この記事では、7/12ライブ配信された進路応援セミナー「オンライン☆オープンキャンパス2020」のポイントをぎゅっとまとめて紹介します!
文系・理系5人の先輩たちのキャンパスライフと志望大選びのコツ・観点がサクっと読めますよ。
最初に登場するのはお茶の水女子大 なのはな先輩です!
お茶の水女子大 生活科学部 なのはな先輩
お茶の水女子大の紹介
なのはな先輩の通うお茶の水女子大は、日本に2校しかない国立女子大!
お茶の水女子大では、他学部の授業参加も推奨されており、幅広い教養が身につくのが特徴です。
おだやかな校風で「お茶ねこ」さんもいます。
生活科学部心理学科の紹介
なのはな先輩は、心理学科で、発達心理学、犯罪心理学、社会心理学、認知心理学...など、幅広い分野の心理学を学び中です。
とくに「社会心理学」では、「新発売」「限定」と言われるとつい買いたくなる購買心理や、恋愛心理などが分析できて、とても面白いそうです。
他大学との合同サークルに所属!
なのはな先輩はギター部(東京工業大・東京理科大・早稲田大との合同サークル)と、テニスサークル(東京大との合同サークル)に所属!
アルバイトや短期留学、海外旅行なども充実した大学生活を送っています。
志望大を決めた理由
自分の進路を決めるには、自己分析が大切! となのはな先輩は語っています。
先輩自身は、心理テスト・刑事ドラマの心理戦などが好きなことから、人の心や行動に興味のある自分を発見!
そこで「心理学」に惹かれたそうです。
けれども英語への興味も捨てがたく、心理学をメインで学ぶか、英語をメインで学ぶか、両方合格するまで迷っていました。
「もっと早くから自己分析していたら最後の最後まで迷わなかったのに〜!」
という思いから、後輩のみなさんにはぜひ早めの自己分析がオススメだそうですよ!
志望大選びのポイント!
どの大学に行くかではなく大学で何をしたいかをまずは考えてみよう!
(これを読んだらすぐにでも自己紹介してね!)
次に登場するのは東京大のなっぽ先輩です!
東京大 教養学部 なっぽ先輩
東京大の紹介
なっぽ先輩の通う東京大は国立の総合大学。
東京大の特徴は、
①文理両方を学べる「リベラルアーツ教育」
②入学後に学部選択できる「進学振り分け制度」
また施設が充実しており、キャンパス内に脳の活動がわかるMRIまであるのが自慢だそうです!
「オーケストラサークル」に所属!
なっぽ先輩は「オーケストラサークル」に所属。
本屋さんや留学関連会社でアルバイトもしています。
教養学部教養学科の学び
なっぽ先輩は、高校時代、グローバルな課題について議論する「模擬国連」活動を通して、現地の当事者の考えや文化・慣習に興味をもっていました。
そのため、現在は教養学部教養学科で「文化人類学」を専攻しています。
「文化人類学」の授業の一例を紹介すると、
「世界の食べ物の習慣」の授業では、
「アマゾンの部族ではキャッサバを栽培し、そこに魂のようなものが宿っているとされている」とか、
「イスラーム圏では豚を食べない」
などの慣習について、論文や本を読んで詳しく調べるほか、
「その慣習に普遍的な性質はあるのか? 」「それは変化するのか?」
などをみんなで議論したりするそうです。
東京大に志望大を決めた理由
なっぽ先輩は志望大を次の3つの軸で絞り込みました!
1つめは「文化人類学」を学べること。
2つめは幅広くいろいろな学問も学べること。(政治学・法学など他の学問にも興味があった!)
3つめは、留学をして海外でも学べること。
その3つがそろった大学は他にもありました。
そのなかで東京大を志望大した決め手は、
先輩たちの生の声を聞き、「やりたいことに熱心でひたむきな学生が多いこと」「入学後に学部選択ができること」に魅力を感じたからです。
とはいえ東京大合格に向けて成績が伸びるかどうか不安だったときは、先生や赤ペン先生に、具体的に何をすればいいのかを相談しながら、勉強の悩みを解消して合格しました!
志望大選びのポイント!
興味のあることを見過ごさずに、やりたいことのできる環境を欲張って探そう!
先入観だけで決めず、人に相談したり調べたりして、自分で一歩踏み出してみよう!
次は文教大りく先輩の登場です!
文教大 文学部 りく先輩
文教大の紹介
りく先輩の通う文教大は、 越谷(埼玉県)・湘南(神奈川県)・あだち(東京都)の3つのキャンパスからなる私立大です。
2つのサークルと塾講師のアルバイト
りく先輩は「クイズサークル」と「バレーボールサークル」に所属。
アルバイトは塾講師です!
文学部本語日本文学科の紹介
りく先輩は、高校時代からとくに古典が好きで、日本語日本文学科で「古典文学」を専攻!
↑この写真は古典のくずし字を解読する授業(2年次)のもの。
3年生の今は『源氏物語』の内容理解を中心に研究しているそうです!
志望大決定のプロセスと決め手
りく先輩は、高1から文学に興味があり、将来の夢は国語教員でした。
最初は、教員になるのだから教育学部を志望すべき?
と迷いましたが、文学部を志望しました!
文教大を志望した決め手は、大好きな文学部で文学を深く学びながら、将来のために教職課程をとることができるからでした。
志望大選びのポイント
自分のやりたいことを最優先しつつ、大学・学部ごとに学べる内容をリストアップして比較しよう!
さて次に登場するのは東北大のぼーん先輩です!
東北大 工学部 ぼーん先輩
東北大の紹介
ぼーん先輩の東北大は、国立の総合大学。
キャンパスは宮城県仙台市にあります!
東北大は、旧帝大の一つです。
東北大は、国際交流がさかん。
多くの短期留学プログラムがあるそうで、ぼーん先輩はバンクーバーに1か月、マレーシアに2週間留学しました。
また留学生と共同生活できる寮もあり、ぼーん先輩は寮生活で、アジアやヨーロッパの知り合いをつくることができました!
工学部建築・社会環境工学科の紹介
もともと物作りやデザインに興味があり、工学部の建築科を選んだぼーん先輩。
先輩がこの学科で学んだことは、建築のデザインから構造、設備、都市の計画までさまざま。
たとえば2か月間で1つの議題を完成させる設計の授業では、 建築物を自分で設計し、模型・図面・CGなどを使ってプレゼンテーションするのがとても楽しいそうです。
※ぼーん先輩の作った模型写真
志望大決定のプロセスと決め手
神奈川県出身のぼーん先輩が、勇気を出して知り合いの一人もいない東北大に志望台を決めた理由は2つあります。
1つは、東北大は入学後、専門のコース選択までに猶予があること。 (学びながら自分の専門分野をじっくり探せる!)
2つめは、学生に対する教員数が多く、しっかりみてくれる環境なので頑張れそう!と思ったからでした。
志望大選びのポイント!
自分が好きなこと、自分が頑張れる環境を選んで自分を最大限に発揮できる進路選択をしましょう!
好きではないけど就職にいいからなどはおすすめしません。
さて最後は東京都立大 ストーン先輩です!
東京都立大 都市環境学部 ストーン先輩
東京都立大の紹介
ストーン先輩の通う東京都立大は公立の総合大学。
キャンパスは東京都の南大沢 荒川 日野の3つ。
1年生が全員通うことになる南大沢キャンパスは、なんと東京ドーム約9個分の面積があるそうです!
ストーン先輩からみた東京都立大の特徴は
・キャンパスが郊外にあり緑豊か!
・明るい学生が多い!
・キャンパスが広大なので休み時間の移動が大変!(自転車を活用している人も) だそうです。
「環境サークル」に所属し、バイトや習い事も!
ストーン先輩は専門が環境科学ですが、サークルも「環境サークル」。
ほかにもクラシックバレエの習い事や、コンビニやイベントのバイトで、忙しくも充実した大学生活を送っています!
都市環境学部観光科学科の紹介
ストーン先輩の所属する観光科学科は、「観光」を科学的に分析する文理融合の学問で、フィールドワーク(現地調査)が2週間に1〜2度あります。
中学時代から野外学習などの活動が好きだったストーン先輩にとって、それはもう望むところでした。
ここでフィールドワークの例を紹介!
1 東京駅付近の商業施設へ出かけて「旅行者を意識した工夫」を探し、経営者と旅行者2つの視点で分析する。
2 自然豊かな里山に出かけて、里山を観光で利用するために必要な管理を、実際に体験する。 などです。
この写真は、東京都にある八丈島へ、授業でフィールドワークに出かけたときのもの。
志望大決定のプロセスと決め手
ストーン先輩は、「家から通える国公立大」という条件と、中学から好きなフィールドワークが豊富! という自分の希望をマッチングさせて志望大を決めました。
家庭の条件があっても、大好きなことがたくさん学べること、お気に入りの緑豊かなキャンパスで学べることで、満足のいく志望大選びができています。
志望大選びのポイント!
「条件」と「希望」がマッチする大学・学部・学科を探しましょう!
「希望」は「こんな大学生活を送りたい!」というフィーリングも大切だと思いますよ。
まとめ
いかがでしたか?
5人の先輩の大学紹介と志望大の決め方のコツを駆け足で紹介しました!
もっと知りたくなった人は実際の7/12ライブ配信「オンライン☆オープンキャンパス2020」録画をチェック!
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<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター 長谷川ヨスコ
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