みなさん、こんにちは。

秋も深まり、日が落ちるのが早くなってきました。

模試や過去問演習が増えて、受験が少しずつ現実的に感じられる時期だと思います。

そんな今だからこそ、これまでの学習を整理する「総復習」に取り組むのがおすすめです。

ここでは、11月に行うと効果的な復習の進め方を紹介します！

苦手分野の整理から始める

最初にこれまでの模試やテストを見返して、苦手な分野を洗い出しましょう。

ノートやプリントを見直して、自信がある部分には丸印、曖昧なところには三角印をつけるなど、ざっくりと整理するだけでも十分です。

何ができていないのかを把握すると、これからの学習時間をどこに使うべきかが明確になります。

1日30分の過去問復習を習慣にする

この時期は新しい範囲を広げるよりも、既に学んだ内容を定着させることが大切です。

1日30分でもよいので、過去問や模試を見直す時間をとりましょう。

答えを覚えていても、なぜその答えになるのかを自分の言葉で説明できるようにすると理解が深まります。

教科ごとに復習の方法を分ける

全ての教科を同じように復習しようとすると効率が下がります。

科目ごとに合った方法を意識して進めましょう。

英語は文法や単語の確認に加えて音読を取り入れると定着しやすくなります。

数学は解法の手順を整理し、似た問題を何題か解いて流れをつかむと効果的です。

国語は過去問を使って時間配分を意識しながら読む練習をしましょう。

社会や理科は、暗記カードやノートを使い、自分で説明できるかを確認すると理解度が上がります。

1週間ごとに進捗を見直す

復習を続けていると、つい「まだ終わっていないこと」に目がいきがちです。

一度立ち止まって「できるようになったこと」を確認すると、自信につながります。

週末に、今週できたことと次週やることをノートに書き出してみましょう。

小さな達成感を積み重ねることで、勉強のモチベーションも保ちやすくなります。

おわりに

11月の総復習は、これまでの努力を確かな力に変えるための大切な時間です。

新しい教材に手を広げるよりも、これまで使ってきた問題集やノートを丁寧に見直す方が、最終的に実力につながります。

冷え込みが強くなってくる時期です。体調を整えながら、自分のペースで着実に進めていきましょう。

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。