高２の３月までは部活が週６日あり、どの教科も基礎力不足で悩んでいた A ・ I 先輩ですが、高３の11月には模試がA判定に！　大躍進のヒミツは、コツコツ続けた暗記にありました。

先輩データ

名古屋大　医学部保健学科　 A ・ I 先輩

愛知県　明和高校出身

高校時代の部活： 吹奏楽部 （活動は週 ６ 日、高 2 ・ ３ 月に引退）

A・I先輩の高校時代の成績データ

理社の知識定着に時間をかける

高２の３月まで、週６回のペースで吹奏楽部の部活を頑張っていました。

毎回の定期テストは直前の集中暗記で乗り切っていたので、どの科目も基礎知識が身についていません でした。

問題を解くのにはもちろん思考力も必要ですが、抜けている知識が多いのはやはり不安です。

そこで、部活を引退してから高３の夏休みが終わるまでは、化学、生物、政治・経済などの暗記 に力を入れました。

忘れているとはいっても、授業や定期テストなどで何回かは触れてきた知識なので、短いサイクルで何回も覚え直していく うちに記憶が定着してきました。

基礎が固まってくると、やはり問題を解くのがラクになり、高３・11月の模試では合格可能性がA判定 に！

じっくり暗記を続けてよかったと思いました。

英語の速読力と語彙力を高めて総合点アップ！

２次試験対策で特に苦労したのは英語です。

過去問を解いてみると 「読解問題がかなり長文だし、問題数も多い！」 と強く感じ、105分という制限時間で大問４問を解き終えることができませんでした。

そして、設問の中には自由英作文もいくつかあるので、時間切れで何も書けずに終わるのはもったいない！

１点でも多く点数を稼ぐには、長文問題を解く時間を短縮することがカギになると考えました。

そのために取り組んだのが、速読と英単語暗記 です。

要旨をつかみながら英文を読んでいく練習と同時に、長文に出てきた覚え切れていない単語は『英単語ターゲット1900』（旺文社） に印をつけ、暗記し直して補強。

速読力と語彙を同時に身につけていくことで、自由英作文に時間をかける余裕も生まれました。

１年次から専門科目を学び、留学生の友達もできた

念願の名古屋大合格を果たし、今は医学の基礎知識と看護学を中心に学んでいます。

面白い授業が多く、患者役と看護師役を交互に演じながら 支援のしかたを学ぶ授業もあるし、健康スポーツ科学実習では 中国人の先生から太極拳を習う 機会もありますよ。

驚いたのは、想像以上に留学生が多い ことです。

キャンパスのあちこちで、いろいろな国から学びに来ている学生に出会います。

先日はオーストラリア人と仲良くなり、一緒にカードゲームをして遊びました！

名古屋大医学部をめざす高校生へのメッセージ

名古屋大医学部受験を決めたのは高 3の春でした。

愛知県在住で、将来は看護師になりたいと考えている私にとって、名古屋大学医学部附属病院を備える環境がとても魅力的だったからです。

実際に、臨床の第一線で活躍する教授が貴重なお話をしてくださる 授業もあり、毎回ワクワクしながら受けています。

実習のための設備なども充実しており、これからの学びがとても楽しみです！

A・I先輩の受験基本DATA

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。