が変わったときに、需要が変化する可能性が高そうですね。
逆に、キミが学校や進研ゼミで利用しているオンラインでの学習にもあるように、リモート技術は今後も教育や医療、さまざまな分野で活用されるでしょう。
10年後、つまり「これからの社会でも必要とされるもの」を考えることは、これからキミが活躍できる分野を考えることにも繋がるのです。
こんなふうに、今の世の中を調査・分析して考えを深めることで、ミライを予測できるんです。
そして、この力を高校生のうちに磨いておくと、「自分は将来ここで活躍したい!」という進路を考えるヒントにもなりますよね。
『お金』の価値を知ることは、働いてお金を得ることの大切さを知る以上に、自分が社会で求められるものの一部として活躍できる・していることを知ることでもあるんです。
実際に藤村さんは、高校生のときに『お金』について勉強していたの?
ところで、スパークス社の藤村さんは、今は投資のお仕事をされていますが、高校生の頃から『お金』に興味があったのでしょうか?聞いてみました!
実は、社会人になるまで、投資に縁はありませんでした。
私が大学を卒業したのは1986年。まだ日本に投資会社などがなかった時代だったんです。
意外!投資のお仕事をされるくらいなので、最初から『お金』や金融・経済に興味をもっているのではと思っていました。
今のキミにあまり『投資』が馴染みがない以上に、藤村さんが大学を卒業されたころは『投資』が日本で一般的ではなかったのですね。
筑波大学社会工学部で、統計・データを使って経済の分析をしていたので、統計・調査などリサーチの仕事をしたいと思っていました。
しかし、リサーチ会社に学部卒で入社するのは難しく、統計・調査を活かせる投資信託会社で働いてみることにしました。
最初から『投資』を仕事にしようと思っていなかった藤村さん。自分の好き・興味をヒントに、進路を探した経験談、キミにとっても参考になったはずです。
「今では新卒で入社することが難しい投資信託会社に入社できたのはラッキーだった」と語る藤村さんですが、ここでもミライを予測する力が役立っていたのかもしれませんね。
ミライを予測して進路選びに活かせ!これから伸びる注目の5分野
そんなミライ予測のプロ、藤村さんが考える「これから伸びる注目の分野」にはどんなものがあるのでしょうか?
過去においても未来においても、社会に必要とされる企業・業界が成長すると思います。それは、いつの時代も同じです。
そして、これから社会に必要とされる企業・業界は、大きく分けて次の2つだと考えています。
・人を感動させる、喜んでもらえること
・人が必要とされるものを作る、行うこと
社会に必要とされる企業や業界には、お金が集まります。成長する企業にお金を出せば(投資)、多くのリターンを得られる。そんな『お金』の流れを知ることで、ミライを予測できるんです。
そして、社会に必要とされる企業や業界として挙げた2つの観点から、今注目の5つの分野を教えてくれました。
注目の5分野
①クリエイティブな産業
→アニメ、映画、YouTuberなど
②環境問題に貢献する産業
→リサイクル技術、エネルギー開発など
③外国人のサポートをする産業
→通訳、外国人労働者のサポートなど
④超高齢社会に必要な産業
→介護、医療など
⑤食糧不足問題に貢献する産業
→農産物の開発、フードロスの解消など
なぜ「社会に必要とされる企業・業界」なのか、わかりますか?
これからシリーズ『ミライで注目される分野』として、この5つの分野をそれぞれ掘り下げて、キミにお届けしていきます。そこで、必要とされる理由も詳しく見ていきます。
想像を膨らませて、記事の公開をお待ちください!
『ミライで注目される分野』シリーズ
・ミライで注目される分野
①クリエイティブな産業編
②環境問題に貢献する産業編
③外国人のサポートをする産業編
④超高齢社会に必要な産業編
⑤食糧不足問題に貢献する編
・【番外編】投資って何?
好奇心をもち、先入観を捨てることが、ミライを予測する力を育むポイント!
こうしたミライを予測する力を身につけるにはどうしたらいいのか、藤村さんからキミへのメッセージを紹介します。
ミライは、今起きている変化が積み重なって、気付いたら大きく変わっているものだと思います。
キミが大人になって生きる時代=ミライは、とんでもなく変わった世界になるわけではありません。人間が作る、人間のミライです。
初めて車が作られたとき、みんな馬車に乗っており、車をバカにしていました。
携帯電話が初めてできたときも、高いし重いし、誰も使わないと言われました。
キミが好奇心をもって新しいものを発見し、先入観を持たずにその将来性を考えることが大事です。
全然興味がなかったお金のことを通じて、世の中のことや社会の仕組みをちょっと知ってみたいなって思えましたか?
お金の動きの視点でミライを考えることは、きっとキミの進路選択にも役立ちます。
これから一緒に注目の分野を通じて、お金の視点でミライを考えてみましょう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/クロロ
<協力>
スパークス・グループ株式会社
代表取締役専務 藤村 忠弘 さま
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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