
みなさん、こんにちは!
愛知大学文学部のしゃおです。
今年は秋がほとんどなかったですね...。急に寒くなりましたが体調を崩してはいませんか?
受験生のこの記事は体調管理にも気を使う時期。あたたかくして過ごしてくださいね!
今回の記事では、直前期のこの時期にやるべき「総復習」の方法をお伝えします。
優先すべき範囲を見極める
過去問から"出やすいところ"をつかむ
受験が近づくと焦りが増し、「全部を総復習しなきゃ」と思いがちですが、この時期の学習では、まず「何が出るのか」をはっきりさせることが重要です。
志望大の過去問を数年分並べて
・現代文では問われ方の傾向
・古典では文法や語彙
・英語では長文のテーマや文法項目
・政経では制度の基本構造
など、繰り返し登場する分野を見極めてみましょう。
こうした頻出部分こそが、総復習の中で最優先して取り組むべきところです。
一人で見ていてもわからないときは、進路指導の先生などに相談しながら傾向を掴んでいくのもオススメです。
基礎は最初に固める
特に古典文法、英語の基礎文法、政経の制度理解のように、基礎が抜けると大きく点が落ちる分野は、最初の段階で必ず押さえておきたい部分です。
総復習というと広い範囲を眺めたくなりますが、まずはこうした基礎を固めることが安定した得点につながります。
科目別に効率よく復習する
国語:根拠をたどり、古典を固める
国語の総復習で意識したいのは、現代文では「根拠を明確にすること」古典では「語彙と文法を即答できるくらいに覚えること」です。
現代文は、過去問を少し短い制限時間で解き、解いた後に本文のどの部分を根拠にしたのかを自分の言葉でたどり直すと、読解力がぐっと安定します!
誤答を「なぜ違うのか」まで説明できると、設問の読みもさらに詳しくなりますね。
古文においては、単語と文法が得点の要となります。
毎日数分の単語確認や、苦手な助動詞・敬語の集中復習を続けることで、古典は大きく伸ばせます。
英語:長文の理解を可視化し、基礎文法を反復
英語は長文の復習方法が大きなポイントになります。
段落ごとに要約を作ると、文章全体の流れがつかめ、理解のズレも一目でわかります。
本文中で知らなかった単語や表現は小さなリストにまとめ、自分専用の間違えた単語を積み上げていくと復習にとても効果的です。
文法は新しい問題集に手を出さず、一冊を繰り返し、間違えた番号だけを重点的に解き直すのが最も効率よく力がつく方法です。
不安になると新しい参考書を買いがちですが、一冊を極めることを目標に取り組んでみましょう!
政治・経済:知識を流れで整理する
政治・経済は、制度や仕組みの理解を流れでつなげながら復習することで、短期間でも整理できます。
財政から予算、国会の流れ、景気と金融政策の関係などを簡単な図にしながら確認すると、単なる暗記ではなく「知識」として定着しますよ。
グラフ問題は、まず縦軸と横軸が何を示しているのかを把握する癖をつけると、読み違いが一気に減ります。
単純な暗記で苦手意識を持つ方も多い方もしれませんが、気負いすぎずコツコツ取り組みましょう!
おわりに
総復習の目的は、全範囲を完璧にすることではなく、「試験で確実に取れるところ」を取り切れる状態に仕上げることです。
出題されやすい範囲を優先し、過去問を軸にしながら、基礎固めと知識の流れを重視する。
焦らなくても、残り時間でも十分に得点は伸びていきます!!
不安が大きい時期ですが、焦らず、やるべき場所をしっかり押さえながら進めてみてくださいね。
不安なことがあれば、なんでも先輩ダイレクトで相談してください。
みなさんの受験勉強をこれからも応援しています!
<この記事を書いた人>
愛知大 しゃお
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。








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