こんにちは!
名古屋大学法学部のサンライズです。
高校時代は、山岳部や書道部などいくつかの部活を掛け持ち、同時に生徒会役員としての活動もしていました。
得意教科は世界史と英語、苦手教科は数学でした。
今回もよろしくお願いします!!
今回は、「テスト直前、1点でも伸ばすための追い込み勉強法」がテーマです。
忙しい高校生活、テスト前は部活が休みになるなど「普段よりは時間がある」という人も多いかもしれませんが、それでも勉強に割くことができる時間は限られていますよね。
それに、いよいよテスト直前(3日前~当日くらい)にもなってくると、「間に合わないかも...」と焦りも出てきて、プレッシャーも強くなってくるのではないでしょうか。
僕自身、テスト直前の「追い込み勉強」にはあまり良い思い出がありません。
が、「こんなことを意識して勉強すれば、テストでの得点を1点でも伸ばすことに繋がるのでは」と思う勉強法を、ここからご紹介していきます。
いざという時の処方箋として、役立ててもらえたらうれしいです。
最後の数日:「何から手をつけるか」を決める!
勉強の優先順位を意識することはいつも大切ですが、いよいよ時間がなくなった直前の追い込みの際には、特に意識すべきだと思います。
時間がないときは割り切って優先度の低い勉強を後回しにする、言い換えれば「最悪、間に合わなくても仕方ない」と考えることも必要です。
だからこそ、「限られた時間を配分すべきは何か」をきちんと決めることが重要だと思います。
優先順位の決め方も一つではなく、
・自信のある科目の勉強を優先して得点を上乗せする
・逆に、自信のない、あるいは勉強が特に間に合っていない科目の勉強を優先して、「最低限の得点」を取ることを目指す
・暗記科目は前日にまとめて詰め込む
などなど、いろいろな考え方があると思います。
僕自身は、「前のテストで得点が低かった科目」は、得意苦手に関係なく、追い込みもきちんと行っていました。
学期末の成績のことを考えると、「2回連続で点数が伸び悩む」ことは避けたいと思っていたからです。
そういった条件がなければ、僕の追い込み勉強は「苦手、あるいは勉強が間に合っていない科目」を優先し、もし結果的に時間ができれば、得意な科目も勉強する方針だった記憶があります。
ここで重要なのは、「どんな方針でもよいので、とにかく『何から手をつけるか』早く決めて、一刻も早く取りかかる」こと。
直前のタイミングでは、迷っている時間があったらとにかく勉強するのがベスト!
テスト目前の追い込み期間(テストの2~3日前)になる前に、「直前の勉強は〇〇を進める」などと大まかな方針を決めておくのもいいかもしれません。
直前期は、自分が決めた勉強に集中できるような割り切りを意識して、少しでも多くの時間を何らかの学習に割くことができるように工夫しましょう!
テスト当日:見直しツールを持っておく!
僕は、追い込み勉強の中身については、「何をどのようにやってもよい」と思っています。
何が出題されるかわからない以上、本番で「1点でも多く取れそう」だと思えることをやって、結果的にうまくいくことを祈るほかないからです(悲観的ですみません)。
そうは言っても、より「本番に繋げやすい」追い込み勉強法も、ないわけではありません。
というわけで、ここではテスト本番に繋がる(と僕が考えている)コツをご紹介します。
それは、勉強しながら「テスト当日に見直したい箇所」をわかりやすくしておくこと。
個人的な経験として、追い込み勉強で触れた内容はそうでない内容に比べて、(焦っているからか)頭に入りきっていないことが多かったです。
せっかく直前に詰め込んだつもりでも、テスト本番で頭に入っていなければ意味がない。
というわけで僕は、「テスト直前に見直して、なんとか頭に残しておきたい内容」をあらかじめチェックし、そこがわかるように目印をつけていました。
具体的には、覚えたい箇所にチェックを入れたり、該当箇所のページの端を折っておいたりして、「テスト直前に見直したい厳選ポイント」を明確にしていました。
目印をつける箇所は、「最低限のノルマ」としてテスト本番まで頭に残しておきたい部分に絞り、テストの日の通学時間やテスト前の休み時間にサッと見直します。
あまり褒められたことではないですが、あくまでも目の前のテストの答案用紙に答えを書くまで、自分の頭に知識をストックしておくことだけを考えて、こうした方法を使っていました。
とりわけ、地歴科目の用語、英単語や古文単語といった「最低限、言葉を頭に入れておくだけでも得点できる可能性が高い」内容であれば、この方法でテスト本番の得点を少しでも上乗せ可能なのではないでしょうか。
もちろんこれは、「テスト当日だけを見据えた手段」という側面が強いです。
理想を言えば、要点を厳選しなくても、テスト範囲の内容を全体的に理解できている方がよいに決まっています。
ただ、テスト直前になれば「なりふり構わず」点数を稼ぐことも必要です。
少なくとも、テスト当日に「何も見るものがない」などと手持ち無沙汰になるよりは、サッと必要最小限の内容を確認できるものを手元に持っていると、心強いと思います。
テスト当日の細かな空き時間などを上手に活用して1点でも多く積み上げられるよう、準備をしておきましょう!
まとめに代えて:普段の勉強が追い込みに活きる!!
追い込み勉強をトピックに書いてきましたが、どうしても強調しておきたいのは、「追い込みがうまくいくのは、普段の積み重ねがあるときだけ」ということ。
勉強の優先順位を考えるにしても、「覚えておきたい箇所」に目印をつけるにしても、普段の積み重ねがなければあまり効果的にはならないでしょう。
いくら追い込み勉強を頑張っても、普段の勉強を越えるパフォーマンスをテストで発揮するのは至難の業です。
ここでいう「普段の積み重ね」は、何も特別な勉強のことではありません。
あくまでも「普段の授業だけは、きちんと聞いておく」程度のこと。
授業では、先生が「何が重要な知識なのか」「最低限、頭に入れなければならないことは何か」を話しているはず。
そうした内容を、メモするなり目印をつけるなりして振り返りやすくしておくだけでも、時間のないテスト直前の追い込みの際にとても役立つはずです。
どんなに部活などの課外活動が忙しくても、授業の時間は、全員に平等に保障されています。
だからこそ、その時間を「テスト直前の追い込みまで見越して」充実させることが非常に大切になるというわけです。
そんなふうに日々の授業を大切にしつつ、もし「テスト直前で時間がない」場面があったら、ここまでに紹介してきたことも参考にして、追い込み勉強に取り組んでみてください。
たとえテストに出題されなくても、勉強したことに無駄はない。
皆さんの「テスト直前・追い込み勉強」がいつか必ず実を結ぶことを祈って、応援しています!!
<この記事を書いた人>
名古屋大・サンライズ
ひとこと:追い込み勉強も良いですが、睡眠時間は必ず確保してくださいね。寝不足こそ、テストに臨む皆さんの最大の敵ですよ...!!
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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