いよいよ夏休みが始まりますね!
この記事は、受験勉強と部活動をギリギリまで両立したい、そんな頑張り屋さんのあなたに届けたいと思います。
サッカー部、陸上部、吹奏楽部、ラグビー部...夏や秋の大会まで残ることを決めた高校生の皆さんを、私は全力で応援します!記事の中で、当時の実際の私の時間の使い方スケジュールの写真があるので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
受験において勉強時間が減るのは圧倒的に不利にはなります。
ただ、部活動を引退した受験生が、その時間をすべて勉強に費やしているかというと、実はそうでもありません。それに、部活動を続けているからこそ得られるメリットもあります。
それは、強制的にメリハリのある生活を送れるということです。これは案外大きな強みになります。
そこで、戦略は、この2つを柱とします。
部活あり受験生が夏を制する2大戦略!
① 限りある時間を最大限に勉強へ充てること
② 勉強時間を最大限に質の高いものにすること
この2つをどのように実現するか。今回は、高校3年生の10月まで陸上部で駅伝を走り、現役で医学部に滑り込んだ(?)私の、実際の夏休みの過ごし方をもとに、とっておきの勉強法を皆さんにお伝えします。
部活あり受験生のための夏休み攻略術3選!
部活動引退後も見据えた長期計画を立てましょう!
まずはめっちゃ普通のこと言ってますが...
これはは本当に大切なことです。
受験勉強は、終わりが見えないと本当に苦しくなります。
漠然と「頑張らなければ!」と思っていても、なかなか集中できなかったり、不安になったり...。
しかし、部活動引退後まで見据えた長期計画を立てることで、やみくもに努力するのではなく、「この時期にはこれをここまで終わらせる」と計画的に進められている実感が持てます!
無駄な不安を感じずに済みますし、モチベーションも向上します。
「今、自分は着実に前に進んでいる」と思えるだけで、日々の大変さが大きく変わってきます。あと、私の場合は夜寝られるようになりました!
まずは大まかで構いませんので、秋以降を見据えた全体像を描いてみてください。目安は1か月単位ですね。
1週間の時間割で「いつどこで何をやるか」を完全に見える化!
「勉強せな...何からしよっかなー?」と迷っている時間、いっちばんもったいないです。
そうならないために、1週間の時間割を具体的に作成しましょう。「練習前は学校の自習室で数学の基礎問題集を30分」「部活動が終わったら図書館で英語の長文1題」のように、どこで何をどれくらいやるかまで具体的に決めるのがポイントです。
こちらが当時のスケジュールです。写真で残っていたのが、夏休み明けの学校が始まってからしかなかったのですが、イメージはこんな風に勉強できる時間を見つけていくイメージです。白で隠して居る部分には、勉強場所を書いています。
水色が勉強できる時間、紫が練習できる時間です。完璧にこの通りには動けていませんでしたが、勉強時間を可視化するのにとても役立っていました。
さらに、移動時間を最小限に抑えられる場所を設定することも大事。集中できる場所を複数持っておくと、気分転換にもなりますし、どこか一つが使えない場合でも対応できるのでおすすめ◎
図書館、自宅、学校の自習室など、自分にとって最適な集中スポットを見つけてみてください。
また、私はこの時間割は家族にも共有しておくことで、お互いにストレスフリーに関わりやすくなったほか、宣言することで気合を入れていました。
とにかく、考える時間や迷う時間を徹底的に減らし、勉強に集中できる環境を整えましょう。
勉強開始1分で「ゾーン」に入る集中術をマスター!
ここまで書いた通り、部活動との両立組にとって、勉強時間の確保は本当に大変。
だからこそ、その限られた時間を最大限に有効活用することが非常に重要になります。
ここで鍵となるのが「勉強開始1分で最高の集中状態に持っていく」という意識です。
例えば、もし15分しか勉強時間がなくても、最初の1分で一気に集中モードに入ることができれば、残りの13分間は最高濃度の勉強ができます。
しかし、もし集中するのに5分もかかってしまったら...最初と最後に5分ずつ集中が途切れてしまい、実際に集中して勉強できた時間は、たったの5分になってしまいます。これではあまりにももったいないですよね。
ですから、勉強を始める時は「よし、やるぞ!」という気持ちをグッと引き締め、一気にギアを入れる意識を持つようにしていました。
タイマーをセットして、スタートと同時に問題に取り掛かる、などルーティーン化するのもあり。そんなふうに、物理的な行動とメンタルを同時にスタートさせるイメージです。慣れてくれば、短い時間でも深く集中できる力がついてくるはずです!
この1分で集中力を挙げる力は、部活動で鍛え上げたものが効いてきます。
みんなはそれが得意なはず!!!
まとめ
あれ、こんなことに挑戦する自分、めっちゃかっこいいのでは?って気づいてきましたか?
この夏、部活動をするのは本当に苦しいこと。でも同じ経験をした私は、ここでしか得られない経験になったという自負があります。
みんなも自分を褒めて、鼓舞して、たまには休憩も遊びもして(高3の夏、ちゃっかり花火くらいはしてました)、人生濃くしていきましょ!!
何か困ったことや、もっと聞きたいことがあれば、いつでも気軽に相談してくださいね!
<この記事を書いた人>
神戸大 のい
この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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