
こんにちは!
名古屋大学のオーガスです。
今回もよろしくお願いします!
秋も深まり、旬の食べ物や紅葉など、魅力的な季節になりました。
一方で、昼夜の寒暖差が大きかったり、花粉が多かったりして、体調を崩しやすい時期でもありますね。
季節が進んでいるということは、進級や受験までの時間もだんだんと短くなってきているということですが、理科と社会の選択科目の決め方がわからないと思っている人も多いと思います。
今回はそのような皆さんに、私自身の経験を踏まえて理科や社会の科目選択のストーリーを紹介したいと思います。
私が、紹介する3つの観点を参考にして、自分に合った科目選択をできるようにしましょう!
※私が受験生だった時と今とでは科目名が異なりますので、ご了承ください。
志望校で利用可能な科目を基準に決定する!
まず、科目選択で重要なのは、自分が目標としている大学や滑り止めで受験する大学など、自分自身が受験する可能性がある大学の入試において選択可能な科目について調べることです。
例えば、私が受験生だった時を振り返ると、私は今通っている名古屋大学の工学部を第一志望校としていましたが、名古屋大学の工学部では、社会に関する受験科目の規定は緩いものの、理科に関しては、「物理」と「化学」を選択しなければならないという規定がありました。
そのため、理科に関しては、「物理」と「化学」にすぐに決定することができました。
このように、大学や学部学科によっては、受験の際に利用することができる科目が制限されていることがありますので、受験する可能性がある大学に関しては、大学のホームページで公開されている募集要項などを確認しておきましょう。
私の友人なのかには、生物や地学を選択したため、受験できる大学の選択肢が狭まってしまった人がいました。
特に、「地学」に関しては、利用不可能な大学が多いですので、よく調べておきましょう。
自分の得意科目や好きな科目を基準に決定する!
受験勉強のやる気を保つためには、その科目が得意不得意や好き嫌いを判断基準にすることもとても重要です。
やはり、嫌いな科目は点数が伸びにくいと思いますし、勉強が苦痛になって、受験勉強をしたくないと感じてしまう恐れがあります。
暗記が得意なのか、それとも論理的に考えて応用させることが得意なのか、などを判断基準にしてみましょう
私は、暗記が苦手でしたし、中学で学習した歴史が嫌いだったということもあり、社会科目に関しては「地理」を選択したいと考えていました。
また、次年度のことはおそらく皆さんもわからないとは思いますが、それぞれの教科を教える先生が誰なのかを基準とするのもいいかもしれません。
私の場合、地理の先生は、わかりやすくて楽しい授業をするという良い評判を聞いていましたし、それまでその先生の授業受けてきて、その先生の授業が好きだと感じていましたので、社会科目は「地理」にしたいと感じていました。
科目や授業の好き嫌いは今後の勉強を考えるとかなり重要だと思いますので、ぜひ参考にしてみましょう。
大学入試における有利さで決定する!
科目選択をするうえで、大学入試において有利になるのか不利になるのかを基準にすることも重要です。
例えば、私が受験した名古屋大学工学部は、社会科目を選択できたため、受験生の中には、日本史を選択している人も、地理を選択している人も、世界史を選択している人も、それ以外の科目を選択している人もいるわけです。
そのような中で、ある特定の科目が点数を取りやすかったり、逆にある特定の科目が点数を取りにくかったりして、有利だったり不利だったりする状況が生まれます。
もちろん、試験の難易度は年度によって異なりますので運の要素が強いですが、過去の結果を分析することで傾向がみられることもあります。
また、平均点だけではなく、得点分布も非常に重要です。
例えば、地理と世界史では平均点が同じだったとしても、得点分布が異なります。
一般的には、世界史は高得点者から低得点者まで幅広く分布していますが、地理は平均点付近に集中している傾向があります。
これは、地理は大失敗する可能性は低いものの、100点は狙いにくいということを意味しています。
ですので、自分自身の志望校の偏差値などを参考にして、どの科目が有利なのかを考えてみるとよいかもしれませんよ。
以上の3つの観点を参考にして、自分にとって最適な科目選択をしていきましょう!
1.志望校の利用可能な科目を基準に決定する
2.自分の得意科目や好きな科目を基準に決定する
3.大学入試における有利さで決定する
(ちなみに私は以上の観点から、理科は「物理」「化学」、社会は「地理」にしました。)
何か悩みがあれば、ぜひ先輩ダイレクトで質問してくださいね!!
<この記事を書いた人>
名古屋大工学部 オーガス
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。








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