夏休みも終盤に差し掛かる今日この頃、勉強は満足に進められているでしょうか?
とりあえず頑張ってはいるけど、配点が高い個別試験の問題は全く解けなくて焦っている...
個別試験対策って何をしたらいいかわからない...
そう思う人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は「夏の今からできる個別試験対策!」をお伝えしていきたいと思います!
夏の個別試験対策の位置づけ
本番レベルの問題は解けなくて当然
ここではまず、夏に行う個別試験対策の捉え方について、はき違えてほしくない点をお伝えします。
個別試験は基礎を問うような試験ではなく、各大学の特色に合わせた、複雑で応用力が問われる試験である大学がほとんどだと思います。
なので、「夏の時点で本番レベルの個別試験を解けるようにすることは無理!」と割り切ってしまうことが重要です。
まだ夏の時点で本番レベルの問題が解けるほど、個別試験は甘くありません。
自分の志望校の過去問集を眺めてみたり、合格への100題で実際に少し解いてみる中で今の自分との距離を認識することで勉強のモチベーションの起爆剤にする程度が、この時期の個別試験問題への正しい向き合い方だと思います。
大事なのは基礎の積み重ね!
どんなに難しい応用問題も、蓋を開けてみれば基礎力の積み重ねで解くことが出来ます。
基礎力完成が目標として謳われる夏休みの終盤の今行うべきなのは、固めた基礎力を実践してみることを目的に据えて応用問題を解くことだと思います。
無理をして本番の二次試験問題を解くのではなく、あくまで基礎力養成の一環として、夏の二次試験対策は捉えてほしいと思います!
具体的な対策
二次試験の科目は各大学で異なりますが、ここでは多くの人の二次試験の科目で共通しそうな、英語についての対策をお伝えしていきます!
英文解釈の完成度を高める
英語の基礎固めと言えば、英単語・熟語の暗記、文法の確認、早く正確に内容を把握する力を養う、などがあげられると思います。
それを生かしつつ、時間をかけてじっくりと複雑で難解な英文解釈を行うことが、基礎力完成及び二次試験対策として効果的だと思います。
二次試験の英語でスピードも必要なのは言わずもがなですが、共通テストなどの基礎的な問題と異なる点は、問題の難易度が上がり各問題にかけなくてはならない時間が延びることです。
進研ゼミの「合格への100題」や、応用向けの参考書、自分の志望校よりも少しレベルが低い大学の過去問などを使って、練習しましょう。
その際は分詞構文が使われているのか関係代名詞で修飾されているのか、修飾されているとしたら修飾節に当たるのはどの部分か、のように使われている文法について詳しく分析することが大事です。
問題になっている英文をSVOCに分けてみたり、どの部分にどの文法が使われているのかを分析しましょう!
焦って闇雲にするのではなく落ち着いてよく見て分析して方針を立てることで格段にやりやすくなると思います。
終わりに
上述にもありましたが、二次試験も基礎の積み重ねです。
決して焦らずにできることを見極めて段階的にステップアップしていきましょう!
質問があったら先輩ダイレクトを活用して、たくさん質問しましょう!
<この記事を書いた人>
一橋大 ゆいばん
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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