
こんにちは!
東京外国語大学 言語文化学部のパチアです。
そろそろ年末ですね...!
推薦入試などですでに合格の決まった皆さんは、本当におめでとうございます!
そして、多くの皆さんは、ここからが共通テスト、二次試験に向けてのラストスパートになりますね!!
これまで年末年始は、家族や親戚で集まって、お気に入りの番組を見て、美味しいものをたくさん食べて、お出かけをして...とそれぞれ楽しく過ごしていたかもしれません。
しかし、受験生の年末年始は...?
ということで今回のテーマは、「受験生的!年末年始の過ごし方」です!
私の実体験を基に、共通テストや二次試験を控えた受験生に向けて、オススメの年末年始の過ごし方を紹介します!
今回の記事を読めば、あなたも後悔のない、得点アップのための年末年始が送れるかもしれません!
【そもそも】年末年始はどれくらい勉強するべき?
そもそも、受験生は年末年始にどれくらい勉強すればいいのでしょうか。
私のオススメは、最低でも1日3時間は勉強して、共通テストで使う全科目に毎日触れることです!
その理由を説明します。
最低でも1日3時間は勉強するべき
私は、最低でも1日3時間は勉強することをオススメします!
その理由は、年末年始というイレギュラーな環境でも、最低限自分は勉強したという自信を持つことができるからです!
全く勉強をしないと、後で「あのときもっと勉強していれば...」と後悔することになるかも。
それでも、年末年始はどうしても気になる番組、家族・親戚とのお出かけなどで、勉強時間があまり取れない日もありますよね。
そこで、私は最低でも3時間は確保するようにして、「3時間は集中して頑張った!」と思えるようにしていました。
必ず3時間確保するために、私は下記のようにしていました!
1時間:朝30分、寝る前30分の暗記!
(寝る前に暗記したことを翌朝確認)
2時間:
①予定の前の午前中のうちに机に向かって2時間
②朝や寝る前など時間を見つけて机に向かって1時間・移動時間に1時間
...など
私はあまり長時間勉強するのが得意なタイプではなかったため、冬休みはメリハリをつけながら取り組みました!
具体的には、頑張れる日には8~11時間、大晦日や正月は親戚との集まりもあったため3時間の最低ラインを守っていました!
息切れしないように程よく休みつつ、自分なりの最低ラインを決めて、守ることが大切です!
毎日共通テストで使う全科目に触れるべき
私は、毎日共通テストで使う全科目に触れることをオススメします!
その理由は、記憶を活性化させ続けるためです。
私の経験から、1日触れないだけで、その科目への記憶は一気に薄れてしまいます。
一方で、毎日触れていると、その前日何を勉強したかの記憶も蘇り、記憶が定着しやすくなりました!
具体的には、下記のように取り組んでいました。
①全科目分、自分が強化したいことを考える
②毎日取り組む内容を決める
③1時間程度で終わるように量を決める
④リスト化する
〈リストの例〉
(科目名は旧カリキュラムのもの)
・英語:英単語帳 100語復習
・国語:古典単語帳 20語復習
・数学:1単元の要点復習(公式など)
・世界史:暗記BOOK 6ページ
・倫理・政経:暗記BOOK 4ページ
・生物基礎:暗記BOOK 4ページ
・地学基礎:暗記BOOK 4ページ
私は、毎回の勉強の始めの1時間は、上述のやることリストを満たすところから始めました!
手軽に取り組めるため、やる気がないときでも、勉強への取り掛かりのハードルが下がります!
さらに、これで勢いを付けて、その後の演習などに取り組むことができました!
【まずはこれ】To-Doリストで誘惑を断ち切る!
年末年始は誘惑も多いもの...。
そこで、To-Doリストを作ることをオススメします!
To-Doリストを作ることで、やることが明確になり、「何に取り組もうかな」と迷う時間がなくなります。
また、やることが視覚化されることで、「やらなきゃ!」と意識することができます。
結果的に、私の場合、To-Doリストを作ることで、やる気の有無に関わらず、勉強に取りかかりやすくなりました!
年末年始のTo-Doリストの作り方
具体的には、下記のように作りました!
①現状の自分の立ち位置を把握する
(志望大学合格に向けて、何が足りないのか、何をどれだけ伸ばせば良いのかなど)
②冬休みに取り組むことを決める
③冬休みの中で、日々何時間くらい勉強できそうかを予想する
④その日の勉強可能な時間に合わせて、取り組みたいことを日ごとに分配する
(1週間に1日は予備日を設ける!)
⑤その日のTo-Doに取り組んだら、線を引いて消す!(達成感アップ!)
ただ「頑張ろう!」という意思だけだと、いざ当日になると、年末年始の雰囲気や自分の体調、気分に左右されがちです。
そこで、やるべきことを予め視覚化しておくことで、自然と自分を律することができます!
【具体的に】共通テストの演習×教科書での復習=点数アップ
年末年始に具体的に取り組む内容のオススメは、共通テスト対策です!
年末年始が明けると、意外とすぐに共通テストが迫ってきます。
共通テストは演習をして、形式に慣れることも大切。
冬休みに中心的に取り組むことが、得点アップのチャンスです!
とはいっても、二次試験も気になる人もいるかと思います。
私の友達の中には、毎日1科目や1設問、ニガテ分野のみなどに絞って、共通テストと並行して二次の対策をしている人もいました!
自身の得意不得意や志望大学の配点率、併願の出願方法なども踏まえて、二次試験対策にどれくらい割くかは決めるのがオススメです!
効果的な演習の方法
私は、冬休みに『大学受験 Challenge』の「共通テスト対策」を用いて、世界史のニガテの克服に努めました!
①『大学受験 Challenge』の「共通テスト対策」の世界史全てに取り組む!
(恥ずかしいことに溜めてしまっていたのですが、冬休みで全部取り組みました)
②解説を読むことに加えて、理解があやふやだと感じた単元は必ず教科書に戻って確認!国の場所や文学史など視覚的にも見た方が良いものについては、資料集も確認!(ここが重要!)
③間違えたところは次の日、その次の日、1週間後などのように、3回解き直す!
④ 『大学受験 Challenge』の「共通テスト対策」が終わったら、過去問や予想問題の演習に取り組む!(ここでも理解があやふやな点は教科書や資料集に戻る!)
演習して、わからないところは教科書に、視覚的に見た方が良い内容は資料集に戻るということを繰り返しました!
このサイクルを冬休み中続けた結果、私はなんと世界史の点数が20点アップしました!
それまで共通テストの模試や過去問では60点くらいしか取れなかったのが、過去問や予想問題で安定して80~90点ほど取れるようになったのです!!
演習で怪しい箇所は教科書などに戻って周辺の知識と合わせて復習することで、演習で解いたものと類似の問題が問われたときだけでなく、その分野の別角度から問われたときにも対応できるようになりました!
【まとめ】年末年始はメリハリをつけて効率良く得点アップ!
今回のポイントは、この3つです!
①年末年始は毎日最低3時間勉強して、全科目に触れる!
②To-Doリストによる視覚化で勉強に取り掛かりやすくする!
③演習×教科書での復習の両輪で共通テストの得点アップ!
私は実は年末年始より前に推薦入試の結果は出ていたのですが、その合否に関わらず共通テストを受験することを決めていたので、受験生の冬休みは共テ対策三昧でした。
ふと気が緩みそうになることもありましたが、毎日最低3時間のノルマを守り、To-Doリストのタスクをどんどん消化しながら、世界史への理解度が上がっていくことを感じるのは、とてもやりがいのあることでした!
受験本番のときの自分に「これまで頑張ってきたのだから大丈夫」と思わせるのは、今の皆さんの頑張りです!
ぜひ本番の自分を助けてあげるつもりで、年末年始も一踏ん張り、頑張りましょう!
勉強・学校生活に関して困ったら...
何か勉強や学校生活で気になることがあったら、気軽に「先輩ダイレクト」で質問してみてくださいね!
受験本番が近づいてきた今、抱えている疑問や不安はこちらですぐに解決しましょう!
私への指名質問も大歓迎です!
\先輩への指名質問も可能/
身体はもちろん、精神面の体調管理も忘れずに!
年末年始、休むときは休む!
楽しむときは楽しむ!
頑張るときは頑張る!
メリハリをつけて取り組みましょう!!
応援しています!
<この記事を書いた人>
東京外国語大 パチア
実は睡眠も大切。私は年末年始に思い切って7時間半睡眠を続けたところ、急に暗記力が上がり、世界史がスラスラ覚えられるようになりました!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。









記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。