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【医学科】伸び悩んで苦しい・・・そんな時に考えるべきこと3点

  • 志望大
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この記事を書いた人

香川大学 医学部  ふゆはる

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 みなさんこんにちは!

香川大学医学部のふゆはるです!

いよいよ共通テストまで後2ヶ月となりましたが、みなさん順調に勉強は進んでいるでしょうか?

一部の人はとても順調に進んでいると思うのですが、多くの人はあまり思うように成績が伸びず、勉強の進捗が良くないのではないかなと思います。

今回は、直前気になっていく中で勉強の進捗、成績の伸びで悩んでいる受験生に対しての内容となります!

ぜひ最後まで読んでください!

タイトルは「伸び悩んで苦しい・・・そんな時に考えるべきこと3点」です!

それでは、早速本題に入っていきましょう!

勉強の成績の伸び方とは?

みなさんは、成績の伸び方とはどのような形かご存知でしょうか?

多くの人は、一次関数のような直線的な伸びを想像しているか、もしくは指数関数的に急激に伸びるタイミングが現れると考えているか、という印象がありますがどちらも正しくないと僕は考えています。

僕の中での成績の上がり方イメージは、下の図にある通り、成績が伸びる小さな指数関数の時期と伸びない直線の時期が連続しているイメージです。

そして多くの場合、成績が上がってくればくるほど伸びない時期は長くなっていくように感じています。

受験で最も大事なことは、受験本番の時期の成績が志望校合格に満たしている事です。

ですから、模試の成績が今思い通りのスコアではなく伸び悩んでいたとしても、本番までに伸びる時期がくれば本番に間に合うということは十分考えられることである、という理解を多くの人に持っておいて欲しいなと思います。

今の成績が足りていないからと安易に諦めたり投げ出したり、悲観的になったりするのではなく、この成績の伸びるタイミングをいかに受験に間に合わせるかという発想で勉強をしていく、ということを心がけておいて欲しいなと思います。

成績の伸び方.png

伸び悩みを感じた時にすべきこと

伸び悩み期を感じた時にすべきことは、伸びるタイミングが来るまで粘り強く勉強することです。

これは当たり前なのですが、やはり直前期なので焦る気持ちもあると思いますし、なるべく早く成績が上がるフェーズが来てほしいというのは普通のことだと思います。

そこで、伸びるタイミングを少しでも早くするために大切なことを今回紹介したいと思います。

伸びるタイミングを早く引き寄せるために重要なことは、今の自分がすべきことを明確にし必要な努力に100%コミットできるようにすることです。

そして100%コミットするために自分自身の現状と理想像を丁寧に分析することです。

何となく、ふわっとしているように感じると思うのでもっと具体的にしてみましょう。

例えば、今共通テストの数学1Aの模試で70点を取れているとします。この受験生は小学校の時の100マス計算をする必要があると思いますか?

ほぼ100%の人が必要ないと感じると思います。

例えば共通テストの英語リーディングで70点を取れている人に英単語帳をこれまでよりもっと頑張ろう、とアドバイスしますか?

多くの人はそのようなアドバイスはしないと思いますし、少なくとも僕は絶対にこのようなことは言わないです。

何が言いたいかというと、あなた自身の得点や苦手分野、間違いの傾向、対策するべきポイントに必要なことだけに100%勉強時間をかけられて、対策すべきではないこと、優先順位の低いものに対して0%に近い勉強時間のかけ方をするということを心がけて欲しいのです。

そのために大事なことは、各科目ごとに①志望校に必要な点数②今の自分の点数③今の自分の得意・苦手な問題、形式、範囲、などの把握④後2ヶ月で最低何点、最高何点上げたいのか⑤苦手なものの中での優先順位や出題頻度の序列、の5点を把握することが重要です。

特に①〜③は非常に重要で、苦手なところになるべく時間をかけたほうが良くて、かつ科目によって目標点数とのギャップが少ないものよりはギャップの多いものに時間をかけたほうが良いです。

このようなことを分析していく中で、今の自分の現状理解が深まり、本当に自分が時間をかけるべき問題、内容にフォーカスして勉強することができるようになります。

少しでも成績が上がるタイミングを早くするために、自分の現状分析を丁寧に行いましょう。

 伸び悩み期のメンタルコントロール

この時期に成績が伸び悩むと、結構メンタル的に苦しいのではないかと思います。

このまま勉強しても成績足りないのではないかとか、成績が足りず第1志望校どころか滑り止めにも受からないのではないかとか、不安に押しつぶされそうになると思います。

僕自身そのような経験をしたましたし、当時すごく苦しかった記憶が今でもあります。

その中で大事なことは、①理想論と現実的視点を両方持つこと②目的は大きく目標は小さくすること、の2つではないかと考えています。

①の理想論と現実的視点を両方持つという点で言うと、たとえ無茶だと思えても、共通テスト本番にあと200点あげるみたいな理想の目標を掲げたほうが勉強のモチベーションは上がるだろうと考えています。

しかし、現実的には、浪人を覚悟しない限りある程度勝算のある大学を受験するべきであり、その大学がどこかと言うのはきちんと分析して勉強しなければいけないと思います。

心の支えやモチベーション維持のための理想論と、大学に合格するための戦略や戦術のための現実的視点の両方をバランスよく持ち合わせる努力が大切です。

僕自身、戦略的なことを考える時間がそのことを真剣に考え、それ以外の時は理想論を本当に達成しにいくために勉強を頑張りました。

②目的は大きく目標は小さくすること、と言う点では、多くの人が受験勉強の目的が志望校合格、目標が模試の偏差値や共通テストの点数、と言う形になりがちだと思うのですが、僕はこれではメンタルが持たないかなと思っていて、違う形で目的と目標を設定していました。

僕の中での受験勉強の目的は、もちろん志望校合格はありながらも、大目的として、人として成長して自分自身がより良い人として社会に貢献すること、目標はいつまでに何の参考書を終える、と言うような形で設定していました。

目的は合格なんかよりもっと大きな視点で設定することで、点数が伸びなくても人としての成長に目線があるので一喜一憂しにくくなったと思っています。

そして、点数という結果ではなくプロセスである参考書を終えることに注目することで目の前の学習に集中できると考えています。

このような目的と目標の設定を今一度見直すことでメンタルの安定を少しでも測ることができるのではないかと考えています。

まとめ

今回は以上になります。

今回は、成績の伸び方の理解、自己分析、そして目的と目標の設定についてアドバイスさせていただきました。

少しでも役に立つ内容があれば嬉しいです!

これからの時期が一番しんどいと思いますが最後まで諦めることなく受験勉強頑張ってください!

もし困ったこと、わからないこと、自己分析についてなど聞きたいことがあれば先輩ダイレクト先輩ダイレクトも活用してくださいね!

応援しています!

<この記事を書いた人>
香川大 ふゆはる

僕のこの時期は最低でも必要としていた共通テストの点数に0.5〜1割ほど足りていなかったのですが本番爆上げして医学部受験ができました!

まだこの時期で諦めないで欲しいです!

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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