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解法インプットと徹底演習で得点力UP!
- 合格体験記
- 2025/02/21

- 目次
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数学にずっと不安があったR・I先輩。AO入試不合格を乗り越えて、合格を勝ち取ったヒケツは、失敗を味方につける勉強法にあったようです。具体的にどんな方法で力をつけたのでしょうか?
先輩データ
東北大 工学部機械知能・航空工学科 R・I先輩
静岡県 沼津東高校出身
高校時代の部活:ハンドボール部(活動は週6日、高3・5月に引退)
R・I先輩の高校時代の成績データ
数学の解法を定着させて解ける問題を増やす
模試の合格可能性判定はBかCで悪くはなかったのですが、ずっと気になっていたのが数学。
苦手ではないのですが基礎に不安があり、問題は「なんとなくこんな感じで解けそうだな」といった勘で解いていました。
そのため、難関大レベルの問題になるといきなりつまずいてしまいます。
そこで、「典型的な問題は解法を覚えるしかない」と覚悟を決め、間違えた問題の解法をノートにまとめる ことにしました。
つくったノートは何度も見返して、「問題文をどうとらえればよいか」を頭に入れ、さらに類題を解いて定着。
この取り組み方で 問題のパターンをたたき込んでいく ことで、解ける問題を着実に増やすことができたのです。
物理と化学は1点でも多くとる解き方を模試で練習
数学の解法を身につけるのと同時にめざした のが、得意だった化学と物理で1点でも多く点数を取る ことです。
苦手意識がない分、「すべて解き切りたい!」と気持ちが高まりますが、下手をすると、解けるはずの問題に手をつけられないまま試験時間終了…となりかねません。
そこで、模試を受けるときは、まず全問をざっと眺めて 「どこから解くか」を決めてから取り組む ようにしました。
もちろん、「短時間で解けると思ったら意外に時間がかかった」という失敗もありましたが、模試という疑似本番 試験を活用して練習を繰り返すなかで 、だんだん見極め力を上げていくことができたと思います。
1か月ごとの勉強計画で合格に近づく!
なお、僕が受験勉強全体で重視したのはスケジューリングです。
どの教科・科目も「問題集の2周目を終わらせる」といった 1か月の大まかな目標を決めて勉強 を進めました。
ただ、体調などによっては計画通りに進めるのが難しい時もあるので、進み具合を見て毎日の計画を調整 しました。
欲張って計画を立てて失敗…ということもあるけれど、続けていればだんだん自分のペースがつかめてきて、実現可能な計画を立てられるようになりますよ。
東北大工学部を目指す高校生へ
僕は東北大工学部のAO入試Ⅱ期を受験し、残念ながら不合格でした。
それでも 第1志望を変えずに対策を続け、一般選抜でリベンジ できました。
だからこそ東北大生になった今、勉強もサイクリングサークルの活動も楽しみながら、充実した毎日を送っています。
これから研究室に所属することになりますが、いろいろな分野を極めている教授 がいて、「これからどんな研究に携わっていこうかな?」とワクワクしています。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。