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【文学部】世界史は教科書を再読。知識を詰め直して苦手を克服!
- 合格体験記
- 2025/01/16

- 目次
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高2・冬の時点で模試では A 判定を取れていたものの、苦手な世界史は、知識がほとんど頭に入っていなかったという Y・S 先輩。どんな勉強法で北大合格までたどり着いたのでしょうか。
先輩データ
北海道大 文学部人文科学科 Y・S先輩
北海道 札幌北高校出身
高校時代の部活:図書局(活動は平日ほぼ毎日、高3・9月に引退)、文芸部(練習は週1日、高3・ 10月に引退)
Y・S先輩の高校時代の成績データ
苦手な世界史は教科書の復習から
早くから北大をめざしていた私は、高 2 の冬には、模試で A 判定を取れるほどになっていました。
というと順調だったように思えるかもしれませんが、実は共通テストで受験科目だった世界史が大の苦手。
高2 までに習った内容は年代も人名も地名もごっそりと記憶から抜けてしまっていて、共通テストの予想問題を解いても、半分取れるかどうかという状態 でした。
その世界史を伸ばすために私がやったのは、知識をイチから覚え直していくことでした。
まずは、教科書や進研ゼミの用語集を読み返して知識を再確認。さらに、世界史が得意な友達に質問したりしながら、自分なりに教科書の内容をノートにまとめて いきました。
ちなみに、私の通っていた高校には北大志望者が多かったので、わからないところがあれば互いに教え合ったり、入試の情報を共有できたりしたのも良かったです。
おかげで本番までモチベーションを維持しながら、走り続けることができました。
北大の数学(文系)は基礎が大事
北大の数学 (文系) は、ひねった問題はあまり出ない印象です。
ということは、一つでも落とすと命取りになる可能性がありますが、逆に言えば難しい応用問題の対策をするよりも、基礎レベルの問題をきちんと解けるようにしておけば安心ということ。
私はそう考えて、どんな分野から出題されても太刀打ちできるように、まんべんなく基礎を固める ようにしました。
なお、入試対策で欠かせないのが入試過去問ですが、私は解説が詳しい駿台文庫『青本 ( 大学入試完全対策シリーズ ) 』を活用しました。
その際、解いて問題に慣れるというよりも、解いてわからなかった問題があれば、解説をきっちりと確認して、同じような問題が出た時に解けるよう にしておきました。
北大文学部、すごいんです
いざ北大文学部で学んでみて感じているのは、学びの環境がとても充実していることです。
たとえば文学部には「哲学・文化学コース」「人間科学コース」といった4つのコースがありますが、成績などに関係なく、2年次より希望したコースに進むことが可能です。
また、卒業に必要な単位の半分は、そのコースに関係なく選択できるので、興味関心に合わせて幅広く学ぶことも。
だから私は、言語学を研究の柱にしつつ、文化人類学や宗教学、心理学なども受講しています。北海道という土地柄、アイヌやスラブ系、北方諸民族について学べたりするのも北大ならでは だと思います。
北大文学部をめざす高校生へのメッセージ
北海道出身の私には、北大は高校に入学する前から「行きたいな」と思っていた憧れの大学でした。
そんな北大の自慢は、キャンパスが駅から近くて便利なうえに、風光明媚 だということ。
もちろん勉強面でも自分の興味に応じてあれこれ学べたりして、想像以上に充実の毎日です。
Y・S先輩の受験基本DATA
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。