皆さん、こんにちは!
国際基督教大学のアマリリスです。
10月に入り、やっと涼しい日も増えてきました。
この時期に入ると、共通テスト型模試、記述模試、大学別模試など、様々な模試が次々に実施されていきます。
夏休みまでの学習を本番形式で実践的に試す場としても、多くの受験生が、これからたくさんの模試を受験することになると思います。
今回この記事では、『秋から本格化する模試の受験後に意識するとよい3つのこと』をご紹介します!
【模試受験直後】受験中の感覚を振り返りながら、答え合わせをする
模試は本番に近い環境で、本番形式で実力を試すことのできる場です。
日頃の受験勉強や学校のテスト等とは異なり、模試を受けたときの感触や感覚は非常に貴重な情報となります。
問題を解いている最中に「焦りを感じた」「見直しに時間を割けなかった」などのリアルな感覚は、次回以降の模試や入試本番の戦略を考える上でも大いに役立ちます。
受験中の感覚を振り返りながら、模試の答え合わせや復習、次回以降の模試の対策を行っていきましょう。
特に受験直後の答え合わせでは、実際に解いたときの手応えと正答状況を照らし合わせながら採点することが大切です。
解いていた時の手応えと実際の正答状況には、解いた時に自信があって正解もできた、自信があったのにケアレスミス等で間違えてしまった、不安だったけれど正解することができた、解いた時にも不安で実際に間違えてもしまったなど、様々なパターンがあります。
答え合わせの際は、単純に〇×をつけるのではなく、上記の手応えと正答状況のギャップを踏まえて、細かく分析的に採点することをオススメします。
このように詳細に採点していくことで、限られた時間内でも正答率を確実に上げることのできる問題や苦手な問題パターンなどを把握することができ、次回以降の模試対策や受験勉強に効果的に活かすことができます。
【復習時】「模試復習ノート」を作成する
間違った問題や、解法がすぐに思いつかなかった問題については、1冊の「模試復習ノート」にまとめることをオススメします。
具体的には、これらの問題と解答解説をコピーして、ノートに貼り付けていきます。
ケアレスミスで間違えてしまった問題については、具体的なケアレスミスのパターンをノートにメモしておくだけでも、効果的だと思います。
このノート自体がオリジナルの"間違えやすい問題集"として機能するため、これからの模試前や受験当日にこのノートをざっと見返すだけでも、直前対策に役立つと思います。
私も模試を受験した際に、「この問題は、あの復習ノートの問題パターンと似ているな」と、解答のヒントにつながった経験があります。
さらに暗記系の問題を間違えた場合には、教科に関係なく、間違えた暗記事項を1枚の紙にメモしていきました。
そのまとめたプリントは目に入りやすい所に貼って、折に触れ確認できるようにすることで、自然に定着させていくことができました。
効率よく模試の復習を行うことで、実力アップにつなげてほしいと思います!
【成績返却後】模試の結果に一喜一憂しすぎない
最後に、模試の成績返却後、模試の結果に一喜一憂しすぎないことを大切にしてほしいと思います。
私もそうでしたが、模試の成績が予想より悪かった時などは、焦りや不安を感じ、落ち込んでしまうこともあると思います。
それでも必要以上に落ち込みすぎず、"受験本番前に新たな問題パターンを知ることができ、プラスαの演習ができた"と前向きに捉えて、その時の模試の経験を次回以降の学習や受験に活かしていきましょう。
まだ入試本番までは時間があります。
模試の結果はあくまで今後の学習の材料と捉え、さらなる実力向上につなげていくことを大切にしてほしいです。
まとめ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今回の記事では『秋から本格化する模試の受験後に意識するとよい3つのこと』をご紹介しました。
この記事が皆さんの受験勉強の一助となれば幸いです。
今後、もし何か気になることなどがあれば、ぜひ「先輩ダイレクト」も利用してみてください。
これからも皆さんのことを応援しています!!
<この記事を書いた人>
国際基督教大 アマリリス
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。