皆さんこんにちは、九大教育学部のたこたこです。
夏休みも終盤に差し掛かり、受験勉強にも一層熱が入っている頃ではないでしょうか?
そして、夏休み前に受けた模試の結果が帰ってくる頃でもあるでしょう。
結果を見て、「思ったより成績良くなかったなぁ」と感じ勉強法を考え直している人も多いかと思います。
今回は、「長時間の受験勉強を無駄にさせない!成績をさらに上げるための切り替え学習法」を3点に分けてアドバイスしていきます。
教科ごと...ではなく受験勉強全体で使える方法なのでどんどん活かしてください!
①インプット中心→アウトプット中心
インプット中心の勉強をしていると思うならば、ぜひアウトプット中心に切り替えましょう!
「インプット→自分の中に知識を取り入れる(暗記)」「アウトプット→自分の知っていることを使って問題を解く(問題演習)」とどちらが欠けていてもよくありません。
ただ、知識を活かして問題を解くのが入試なので、私はアウトプット中心で勉強することをお勧めします。
例えば1日8時間勉強する場合、私が受験生のころは暗記物の勉強は1時間もかけずに、5時間は問題演習、2時間半をやり直しに時間を割いていました。
問題演習を多めにして、やり直しをするときに覚えていなかった内容をついでに覚えられるように勉強していました。
単語を覚えるだけといったよくあるインプットだけの勉強時間を短くして、そのぶん問題を解いて知識を使う場面を増やすのは効果的だと思います!
②長時間かけて問題を解く→時間制限かけて問題を解く
受験勉強中、「難しい問題や過去問を解き切りたい」と思い、めっちゃ時間をかけて問題に取り組んでいたことはなかったですか?
確かに、問題を解き切る力を身に着けるのは大事。でも、入試本番は基本的に時間制限がありますよね。
これから問題演習をする際は、タイマーを用意して勉強することを心がけましょう。
過去問を解く際は試験時間に合わせて、問題集の場合は目安の時間が載っていると思うのでそれを参考に計りましょう。
熟考することで得られる経験もあると思うので、必ずしも「制限時間を超えて解くな」というわけではないです。
ただ、時間内に自分の出せる回答を紙に残す練習というのは本番できっと役に立ちます。
③やり直しをなんとなく→自分だけの参考書に
問題を解いて、丸付けをしたあとにやり直しをすると思いますがその方法がとても大事。
せっかくやり直しをする労力と時間をかけたのに「なんとなく解説を読んでわかった、答えがわかった」だけではもったいないです!
同じ間違いを繰り返さない、間違った問題から新たな知識を得ることがやり直しの意義ではないでしょうか。
私が受験生のころに実践していたのが「備忘録」の作成です。
A5のノートを用意して、その中に間違えた内容や知らなかった事柄をメモの様に書き溜めていました。
すると、知識の定着だけでなく受験本番前にそのノートを見直すことができます。
自分の間違えた、苦手な内容が詰まった自分オリジナルの参考書を作れるというわけです。
綺麗にまとめなくても、1分でパッと書いておけば見直せるので負担は大きくないはず。やってみましょう!
アドバイスは以上になります。大事な点は
・インプット中心からアウトプット中心の勉強をしよう。
・タイマーで時間を計り、その中で回答を作る練習をしよう。
・覚えていなかったことをA5ノートにまとめ、受験本番前に見直しできる備忘録を作ろう
です。多くの時間をかける受験勉強の成果を上げるためにも覚えてくださいね。
この時期は受験勉強で疲れる上に暑い日が続くのも相まって体調・メンタルを崩しやすい時期です。無理をせずできる範囲で頑張っていきましょう。
また、勉強法やスケジュール管理などでわからないことがあれば他の記事もぜひ読んでください。
受験生の皆さん、応援しています!
<この記事を書いた人>
九州大 たこたこ
※この記事は、記事公開日時点の情報をもとにしております。
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