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- 【文学部】やる気がない日も必ず勉強を進め、部活引退後からイッキに演習スタート
【文学部】やる気がない日も必ず勉強を進め、部活引退後からイッキに演習スタート
- 合格体験記
- 2025/02/25

- 目次
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高3の夏までは野球部の練習が週6 日あり、なかなか本格的な受験勉強を始められなかった Y・W先輩。夏まではどんなふうに時間を使い、夏以降はどんな勉強法で追い上げ、あこがれの神戸大学に合格したのでしょうか。
【先輩データ】
神戸大 文学部人文学科 Y ・ W 先輩
兵庫県 姫路東高校出身
高校時代の部活: 野球部 (活動は週 6 日、高3・ 7 月に引退)
Y・W先輩の高校時代の成績データ
野球部の練習が週6回。勉強不足で基礎はあやふや
僕は高校では 野球部に入っていたのですが、練習は週6回。
それが高3の夏の引退まで続いたため、なかなか受験勉強に時間を割けず、高3に上がった頃はまだ基礎すらあやふや な感じでした。
例えば数学は、教科書の例題を解いても、解けるものと手こずるものがあるような状態で… 。
つまり、解法がきちんと身に付いていなかったので、模試のようにいろいろな単元の問題が並んでいると、引き出しがなさすぎてほとんど歯が立ちませんでした。
英語についても似たような感じで、単語力がなさすぎて、長文読解で全体の意味をつかむことにも苦労していたんです。
「勉強しない日を作らない」で着実に前進
部活でなかなか時間をとれなかった僕が心がけたのは、勉強を全くしない日を作らない ことでした。
部活で疲れてどんなにやる気が出ない日でも、英単語の暗記とか、英文の音読だけでもやる。
そう決めて、限られた時間で少しでも前に進んでいくようにしました。
そして、部活引退と同時に受験モードへ。
神戸大文学部の数学は、難関大の中ではやさしいレベルだと言われています。
だから難しい問題に手を出すのではなく、まずは「青チャート( チャート式 基礎からの数学 )」 (数研出版) の例題にくり返し挑戦。
解法が自分のものになってきた秋以降、応用問題を解きました。
その頃には、英語も英単語帳を何周か回すことができていたりして、成果が出始めて、C判定続きだった模試でもBが取れるようになりました。(英単語については、入試日当日まで学習を欠かしませんでした。)
記述量が多い神戸大の国語。おすすめは要約の訓練
神戸大文学部の2次試験の特徴は、なんといっても国語の記述量の多さ だと思います。
そこで僕は、日頃から文章を200字程度に要約する訓練をし、高校の先生に添削をお願いしていた のですが、それが力になりました。神戸大文学部を受けるなら、学校の先生に添削を行ってもらうなど、他人の目によるチェックも積極的に受けましょう。
また数学は、難関大学の中では難しくないレベルなので、教科書の例題を確実に解けるように練習しておくことが大事です。
さらに 英語は、学問的な流行に即した話題が出題されやすい ので、確認しておくといいと思います。
勉強も遊びも楽しめる環境がすごい
今は、高1の時からあこがれていた神戸大の1 回生。歴史的な事象を人文地理学の理論に当てはめて史実を空間的に分析する、歴史地理学という学問を学んでいます。
文学部は 5つの学科目と 15の専修で構成されていて、少人数でしっかり学べる体制が整っていると感じます。
そのうえ、専門分野ごとに学生専用の研究室があり、専門書もいっぱい です !
ただ、最寄駅からキャンパスまでの道は毎日が登山 (笑)。足腰が鍛えられますが、大阪や神戸の繁華街に近いという魅力も。
勉強にも遊びにも充実したこの環境で、大学生活を思い切り楽しんでいきたいと思っていまます。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しています。
※ここで紹介した体験談は2024年12月に実施した「進研ゼミ高校講座」を受講していた大学生へのアンケートをもとに構成しています。紹介している入試内容等は変更になっている場合があります。