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【名古屋大】過去問対策で意識すべきポイントは、これだ!!

  • 志望大
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この記事を書いた人

名古屋大 法学部  サンライズ

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こんにちは!

名古屋大学法学部のサンライズです。

高校時代は、山岳部や書道部などいくつかの部活を掛け持ち、同時に生徒会役員としての活動もしていました。

得意教科は世界史と英語、苦手教科は数学でした。

今回もよろしくお願いします!!

今回の記事のテーマは「過去問対策の進め方」。

この時期、過去問を中心に、より入試本番に近い実践的な問題演習に取り組むようになったという人が多いかも。

様々ある実践的な対策の中でも、やはり「過去問対策」は、受験勉強の要と表現してもいいでしょう。

共通テスト・個別試験を問わず、「どんな傾向の出題がされるのか」を知って勉強しておくことは、志望校合格に欠かせません。

「効率よく・効果的に」過去問対策ができれば、合格をグッと引き寄せられると思います。

ここからは、僕が過去問対策の際に意識していたことを、3つのポイントに分けてご紹介します。

皆さんの過去問対策の参考になれば嬉しいです!

「分からない」ことを恐れない!

最初のポイントは、「分からない」問題に出会っても、それを気にしすぎないこと。

過去問を解いていると、必ず「分からない」問題に出会います。

選択式の共通テストはともかく、個別試験の勉強などでは、解答の方針が立たず「解き始める」ことすらできない...なんてことも、あるかもしれません。

僕自身もそうでしたが、「志望大学の過去問なのに、まったく分からなかった」と、焦ったり落ち込んだりしてしまうこともあると思います。

でも、この「分からない」に出会うことこそが、過去問を解いている大きな意味だと、僕は思っています。

それは、「分からない」ことを「分かる」に変える作業を通じて、より「本番に近い問題を解くための実践的な知識」を身につけることができるからです。

「分からない」問題に出会っても、あまり焦る必要はありません。

「これが本番じゃなくて良かった」と思って、「分からない」を「分かる」に変える作業に集中しましょう。

具体的には、過去問の解説などを読んで、

・解答の方針は、どのような点に注目して立てれば良かったのか

・自分が「どこまでは正しく考えられていたのか」

・勘違いしていたり混同していたりした知識はなかったか

といった点について、改めて丁寧に振り返るのが大切。

こうした勉強を通じて、少しずつ、「分からない」問題を「分かる」に変えていきましょう。

場合によっては、基礎的な内容に戻って復習することも大切です。

すべては「次は『分かる』ようにする」ための作業。

時間の許す限り、知識を補強しておきましょう。

もし時間が作れそうなら、少し間隔をおいて、もう一度同じ問題に取り組んでみるのも実力アップに繋がると思います。

とはいえ、時間は有限なので、いつも再チャレンジの余裕があるとは限りません。

だからこそ、一度「分からない」問題に出会ったときには、すぐにそれを「次は『分かる』ようにする」ためのステップに変えることが、とても重要。

「分からなかった」ことを気にしすぎることなく、「次は自力で正解する!」と切り替えて、本番にまで活きる学習を積んでいきましょう!!

同じ間違いを繰り返さない工夫を!

「前にも同じような間違いをしちゃったな...」。

皆さんは、過去問を解いて答え合わせをしているときなどに、こんな経験をしたことがありませんか?

僕自身、「前にも同じような問題で、同じような間違いをしてた...」と悔しくなった経験が少なくありません。

そんな経験から、「同じような間違い」を繰り返してしまっていたら要注意!!ということを強調したいと思います。

先ほど、「『分からない』問題に出会ったら、『次は分かるように』勉強しよう」と書きましたが、それとも強く関連することです。

というのも、「次は分かる」ということは、「同じ間違いを繰り返さない」ということだから。

せっかく過去問に取り組む段階で自分の「分からない」に気づいていたのに、それが本番でも「分からない・正答できない」ままでは、あまりにももったいない...。

というわけで、過去問を解いて振り返りをする作業とセットで、ぜひ「同じ間違いを繰り返さない」工夫をしてみてください!

僕が実際にやっていたことを簡単にご紹介します。

①手帳サイズのノートを用意する

②過去問を解いていて「分からなかった」点や忘れていたことを簡単にメモしておく

③ノートを常に持ち歩いて、少しでも時間があったら「自分の間違いから得た、正しい知識」を復習する

この方法は、とくに暗記事項の多い科目(地歴公民など)の復習で効果が大きかったように思います。

ただ僕自身は、自分が忘れやすい数学の公式や定理・古典単語・英単語なども、科目ごとにノートを分けて書きとめておき、常に復習していました。

やり方は人それぞれ、最も勉強しやすい方法で良いと思いますが、とにかく「同じ間違いを繰り返さない」ためにどのような工夫ができるか、考えて実践することを強くオススメしたいです。

最初は長い道のりに感じられるかもしれませんが、徐々に「同じ間違いをしにくくなっている」実感も出てきます。

地道に続けていきましょう!

「昔→最近」がオススメ!

最後は、ややオマケのお話。

「過去問を、どこから始めるか問題」です。

身も蓋もないことを言うようですが、僕自身は「どこからでも良いから、考えている暇があったら問題を解く」スタンスでした。

ただ、強いて言えば「昔の問題を最初に解いて、徐々に最近の年度の問題を解き進める」ようにしていたかなと思います。

理由は簡単で、「最近の傾向の問題を、なるべく入試が近くなってから解きたい」と思ったから。

体感的に、例えば「10年前の問題よりも、ここ2年くらいの問題の方が入試当日の出題傾向に近い」ような気がします。

つまり、最近の問題の方が、より当日の出題形式に近い問題だと考えられます。

僕は、本番に近い形式の問題を本番が近づいてから解くことで、当日も焦ることなく問題に取り組めるのではないかと考えていました。

だから、「昔(例えば10年前)の問題から先に解き進めて、入試が近くなってから最近の問題の過去問に取り組む」ようにしていました。

このあたりの取り組み方については、学校の先生など、より説得的なアドバイスをくれる人がいたら、その人の意見を参考にしても良いと思います。

「絶対、こうしないといけない」という取り組み方があるわけでもないので、あまり細かい点にこだわらず(他人の言うことに惑わされすぎず)「自分なりの方針」を決めて勉強していけば良いのではないでしょうか。

まとめ:過去問対策は粘り強く!!

過去問を解いていると、分からない問題に出会うことも少なくありません。

入試本番が迫っているなかで、どうしても焦りが出てくることも...。

でも、いま皆さんができることは、目の前の過去問に取り組んで自分の知識の弱点をみつけ、「次からは正解できるように」知識を再定着させること。

焦る気持ちは分かりますが、絶望している暇はありません。

1つでも多くの問題を解き、1つでも多くの知識を蓄え直して、本番へ向かう自信をつけましょう。

地道な作業ですが、だからこそ、粘り強さが必要なのが過去問対策。

今回ご紹介したポイントも踏まえながら、自分に合う過去問対策のスタイルで、着実に勉強を進めていってください。

応援しています!!

<この記事を書いた人>
名古屋大・サンライズ

ひとこと:季節の変わり目、少しずつ寒くなっていく時季。生活習慣を乱さないよう、睡眠時間には特に気を配りましょう。何よりも、健康第一です!!

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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