
皆さんこんにちは。富山大学教育学部のれいりんです。
肌寒い日が続いていますが、体調は整えられていますか?
この時期になるとある程度行事も終わり、模試の回数も増え、様々なことを感じながら日々を送っている受験生が多くいるのではないでしょうか。
今回は模試の成績を見てなかなか成績が伸びない事実に焦ったり、受験当日までの日数を見て困っていたりする人に向けて「伸び待ち期」について話していこうと思います。
「伸び待ち期」って何?
まずここで言う「伸び待ち期」とは、学力が伸びるのを待っている時期のことを指しています。
この時期には成績が思うように伸びず、勉強の成果を感じにくかったり、周りとの学力差に落ち込みやすくなってしまったりしがちです。
しかし、受験生最大の壁と言っても良いこの時期を乗り越えることによって次第にグッと成績が伸びる時期に繋がっていく大切な時間でもあります。
これは勉強に限った話ではありません。
例えば運動を急に始めたために"筋肉痛"になったとします。
筋肉痛が痛いので、運藤をやめると、痛みを引きずらないまま治っていくかもしれませんが、体には運動した分の筋肉は付かず、また運動をいつか始めた際には筋肉痛を引き起こしてしまいます。
一方で、筋肉痛になっても継続的に運動を続けると、しばらくの間は辛く、痛い思いをするかもしれませんが、ある期間を過ぎた時急にこれまで辛かった分の運動が当たり前のようにこなせるときが来て、筋肉痛としていたんだ分は自分の体力と筋肉という結果として残ります。
この運動の例でいう、筋肉痛を引きずり、辛く痛い思いをしている期間が「伸び待ち期」です。
この例からもわかる通り、「伸び待ち期」は努力している人には必ず訪れるもので、避けて通る事は出来ません。
また、この時期を超える事は簡単なことではありませんが、乗り越えられた人には必ず結果が付いてくることもわかってもらえたのではないでしょうか。
「伸び待ち期」の間はどうやって過ごす?
「伸び待ち期」について理解はできても、簡単には乗り越えられないならどうしたらいいの?と感じる方も多いと思います。
今回は私自身がこの時期を乗り越えるときに気を付けていた事を2つ紹介します。
➀日常的に小さな目標を立て、ポジティブな考えを持つようにすること
大きな模試の結果は中々変化を感じることが出来ず、むしろ周囲の人の成績が上がっていく事で自分の成績は下がってしまったように感じるというケースもあります。
しかし、そういったことに振り回されネガティブな気持ちになると、勉強のやる気もモチベーションも低くなってしまいがちになります。そこで私は自分だけの小さな目標を日々つくり、その目標を達成できる自分はすごい!とポジティブな気持ちで過ごすように心がけていました。
ここで注意が必要なのは確実に達成できる簡易的な目標を立てる事です。
ここで達成できない目標を立ててしまうと、さらに気持ちが下がってしまうので注意してください。
➁模試の結果を見るときは、自分の間違えた問題の確認と「前回の自分との比較」を行うこと
判定や偏差値はみると悲しくなり一喜一憂しやすいポイントですが、あえて、前回の自分と比べる事で伸びている教科や部分を見つける事が出来た時、「伸び待ち期」の中でもかすかに見えてくる自分の成長に嬉しくなります。(全回間違えた問題に類似した部分はしっかり解けている等)
また、間違えた問題をしっかり見直す事で気持ち的にこの問題は本番を迎える前に確認できたから、運がよかった(本番間違えずに済んだ)という気持ちを持つことで、有意義な問題に感じられていたこともありました。
最後に
「伸び待ち期」について理解することは出来ましたか?
今回のこの記事を読んで少しでも不安感を少なくし、再び勉強に取り組もうと思ってもらえていたら嬉しいです。
受験本番に向け、苦しく感じる事も増えるかもしれませんが、少しずつの努力の積み重ねを忘れず目標に向かって走り抜けてください!
困った事があればいつでも先輩ダイレクトで相談してね。
応援しています!
<この記事を書いた人>
富山大学教育学部 れいりん
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて作成しております。








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