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【京都大】「新聞要約」と「演習量」で学力UP!
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- 2025/07/07

京都大農学部に合格した先輩の体験記です。
2次試験対策の進め方や、発想力が問われる数学の勉強法、国語力アップに効果的だったこと、実際に取り組んでよかった学習法を紹介します!
先輩データ
京都大 農学部応用生命科学科 H・H先輩
高校時代の部活:将棋部
H・H先輩の高校時代の成績データ
2次試験対策は「段階的な積み重ね」で自信に
2次試験対策を始めた頃は、「本番までに間に合うのだろうか」という不安が常につきまとっていました。
そこで、焦らず段階的に学習を進めることを意識しました。
まずは、日々の授業をしっかり理解しつつ、学校で購入した問題集を夏休みまでに一通り解き切ることからスタート。
その後、夏休みにはより難度の高い問題集に挑戦して、応用力を鍛えていきました。
夏休み明けからは、二次試験の過去問を活用して、本番の出題傾向や解答パターンに慣れることを意識して演習を重ねました。
特に数学は重点的に対策を行い、冬休み期間中には27年分もの過去問に取り組みました。
冬休み明けは共通テスト対策として知識系の復習を中心に行い、共通テスト終了後から二次試験直前までは、過去問演習で見つけた苦手分野に重点的に取り組み、最後まで弱点克服に努めました。
段階的な積み重ねが、徐々に不安を自信に変えてくれたと感じています。
数学は「演習量」と「発想力」がカギ
個別試験の数学は発想力を問う問題が多く、解き方の引き出しをどれだけ持っているかが重要でした。演習量が足りない時期は、問題のパターンがつかめず非常に難しく感じました。
そこで、過去問や問題集を繰り返し解き、多様な出題パターンに慣れることを意識しました。
演習を積むほど「このタイプならこう攻める」と考えられる場面が増え、難問にも自信を持って取り組めるようになりました。
新聞要約で「時事」と「読解力」を同時に鍛える
公共系科目で共通テストに臨み、国語力も重視される大学を志望していたため、新聞記事の要約が効果的でした。新聞の一面記事を毎日100文字程度に要約する練習を実施。
最初は時間がかかりましたが、継続するうちに読解スピードが向上し、文章の要点を素早くつかめるようになりました。時事知識と読解力の両方が自然と身につき、本番の試験にも大いに役立ったと感じています。
生物への興味から京大農学部を志望
幼い頃から生物に興味があり、生き物の身体の仕組みを研究したいという思いがありました。
iPS細胞の研究室がある京都大学に魅力を感じ、志望大に決定。
当初は医学部も考えましたが、受験難度の高さや解剖学への心理的な苦手意識があり断念。
また、人間以外の動植物や微生物にも興味が広がっていたため、幅広く生物学を学べる農学部・応用生命科学科を目指すことにしました。