こんにちは!
名古屋大学教育学部のなーくです。
受験の本番が徐々に近づき、勉強のペースを上げなければいけないとはわかっているものの、具体的な未来像が見えない「大学生」というステップに向かって努力を続けるモチベーションの維持にも苦労しているのではないかな。
今回の記事では、現役大学生が伝えるリアルな大学生の実態について、スケジュール感から具体的な日々の過ごし方までお伝えするよ。
4年間のスケジュール
まずはざっとどんなスケジュールで4年間を過ごすのかを説明するよ。
1・2年生は一般教養を中心に勉強するよ。
ここでの一般教養とは、英語や中国語・ドイツ語をはじめとする言語学習や、さまざまな専門領域の基礎的な勉強のことを指すよ。
名古屋大学で開講されている一般教養科目の例としては、心理学・教育学・経済学・物理学といった耳なじみのある学問から、芸術論・比較教育論・医療人類学・日本国憲法・地球惑星学など、さまざまな講義が開講されているよ。
元々、大学の1・2年生は一括して「教養学部」に分属され、3年次から専門領域での学問に進んでいたという歴史的背景も存在するね。
3年生になると、「就活」というキーワードに敏感になり始める。
3年生の5月ごろから就職活動(いわゆる就活)をはじめ、夏からはインターンシップに参加し、企業の選考を受けながら4年生の夏ごろまでに就職先を決定する人が多い印象だよ。
就活に並行して、自分が専門的に勉強してみたいと思う分野の教授のもとにつき、「ゼミ活動」を行ったり、4年生になると卒業論文の執筆をはじめたりと、勉強と就活(+遊び)で、忙しなく過ごす期間だね。
ここでみんなにお勧めしたいのは、気になる大学の「シラバス」を調べてみること。
大学生が履修登録(取りたい授業を選ぶ)をするときに活用するものだけど、授業の概観や評価方法などが書かれていて、実際にどんな授業が開講されているのかを知る方法として最適だよ。
具体的な1週間のイメージ
正直、通っている大学、学部、学年によって大きく異なるのが現実。
ここでは僕自身のリアルなスケジュール感を紹介するね。
1年生のころのとある1週間
先述したように、特に1年生の授業は一般教養中心のため、多く開講されている授業の中から、卒業に必要な単位数を確認しつつ、自分で授業を選んで履修していた。
そのため、4年間の中でも授業数(1コマ90分)は一番多かった印象があるよ。
ただ、それ以外に取り組んでいたことはサークルやバイトが中心で、予定がない日やまとまった時間がとれる日、業後などを見つけてはバイトに汗を流していたよ。
3年生のころのとある1週間
3年生になると、専門の授業のみになり就活やアルバイトの両立をはかりながら日々生活を送っていたよ。
4年生らしいとある1週間
卒業単位数に近づいた4年生の時期は、授業数もうんと減り、知人と遊んだりバイトをしたり、家でゴロゴロしたりといわゆる「人生の夏休み」を送れたよ。
さいごに
今回は、リアルな大学生の実態をお伝えしたよ。
リアルな実態とは言え、名古屋大学に通っているある大学生の一例であって、すべての大学に共通するわけではないよ。
大学生になって感じることは、「時間」と「お金」に関する「自由度」がとても増すということ。
自分次第でどんなことでもできてしまうからこそ、どこでその期間を過ごすかはとても大切。
自分の目指す大学を改めて確認して、残りの短い期間のブーストをかけてね!
<この記事を書いた人>
名古屋大学教育学部 なーく
幸せな大学生生活もあと半年。今をかみしめながら生きてます!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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