M・K先輩は国語の成績がネックでしたが、とにかく読んだり解いたりして不安を解消。ところが共通テスト後に志望大を変えることになり、大学個別の対策をする時間が限られていたといいます。どんな作戦を立てたのでしょうか？

【先輩データ】

九州大　経済学部経済経営学科　 M ・ K 先輩

宮崎県　県立高校出身

M・K先輩の高校時代の成績データ

苦手な国語はとことん読んで解いた

私の受験勉強の足を引っ張っていたのは、共通テストでも２次試験でも必須の国語 でした。

なかでも現代文が苦手だったので、とにかく たくさん読んで解いていくしかない と考えて、いろいろな大学の入試問題がまとまっている問題集を解いたり、高校の国語の先生に記述問題の添削をしてもらったりしていきました。

さらに、漢字や古文単語といった暗記系も落とさないように、単語帳などがぼろぼろになるまで何周も回して徹底的に暗記。

友達と問題を出し合ったりしながら覚えていったことなども、じわじわと力になりました。

対策時間が限られた二次試験は、得意の数学で勝負

私は別の大学の経済学部を目指していたのですが、共通テストの結果がわずかに及ばず、第 ２ 志望だった九州大経済学部に進路変更したんです。

つまり、九州大への出願を決めたのは、共通テストのあと。

そこから過去問を解き始めることになり時間が限られたため、どの科目も完ぺきにしようとするよりも、得意な数学で勝負 することにしました。

過去問を分析する限り、九州大の ２ 次試験の数学は、その年によって問題の難易度がかなり変わることがわかりました。

となると難問を片っぱしからやるよりも、基本的な問題を絶対に落とさないように対策することが大切。

そう思って、青チャート（チャート式基礎からの数学 （数研出版） ） を中心に解説などを見ないで解けるまで何回も何回も演習を重ねました。その結果、２ 次試験では ８割以上をとることができ、無事に合格することができたんです。

いろいろな分野の教授がいて幅広く学べます

九州大経済学部では、最初の １年間は教養科目の授業が多いので、１年生の今はまだ経済学入門やミクロ経済学といった経済学の基礎的なことを中心に学んでいるところです

そんな経済学部には、経済から経営、産業までいろいろな分野の教授がいらっしゃいます ！

だから ２年生以降も経済をいろいろな角度から幅広く学んでいけそうで、とてもわくわくしています。

新しいキャンパスでやる気も上がる！

2018年に完成した伊都キャンパスは、思ったよりも駅から遠いところはありますが、新しくてきれいだし、自然にも囲まれていて、勉強や研究のモチベーションがあがります。

気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しています。

※ここで紹介した体験談は2024年12月に実施した「進研ゼミ高校講座」を受講していた大学生へのアンケートをもとに構成しています。紹介している入試内容等は変更になっている場合があります。