高1では文理選択、高2では進路調査や面談など、高校では「もう卒業後のことまで考えなきゃいけないの!?」というシーンがけっこうあります。
そんなとき、自分の「好きなこと」「興味のあること」から進路を考えるといいって、よく言われますよね?
でも、ちょっと待って!
キミたちが高校・大学を卒業して、社会に出るのは、もっと先。
10年後の世界です。
だからこそ、「そのとき社会がどうなっているか」を考えて、その中で自分が活躍できるか、ということまで考えてほしいんです。
そうして選んだ進路は、きっとキミのミライを明るく照らしてくれるはず。
ミライ科の「ミライ・進路探究」では、そんなキミのミライ・進路をどうやって考えていけばいいかをお伝えしていきます。
一緒にキミのミライ・進路を見つけよう!
自分の特徴を知ろう!
進路を考えるときの出発点は、やっぱり「自己分析」!
これまでもたくさん自分の「好き」や「興味」から考えたかもしれませんが、それだけ「自己分析」をすることは大切で、ここをしっかり考えるのが進路選択のキモでもあるんです。
では、どうやって自分のことを分析すればいいのか。
ここで意識してほしいのは、2つのポイント!
①いつもと違う視点で考える
②小さな気付きや気持ちを見逃さない
例えば、自分の「好き」や「興味」は、趣味から考えたっていいんです。どんなマンガ・映画・ゲームが好きかな?それはどんなテーマの作品?なんで自分はそれが好きなんだろう?
あるいは、テレビでふとニュースを見たり、スマホでニュース記事を見たときは、自分はなんでこれに興味を持ったんだろう?と考えてみる。
こうした小さな気付きや、客観的に自分を見る視点が「自己分析」では大切になります。
これを意識して1日過ごすだけでも、進路選択のヒントがたくさん生まれてきますよ!
先輩の良かった!&後悔!体験談
佐賀大芸術地域デザイン学部 M・M先輩
映画が好きだったので、「将来は映像関連の仕事がしたいな」と考えるようになり、芸術系の学部がある大学を探してどんどん資料請求!
同志社大文学部 Y・D先輩
幼なじみと定期的に会って、進路について真剣トーク。自分の興味があることを相手に伝わるように話すなかで、「自分は英語教育に携わりたいと思ってたんだ!」と気づけました。
公立大生物系学部 I・K先輩
1人で考えていても興味の範囲が広がらないので、いろいろな人と話したり、博物館など普段行かない場所に出かけたりすればよかったかも。
社会・ミライに目を向けよう!
次に大切なのが、今起こっている社会課題とミライに目を向けてみることです。
キミたちが社会に出て活躍するのは、大学を卒業したあと。
つまり、10年後のミライなんです!その10年後のミライを想像してみましょう。
10年後に社会ではどんなことが問題となっているのか、自分が「好きなこと」や「興味があること」が10年後どうなっているのか、なんとなくイメージできますか?
こうして10年後のミライを考えると、将来自分が活躍する姿、活躍できる分野を見つけられるかもしれません。
例えば、先輩たちが高校生のときに興味・関心を持っていたのは、このような社会課題でした!
これはもちろん時代の移り変わりとともに変化していくもの。みなさんが高校生のうちに、また新しい社会課題がクローズアップされるかもしれませんね。
そんなミライを考えるというテーマで進研ゼミが取り組んでいるのが、『ミライをつくるラボ』。ここを見れば、ミライを考える・想像するためのヒントが見つかるかも!?
また、『ミライ科』では、マナビジョンで高校生のなりたい職業ランキング1位の看護師をピックアップした記事を多く配信しています。
日本では2025年、4~5人に1人が75歳以上となる超高齢化社会を迎え、医療・介護分野のニーズはますます高まっていくことが予想されます。
このように、社会課題に大きく関わる職業でもある看護師について、たくさんの情報をお伝えしているので、ぜひこちらもご覧ください。
先輩の良かった!&後悔!体験談
大阪大外国語学部 K・T先輩
社会のグローバル化がますます進むと予測しました。そこで、「世界とかかわる仕事をするために、言語や外国文化を学びたい」と考えて外国語学部のある大学をピックアップ!
同志社大 文学部 Y・D先輩
社会では英語の需要がますます高まる一方、日本の英語教育のあり方を変えたいと考えて、英語教育に特化した学部学科を選びました。
島根大 生物資源科学部 M・I先輩
高校時代は、飢餓問題の解決につながる作物の品種改良に興味があり、企業に入って品種改良を行う研究職に就きたいと思っていました。
国立大教育学系学部 M・H先輩
「将来はどんな職業に就きたいのか」「社会とどうかかわっていきたいか」をじっくり考えず、なんとなく志望学部を決定。その結果、今も卒業後の進路で迷っています...。
大学・学部を調べよう!
最後は大学・学部を調べること!
調べるって言っても、まだ進路も何も決まってないから調べようがなくない...?
そう思いがちですが、決まっていないからこそ調べるべきなんです!
大学ではどんなことが学べるのかを調べてみることで、こんなことまで学べるの?こんな学部や学科もあるんだ!と新しい発見がたくさんあります。
その中に、自分が興味のある、学んでみたいことがあるかもしれません。
そう。何も決まっていないからこそ、まずは何があるのかを知ることが大切なんです。
調べ方はたくさんありますが、代表的なのはこの4つ。
大学・学部の調べ方
・高校の進路室でパンフを見る!
・高校や「進研ゼミ」の先輩大学生に聞く!
・大学のWebサイトをチェック!
・大学のオープンキャンパス・文化祭に行く!
調べるのは時間がかかりがちなので、時間がある高1・高2のうちにしっかりと調べておくと、後々役に立つことが多いですよ!
先輩の良かった!&後悔!体験談
名古屋大教育学部 A・I先輩
複数大学のオープンキャンパスに参加し、実習の内容などについて教授や先輩に質問。後から各大学の雰囲気もあわせて比較し、志望大を絞り込んでいきました。
産業能率大経営学部 Y・A先輩
マーケティングについて学べる大学・学部を調べていくうちに、産業能率大で企業や自治体とコラボしながら学べる授業が受けられると知り、とても興味がわいて志望大候補に。
某私立大文学系学部 M・K先輩
いろいろな大学・学部の大学生に話を聞いて、「自分が学んでいる姿」を具体的にイメージして進路を決めればよかった...。大学名だけで決めるのは危険かも。
大切な進路。しっかりと考えて、自分のミライを見つけよう!
自分の進路・志望大を見つけるための3つの行動は、どれも今すぐにでも始められるものです。
今この記事を読んだのも何かのきっかけだと思って、ちょっと取り組んでみませんか?
ここでの行動がキミのミライへと繋がっていきます。
これからもミライ科では、キミの進路に役立つ情報をお届けしていくので、キミにぴったりの進路を一緒に見つけましょう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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