「自由の学風」を建学の精神として創立し、2017年には「指定国立大学法人」（世界最高水準の教育研究活動が期待できる国立大）の指定を受けている京都大学。

多くのノーベル賞受賞者を輩出するなど、高い研究力で知られています。

京都市内の３つのキャンパスをはじめ、農場や研究林、水産実験所などで教育・研究活動 が行われています。

文系から理系までの10学部を設置

京都大には、総合人間学部・文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・薬学部・工学部・農学部という 10の学部 が設置されています。

学部によっては複数の学科 を備えるところもあり、人文・社会・自然科学の幅広い分野を学ぶことができます 。

京大の学び、ここがすごい！

では、先輩たちはどんな学部で、どんな学びに取り組んでいるのでしょうか。

いくつかの学部・学科について、先輩たちが「ここがすごい！」と感じているアピールポイントを語ってもらいました。

●総合人間学部

人文科学・社会科学・自然科学を横断する知識と教養を学べる 総合人間学部。

学生は幅広い学問分野にふれながら探究したい分野を決め、数理・情報科学講座、人間・社会・思想講座、芸術文化講座、認知・行動・健康科学講座、言語科学講座、東アジア文明講座、共生世界講座、文化・地域環境講座、物質科学講座、地球・生命環境講座という 10講座のなかから主専攻を選んで学びを深めます。

●教育学部

教育学部では、専門科目としては２年次までは「教育研究入門」などの概論や課題演習、実習などの授業を受けながら学びます。

３年次から現代教育基礎学系・教育心理学系・相関教育システム学系という３つの学系に分かれ、より専門的な学びを深めていきます。

心理学や社会学、メディア、歴史など、多様な分野から教育にアプローチ できます。

●工学部

工学部には地球工学科・建築学科・物理工学科・電気電子工学科・情報学科・理工化学科の ６学科があり、入学時から各学科に分かれて学びます。

ものづくりや技術開発のほか、環境や災害を考慮したまちづくり に関する技術開発など について、学科ごとに広く、深く知識を身につけることができます。

●農学部

農学部では、資源生物科学科、応用生物科学科、地域環境工学科、食糧・環境経済学科、森林科学科、食品生物科学科という ６つの学科があり、１年次から各科に分かれて学んでいます。

各学科とも１・２年次は基礎知識 を学び、３年生からは細かいコースに分かれて、さらに専門的に学んでいきます。

なお、京都府内には農学部の附属施設である農場や牧場があり、さまざまな実習を経験しながらリアルな学び ができるのも特徴です。

「京都大をめざしたい！」と思ったら…

京都大には、ここで紹介しきれなかった学部・学科もたくさんあります。

さらに、学部・学科の枠を超えて受けられる授業 もあり、ノーベル賞受賞者である教授の貴重な講義も体験できます。

京大の学びについてもっと知りたい人は、「京都大学　〇〇学部（気になっている学部）」などのキーワードで検索してみてくださいね。

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