オープンキャンパスは、大学のことを知るだけでなく、自分の将来を考える絶好の機会!
せっかく行くのだから、充実したオープンキャンパスにするために、事前の確認ポイントを押さえておきましょう。
まずは3校以上を比較するのがおすすめ!
大学生の先輩に聞くと、1シーズンで行くオープンキャンパスの平均は、どの学年でも2校未満。
先輩は、どんな基準で行くキャンパスを選んでいるのでしょうか?
高1では、知っている大学や近くの大学を選ぶ人も多かったが、高2になると行きたい大学を選ぶ人が増加!
このほかにも、「面白いと話題だったから」など、気軽に選んだ先輩も。
また、実際の受験大や実際に受験する大学や、併願する大学に行かなかったことを後悔している先輩が多かったので、オープンキャンパスの計画と志望大の検討はセットで考えておくことがおすすめです。
大阪大工学部 ティガール先輩
併願大も実際に見に行っておくと良いと思います。私は3年生の時に見に行ったのですが、受験前の勉強したい時期にオープンキャンパスが重なってしまったので、併願大は2年生の時に行っておけばよかったなと少し後悔しました。
東北大農学部 そい先輩
学年が上がると部活や受験でなかなか行けなくなることもあるので、高1でも余裕があれば4~5校、少し遠くの学校もオープンキャンパスに行ってみるのがおすすめです。
大阪公立大生活科学部 あべも先輩
気負わず、お祭りのような感覚で行ってみてください! 大学がどんなところかを知るだけでも、進学のイメージをつけやすくなると思います!
志望大は絞り込めてなくてもOKです!
経験が何よりの強みになるので、気になる大学があったら計画的にできるだけ多くオープンキャンパスに行くのが◎。
オープンキャンパスは下調べが必須! 特に予約に注意!
オープンキャンパスへの参加そのものや模擬講義など、一部のプログラムに予約が必要な場合があるので、事前に調べて行動しないと後悔することに...。
早め早めの準備がカギです。
東京外国語大国際社会学部 のや先輩
意外と予約が必要なプログラムが多いし、予約はすぐ埋まってしまうこともあります。私は模擬授業を予約して行ったのですが、キャンパスツアーは予約が取れませんでした...。
学習院大文学部 はまゆう先輩
事前にイベントのタイムテーブルと、開催場所を調べていきました。複数大学をハシゴするつもりだったので、交通手段を調べながら回る順番までバッチリ決めていきました。
回る順番も事前に決めておくことで、自分の知りたいことを効率的に確認できるはず!
現地でしかわからない!オススメの3つの確認ポイント!
オープンキャンパスでは大きく分けて、
◆「学ぶ内容・学び方」
◆「設備・環境・制度」
◆「雰囲気や人」
の3つが自分に合っているかをチェックする必要があります。
自分の大切にしたいことを軸に、この3つの観点で確認ポイントを決めておきましょう!
立命館大情報理工学部 霜月先輩
事前に情報を調べて質問を用意し、相談会などで積極的に質問してください。私の場合は、カリキュラム、在学生の声、就職支援を確認しました。メモを取ることを忘れずに、必要なら複数回参加しましょう。
名古屋大情報学部 にゃーつ先輩
進路選択にすごく役に立つので、目的を持って参加するのがおすすめです! 私は高1で見た学部が、「自分に合わなかった」という収穫がありました。
大分大教育学部 ぴーとこ先輩
事前に交通手段、学費、カリキュラムなどを調べて、「聞きたいことがないか」を事前チェックしていました。そのおかげで、当日は疑問解消と雰囲気チェックに専念できました。
ポイントは「早め」と「事前確認」
オープンキャンパスは情報収集だけではなく、自分がどんなキャンパスライフを送るかをイメージしながら、自分の「好き」や「ゆずれないこと」を洗い出していく作業も大切。
意外と時間がかかるので、自分では気づかないことも多いので友達や家族と会話しながら発見していくのも有効です。
しっかりと準備をして、なんとなく行くのではなく、「早めに」「確認ポイントを決めて」、自分の将来につなげる充実のオープンキャンパス体験にしていきましょう!
<この記事を書いた人>
ライター/阿川
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
※この記事の体験談は、2024年5月に行ったアンケートをもとに制作しています。
イラスト/ながたなつき
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