旧帝大のひとつとして東海地方最大の規模を誇り、「世界に伍する研究大学」という目標を掲げて教育・研究活動を展開する名古屋大学。

2014年の赤﨑勇氏・天野浩氏（ノーベル物理学賞）をはじめ ノーベル賞受賞者を複数輩出 しているなど、優れた研究実績でも知られています。

東山キャンパス・鶴舞キャンパス・大幸キャンパスという３つのキャンパスのほか、附属病院や附属校、研究機関なども多数備えており、充実した学びが期待できます。

文系から理系まで、多様な９学部を備える総合大

名古屋大学には、文学部・教育学部・法学部・経済学部・情報学部・理学部・医学部・工学部・農学部の ９学部 が設置されています。

理学部は５学科、工学部は７学科を備えるなど、複数学科が置かれる学部も多数あり、人文・自然・社会など幅広い学問領域をカバー しています。

名古屋大の学び、ここがすごい！

では、先輩たちは実際にどんな学部で、どんなことを学んでいるのでしょうか。

いくつかの学部・学科に関して、注目ポイントを語ってもらいました ！

●文学部

「文学部」という名称ですが、学べるのはもちろん文学だけではありません。

学部の中には言語文化学繋・英語文化学繋・文献思想学繋・超域人文学繋・・歴史文化学繋の５学繋があり、計22の分野・専門に分かれて 学んでいます。

１年次は幅広く学びながら深く学びたい学問を決定し、２年生からそれぞれの学繋の各分野・専門で学びます。

言語学、東洋・西洋の文学・哲学・歴史、映像学やジェンダー学まで、さまざまな選択肢があるのが大きな魅力です。

●法学部

法学と政治学を学べる法学部では、いわゆる必修科目がなく、興味・関心に合う授業を履修できる「完全自由選択制」 の学びができます。

また、法曹界に進みたい人に向けた 5 年一貫教育を行う「法曹コース」も用意されています。

１学年の学生数が50～60人と少人数で、きめ細かい指導が期待できるのも嬉しいところ。

●教育学部

教育学部には教育学生の３コース（ 生涯教育開発・学校教育情報・国際社会文化 ）と心理学系の２コース（ 心理社会行動・発達教育臨床 ）と合計して５つのコースがあり、教育発達科学の基礎力・基礎的応用力・知力と熱意の養成をめざして、少人数教育 で学んでいます。

キャンパス内だけでなく、地域教育調査や海外教育調査研究など、国内外の教育現場で学ぶ機会も豊富に用意されています 。

●工学部

工学部には７学科（化学生命工学科、物理工学科、マテリアル工学科、電気電子情報工学科、機械・航空宇宙工学科、エネルギー理工学科、環境土木・建築学科）・17専攻があり、工学全般の分野を網羅 する学びができます。

さらに、関連研究所・センターもたくさんあり、研究環境も充実しています。

●農学部

農学部には生物環境科学科・資源生物科学科・応用生命科学科という３つの学科があり、食料・生物資源の生産や生物資源の利用、生物機能の活用、生物共生環境など様々な分野が学べます。

学科や専攻によっては、農業実習や動物飼育、演習林観察のための施設で実習を受けたり、海外での調査研究に携わる機会 も期待できます。

●医学部

医学部には医学科と保健学科の２学科が設置されています。

保健学科はさらに看護学・放射線技術科学・検査技師科学・理学療法学・作業療法学 という５つの専攻に分かれています。

学生は入学時から将来めざす職業に向けて専門知識を身につけ、実習を積みながらプロフェッショナルへの道を歩んでいきます。

保健学科の学生も基礎医学の授業を受けるなど、医療やヘルスケアについて総合的に学べる のが大きな魅力です。

「名古屋大ってすごい！」と思ったら…

名古屋大には、ここで紹介しきれなかった学部・学科もまだまだあります。

2018年には、世界最高水準の教育研究活動の展開 が見込まれる大学ということで 「指定国立大学法人」に指定 されており、どの学部・学科でも充実した学びが期待できます。

もっと知りたい人は、「名古屋大　〇〇学部（気になっている学部）」などで検索してみてくださいね。

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