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【基礎工学部】夏休みは苦手科目に時間を割いて、基礎から徹底的にやり直した
- 合格体験記
- 2025/02/25

- 目次
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大阪大基礎工学部に合格したT・H先輩が苦労したのは、得意教科を伸ばしつつ、苦手教科を克服することでした。しかし入試本番は、得意の物理がとんでもなく難化。それでも、無事に合格を勝ち取ることができた勝因とは?
【先輩データ】
大阪大 基礎工学部電子物理科学科 T ・ H 先輩
滋賀県 水口東高校出身
高校時代の部活: 卓球部 (活動は週 4~ 6 日、高 3 ・ 6 月に引退)
T・H先輩の高校時代の成績データ
高3の春、得意と苦手のギャップに悩む
高1の時から漠然と大阪大学を目指していた僕は、高3の春には模試で C判定をとれていたものの、得意科目(数学、物理、英語)と苦手科目(化学、国語、地理)のギャップに悩まされていました。
ならば、得意で勝負するのも一つの手ですが、大阪大基礎工学部では国語は共通テストで英語よりも配点が高く、地理も英語と配点が変わらず。
化学に至っては2次試験でも必要で、つまりはどれも落とせない重要科目だったので、対策が必要だと考えました。
夏休みを使って苦手科目の基礎を徹底
そこで 夏休みは化学を中心に、多くの時間を苦手解消に割くことにしました。
まず、化学は基礎から徹底的に覚え直し、国語は少しずつ演習問題に挑戦し、
地理も少しずつ暗記をスタート。
ただ、それでも国語と地理は十分には苦手を解消しきれず、冬休みはその2教科の共通テストの過去問に費やしました。
もちろん、得意科目をやらなかったわけではありません。
大阪大基礎工学部の英語は 英文和訳、和文英訳、英作文が重要ポイントなので、問題を解いては、高校の先生に添削 してもらいました。
また、数学は 150分で大問5つという問題構成。
ということは 1問あたり30分ほどをかけるような難度の問題が出るので、いろいろなタイプの問題にあたって思考力を鍛えていく ようにしました。
2次試験では物理の難化に大苦戦!
大阪大を選んだのは、2次試験で国語がない関西圏の国公立大の中で最もレベルが高かったから 。実際の本番では物理がとんでもなく難化し、化学も例年通り難しく、解けなくて焦るような問題もありました。
でも、基礎を徹底したことが良かったのかな。
何とか解答用紙を埋めていったところ、物理で65%、化学で62% がとれていて、無事に合格をつかむことができました。
量子コンピュータから透明マントまで研究内容が充実
めざしていた大阪大に進学し、2 回生の今はまだ基礎的な勉強が多いのですが、なかには企業の方が講師に来てくださるような授業もあって、とても充実していると感じています。
3回生からはいよいよ研究に入ります。うちの基礎工学部電子物理科学科って 量子コンピュータの研究から、なんと透明マントの研究をしている研究室 もあって、すごいんです。
そんな環境で研究ができることを、今から楽しみにしています。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しています。
※ここで紹介した体験談は2024年12月に実施した「進研ゼミ高校講座」を受講していた大学生へのアンケートをもとに構成しています。紹介している入試内容等は変更になっている場合があります。