まだコロナ禍のど真ん中ではありますが、「それでもコロナ後には!」と、海外の進学先を調べ始める高校生たちも、最近ぐっと増えています。
そんなとき疑問に思われがちなのが、いったいごまんとある海外の志望大をどうやって絞って決めるのか、ということ。
たしかに、「世界から志望大を選べる」「その前に語学学校や、短大を経由して4大編入してもOK」となると、おびただしい量の学校数になってしまいますよね。
いったい、留学生の先輩は自分だけの1校にどうやってたどり着いたのでしょうか?
留学した先輩たちの体験談でご紹介します!
【ここでちょっとお知らせ!】
海外留学に興味のある高校生必見! 2つの無料オンラインイベントを開催します
どちらも高1、高2生でもじゅうぶん参加できる内容です。海外留学に興味がある人はぜひお気軽にご参加くださいね。
「ゼロからわかる海外進学セミナー」
●開催日時:6月17日(日)18:00~19:00 @Zoom
●詳細URL:https://www.benesse-kaigai.com/eventinfo/24388/
国内進学との違いは?どんなことが学べるの?自分にあったルートはあるかな? このセミナーで「海外進学の基礎知識」はバッチリ!
「海外TOP大進学WEBセミナー」
●開催日時:6月23日(水)18:00~19:00 @Zoom
●詳細URL:https://www.benesse-kaigai.com/eventinfo/24393/
「海外の大学で学ぶとは?」、「今から始めるべき対策とは?」、海外TOP大進学に関するあなたの疑問はこのセミナーで解決するはず!
●「フレキシブルな学び+住みやすさ」でチョイス!
Megu.K先輩/ニューヨーク大学(アメリカ)
「進学する大学については2つのこだわりがありました。
・1つめは専攻について。自分が興味のある学問を見つけることが大学に行く目的でした。そこで、より多くの専攻が存在し、いつでも専攻が変えられる大学がいいと決めていました。
・2つめは住みやすさ。大学はただ勉強する場所だけでなく、住む場所でもあるという理解をしていたので、考慮しました。個人的に運転が必要なところには絶対住みたくなかったので、ニューヨークなど交通の便が良く、都会にある大学がいいと思っていました。」
●「大学の種類+選べる授業の多さ」でチョイス!
Riki I.先輩/ ポモナ大学(アメリカ)
「教授と距離感が近いと言われるリベラルアーツカレッジで学びたいと考えていました。ポモナ大学はConsortium(コンソーシアム)※を隣接した4つの大学と組んでいるため、授業の選択肢も2500以上!
リベラルアーツのデメリットであるリソース(教育資源)の少なさをカバーできていると思い、選択しました。」
※コンソーシアム=近隣の大学などで、お互い単位交換できたり、授業や研究を連携をとって行うこと。
●「学びたい分野に強い国+編入しやすい+雰囲気」でチョイス!
Yuki H. 先輩/西シドニー大学(オーストラリア)
「オーストラリアで学ぶことを選んだ理由は、
1. 学びたかった観光学が強みの国だった
2. 教育の傾向が専門的な知識や実践的な授業を重視していると聞いて、自分に合っていると思った
の2つでした。そして今の大学を選んだのは、通っていた専門学校(TAFE)から編入できる4年制大学のリストに入っていたから。あとはオープンキャンパスで訪れて、雰囲気が気に入り決定!」
●「学べる内容+学費+留学生の割合+治安」でチョイス!
Lilia T.先輩/カリフォルニア州立大学(アメリカ)
「コミュニティーカレッジ(アメリカの2年制大学)は4年制大学よりも学費が安いので、コミュニティーカレッジから4大に編入という道を選びました。
そしてカリフォルニア州で、学びたかった"Music technology"という専攻があるコミュニティーカレッジは少なく、その中でも留学生の割合や治安を考えてFoothill Collegeという学校にしました。
今の大学は引き続き同じ分野を極められ、カリフォルニアという土地が自分に一番合っていると思ったので、選びました!」
●「教育の質+環境+学費」でチョイス!
Natsumi. T先輩/ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)
「私が重要視したのは、
1.教育の質(レベル、勉強したい学部があるかなど)
2.環境(治安や自然の有無、気候など)
3.学費 です。
1. は教育に自信と誇りを持っている大学であることや、勉強したいことがちゃんと勉強できるかどうかは最重要だったので、その点ある程度高い教育水準を持つカナダの大学は理想的でした。
2. は田舎育ちのため自然が多い環境が良かったので、日常生活で緑に触れることが得きる環境を選びました。
3. は学費にしても、州立大学ということで私立の大学に比べやや安いこと、またほかの州の大学に比べてもブリティッシュコロンビア州は学費が安めなこと、加えて大学側からの奨学金がもらえるということで、今の大学に決めました。」
=まとめ=
選んだ理由はマスト+それ以外に複数あって強固なものに!
先輩それぞれに志望理由があるのは、国内大を選ぶときと同じ。ただ、教育内容や環境の違いがとても大きいので、「自分が何を大学に求めるか」がとても大事。
そのうえで国や州ごとの特徴をクロスして条件を絞ると、納得のいく海外の志望大選びにつながりそうです。
オンラインの大学ランキングサイトや、各大学の公式HPなどでも、大学の特徴を調べることができます。
まずは世界中から「自分に合う大学を探すとしたら?」を楽しくイメージしてから、情報を集め始めてみてはいかがでしょうか。
ちょっとでも「留学って、なんかいいなー」と思ったあなたは、
「海外進学・留学ラボ」のサイトをぜひのぞいてみてください。
実際に海外大に通っている先輩たちの生の声や、海外進学のためのヒントが満載です。
※コロナ禍の現在は、渡航が制限されていたり、留学の手続きが変わっている国などがあります。
留学や渡航の状況を調べるときには大学HPや外務省HPなどで、最新の情報をお確かめください。
<この記事を書いた人>
ベネッセ海外進学・留学ラボ
編集部 菊池彩子(mananico)
「海外進学ってなんかいいかも!」とよりたくさんの人に気付いてもらうため、記事を書きに来ました♡
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。