今、大学は様々な『強み』をもった人材を育成しようと、変化している時期です。
それは、急速に変化し続ける社会に対応するため。
例えば、みなさんにとって身近なスマートフォンひとつとっても、様々なSNSが登場したり、QRコード決済が広く利用されたりするようになりました。
社会の変化に加えて、今までにない新しい技術を生み出したり、特定の学問だけでなく様々な分野の知識が必要になったりするため、大学もそれに対応できる人材を社会に送り出そうとしています。
これからの大学選びでは、社会で活躍するための『強み』を身に付けるという視点が必要になります。
『強み』を身に付けられる志望大選びの第一歩として、手軽に探せる4つのポイントを紹介します。
ポイント① 職業と学問とのつながりを理解する
もし将来の職業が決まっているなら、そこから逆算していくことで、選択すべき大学・学部が決まってくることがあります。
例えば、医師や看護師といった職業を目指すのであれば、医学部や看護系の学部などに進む必要があります。
このように、職業や資格から逆算していくことで、自分の目標にもっと近い大学・学部を選択することができます。
ポイント② 似た名前の「学部・学科」を比較する
近年、大学では学部・学科の新設や改組・名称変更が盛んに行われています。
社会の変革に伴い、「環境○○学部」「グローバル○○学部」といった流行のワードを盛り込んだ学部も増えています。
そのため、学部名だけではどのようなことを学べるのかが判断できないことも増えました。
ほかにも、同じ「国際教養学部」であっても留学の有無や内容に大きな差があったり、「経済学部」と「経営学部」のように似た名前の学部もあったりします。
このような似た名前の「学部・学科」はしっかりと調べて、比較をしておくと、自分に合った大学を選択することができます。
※「エリアを選択する」で、自分の住んでいるエリアの大学・学部を見てみよう。
ポイント③ 難易度・偏差値を調べる
志望大を考えるときに、みなさんが一番気にするのは、きっと難易度や偏差値ですよね。
「レベルの高い大学なんて自分にはムリ...」
そんなふうに考えがちですが、「この大学に行きたい!」という気持ちの強さで、受験直前まで成績を伸ばすケースも多くあります。
最初からあきらめてしまうのではなく、目標は高く持っておき、模試などの客観性の高いデータを参考にしながら最終的に志望校を決めていくようにしましょう。
※「偏差値/GTZを選択する」で、絞り込んで検索してみよう。
ポイント④ 「進学にかかるお金」について話し合う
最後は、保護者の方と、金銭面についてよく話し合っておきましょう。
大学の学部はもちろん、一人暮らしをする場合は生活費などの費用も発生してきます。実際にいくらかかるのかをシミュレーションしておくと安心です。
また、その際に奨学金制度について調べておきましょう。金銭面で断念することのないよう、様々な手段を検討することが大切です。
まとめ 大学選び4つのポイント
ここまで見てきた大学選びの4つのポイントをおさらいします。
①職業と学問とのつながりを理解する
②似た名前の「学部・学科」を比較する
③難易度・偏差値を調べる
④「進学にかかるお金」について話し合う
これだけポイントがある分、調べるのにも時間が必要です。社会で活躍できる強みを意識しながら、高3になったときに受験勉強に集中することができます!
ぜひこの記事で紹介した4つのポイントを参考に、志望大を検討してみてくださいね。
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
じゅんk
2021年5月17日 08:23
とてもためになりました!
有難うございます!
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