
皆さん、こんにちは!
もう少しで12月。「受験本番」がチラついてきますね。
本番直前期の勉強として欠かせないのが、志望大の「過去問演習」。
僕は現役時、この過去問演習を疎かにしていて、後に後悔することになりました...。
今回は、その失敗談も踏まえて、志望大の過去問を「いつ・どのくらい・どのように」取り組むかについて、戦略を提案したいと思います!
「共通テスト後」では遅かった...
僕の場合、志望大の過去問をまともに解き始めたのは「共通テスト後から」でした。
期間にして「3年分」。もう少し解くつもりだったのですが、併願校の過去問演習などにも時間を取られました。
この3年分は、どの年もあまり手応えがなく、不安を抱えたまま個別試験本番に臨むことになってしまいました。
結果的には何とか合格できましたが、今思えば「もう少し過去問演習をしっかりやっておけば良かった」です...!
「最低5年」は取り組める計画に
志望大の配点次第な面もありますが、志望大の過去問は「最低5年分」は解いておくと安心かと思います。
既に取り組めている人はOKですが、まだ取り組めていない人は、「12月前半のうちに2年分解く」のを目標としてほしいです!
(共通テスト対策を本格化させる前に、少し進めておくイメージですね。)
最初は解けない問題が多いかもしれませんが、「志望大の出題傾向・形式に頭を慣らす」だけでも、過去問演習の効果はあります。
また、遅くとも共通テスト後からは「本番同様に時間を計って解く」ようにしてほしいですが、現段階では、
・時間は気にしない
・大問1つだけ解く
など、ラフな取り組み方でもOKだと思います。
「答え合わせ」に力を注ぐ
最後に、過去問演習で意識すべき点について。
これは普段の勉強と同様ですが、やっぱり「答え合わせ」が重要かなと思います!
特に解けなかった問題は、「解けなかった」で終わりにするのではなく、
・なぜ「解けなかった」のか
(知識不足?、それとも知識の「使い方」が思いつかなかった?)
・何があれば「この問題を解けた」のか
(問題文の何に注目する?、どんな知識を使う?、なぜその知識を使う?)
といったポイントを、解答解説から確実に押さえてほしいです!
過去問は難しい問題を多いですが、丁寧に解答のプロセスを追っていけば、「自分の間違いの原因」は必ず特定できると思います。
この原因に応じて、必要な知識や考え方をそのつどインプットしていくことが、点数UPの最短距離だと思います!
おわりに
今回は、「志望大の過去問演習のポイント」について、僕の失敗談を踏まえてお話ししました。
ぜひ「最低5年分」は取り組めるように、この先の計画を考えてみてほしいなと思います。
特に最初のうちは、得点率はあまり気にしなくていいので、むしろ「間違えた問題から何を学ぶか」に、焦点を当ててほしいです!
<この記事を書いた人>
東京科学大・すい
余談ですが大学在籍5年目(修士1年)です
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。








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