
皆さん、こんにちは!
九州大のやまぴーです!
ようやく、ほんとうにようやく!涼しくなってきましたね、、、。
夏、長かった、、、。
さて今回のテーマは、「『科目選択』最終決定ストーリー」ということで。
いよいよ受験に直接つながってくる、これからの科目を選ぶときに、私が考えたこと、そしてその後どうなったのか、お伝えできればとおもいます!
それでは、最後までお付き合いください~!
私が科目選択を決めた理由:「選択肢の広さ」
当時の私は、理系クラスにいました。
第1志望は九州大学の農学部。
科目選択を決めるとき、私が重視したポイントはただ一つ。
「選んだ科目で受験できる大学・学部の選択肢が、一番広いか」
これだけです。
九大の農学部(当時)は、理科2科目、社会1科目が必要でした。
理科は「物理、化学、生物、地学」から2つ。
社会は「地理、世界史、日本史」から1つ。
正直、どの科目を選んでも九大農学部は受験できたのです。
でも、こう思いました。
「もしかしたら、他の大学や学部に志望を変えるかもしれない」
理系なので社会は何を選んでも大丈夫でした。
でも理科は、「物理」と「化学」を選んでおくと、受験できる大学・学部が一番多くなることに気づきました。
「じゃあ、これでいいか」
本当にこのような感じで、特に深くは悩まず、あっさりと物理・化学を選択しました。
受験本番。選んだ科目での後悔は「ゼロ」
いざ受験生になってみて、 物理も化学も、特別苦手な科目ではありませんでした。
それに、科目間で「こっちが圧倒的に不利!」といった難易度の差も(当時は)感じませんでした。
だから、大学受験が終わるまで、この選択を後悔することは一切なかったです。
「選択肢を広くしておいて、やっぱり正解だったな」くらいに思っていました。
問題発生!大学の講義が「わからない」
問題が起きたのは、大学に入ってからでした。
私は希望通り、農学部に進学しました。
農学部が何を勉強するところか、ご存知ですか?
そうです、メインは「生物」です。
植物、微生物などなど......講義も実験も生物に関連する内容がほとんどを占めます。
でも、私が高校でしっかり履修したのは「物理」と「化学」。
「生物基礎」をやったのは、高1のときだけ。
大学の講義が始まったとき、私は本当に焦りました。
「知識が、ゼロに戻っている......」
周りの生物選択だった友人たちが「あ、これ高校でやった内容だ」と理解していることも、私にとっては全てが初めて学ぶことばかり。
レポートや試験勉強の苦労は、他の人の何倍もかかったと思います。
実際、研究室に所属している今でも、「生物をしっかり勉強していれば、もっと感覚的に理解できたかもしれない」と苦労する瞬間があります。
まなび:「受験の先」も想像してみよう
「選択肢の広さ」で選ぶことがダメなわけでは決してありません。
受験は何が起こるかわからないので、リスクを減らす(選択肢を広く持つ)のは、とても大事な戦略です。
でも、もし当時の私にアドバイスできるなら、こう言いたいです。
「受験勉強は、ゴールじゃない。大学でのスタートラインだよ」と。
これまでの人生で一番勉強するであろう受験期に得た知識は、想像以上に頭に残ります。
そして、それは大学での専門的な勉強に、深くつながっています。
もちろん、第一には入試で点数を取ることが大事です。
ですが、もし科目選択を悩む余裕が少しだけあるなら......。
「自分が行きたい学部では、どんな勉強をするんだろう?」
「大学でワクワクするために、どの知識を持っておくと役立つかな?」
こんな「受験の先」にある大学生活も、ほんの少し想像してみてください。
科目選択は、自分の未来を選ぶ大事な一歩です。
「長い目」で勉強を捉えて、自分にとってベストな選択をしてください!
応援しています!
<この記事を書いた人>
九州大農学部 やまぴー
勉強は一生ついてきますね、、。これからもたくさん勉強するんだろうな~
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。








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